【胸キュン】今でも覚えている！あの女の子のささやかな嘘

サードプレイスをつなぎ、拡げるコネクターを目指している安斎輝夫です。

今、中年のおじさんが、胸キュンをするような場面は少ないですが、ふと思い出したエピソード。あの女子のささやかな嘘を、今でも覚えています。

 

「え？知らないの？転校したんだよ！」

この嘘の話は、私の大好きだった女の子と彼女の親友に仕込まれた話です。（面白くなかったら、ごめんなさい）

 

中学1年生当時のエピソードです。

毎日、話をして、時間を過ごせることが楽しくて仕方ありませんでした。

 

ある日、その子が学校を休んだので、その女の子の親友に

 

「なんで、休んでの？風邪でも引いたのかな？」

 

と尋ねたところ

 

「え？知らないの？転校したんだよ！」

 

と言われて、頭の中が真っ白になりました。

 

何も知らされていない。お別れもできなかった。

 

なんでだ、なぜだ！どこに？ええ〜〜〜

 

少年だった私は大パニックです。

 

「そ、そ、そうなんだ。」

 

ハンパない落ち込みように、その子の親友はビビったそうです。

 

その１日がどんだけ、ひどい落ち込みようだったことか、わかります？

 

全部がスローモーションに見えて、涙が溢れそうで、脳みそがグルグル回るような感覚。

 

クラスメートだったわけで、転校の話を先生もしないはずはないのです。

 

冷静に考えれば、アホな自分を笑ってしまうのですが、当時は大変なことでした。

 

手紙を書こうか、電話をかけようか、悶々と悩む

学校から帰宅した後、宿題もやらずに、悶々と過ごしたようです。

 

あの子に手紙を書こうか、何を書けばいいんだろう。

 

いや、声が聞きたいから、電話をかけようかな、番号がわからない。

 

当時は家電（家の固定電話のこと。子機もないと、だいたい家族に繋いでもらえない）ですから、電話をかけるのも大変な勇気が入ります。

 

そもそも、なんで、一言も言わずに去ってしまうんだろう。

 

思い悩んで、夜中まで眠れませんでした。

 

翌日、普通に学校で会う！

当然ながら、その好きだった子と親友が私についた嘘なので、翌日、バレるわけです。

 

だって、二人仲良く登校してくる姿が視界に入るわけですから。

 

「あれ？お前！転校したんじゃねーの？」

 

まあ、純粋な少年な私は、こんなことを口にしたようです。

 

「何言ってんの？家の都合で休んだだけだよー！引っかかったなー」（笑）

 

悪い女子二人組です、ほんと。

 

からかわれたのがショックでしたが、また、その子と過ごせる日常が幸せな日々でした。

 

ほんと、ささやかな嘘って困りますよねー。

 

人生で誰だって、嘘をつきます。

 

人を傷つけたり、人生を左右してしまうような嘘もあれば、今回のように思い出すと甘酸っぱい気持ちが記憶に蘇るような嘘もあります。

 

嘘の程度は色々ありますが、やっぱり、人を貶めるような嘘はやめましょうね。

 

※今回は、当時の私の日記が発見されたので、間違いのない事実です。（苦笑）

 

 

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