ゴール設定を間違えないで突き進め!人生は超・長距離走だから

100メートル走を駆け抜けるとしたら、どこにゴールと捉えていますか?

まさか、100メートルぴったりだと考えていませんよね。

プラス20メートルぐらい走り抜けないとゴールじゃないです。

人生において、何かを始める以上、終わりのゴールは誰もが設定します。

それって、適切なものになっていますか?

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ゴールを間違えると絶対に失速、頓挫する!

自分が目指すゴールをどこに置くのかという話です。

サラリーマンならば、部長になりたいと思い描いたとしましょう。

それがゴールで合ってますか?

部長として何をやりたいのか、という先のことまで考えてゴールを設定していない人を見かけます。

こういうケースだと、運よく、部長になれても、そこで終わります。

確実に失速してしまいます。

だって、部長になった後のことを何も考えていないから、当然なのですが。

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そもそも、ゴール設定を間違うと、実はスタートだったという話はいくらでもあります。

受験勉強をして、有名校に合格したいと思って頑張る生徒や学生たち。

もちろん、その合格に向けた頑張りは無駄ではないものの、そこにゴールを置くと、そのさきが止まります。

入学してから何をやるのかが見えていないと、ブレーキがかかるのです。

プロセス重視のゴール設定にするから間違える

現在、ゴールという成果に対する評価に偏らず、プロセスを重視していこう流れは、ビジネス、それ以外の分野でも広がり続けています。

確かに、プロセスを無視されたら、日々の頑張りが無視されたようでたまらない気持ちになるのでしょう。

でも、あくまでも、ゴールに到るまでの流れとしてのプロセスです。

ここで、ゴールをクリアにわかりやすく手前に設定してしまうと、明らかにゴールで得られる達成感でブレていきます。

結果、燃え尽きてしまい、失速、頓挫していくのです。

有名私立中学受験と甲子園の夢を抱えた友達と金メダリストの話

私の友達の例として、昭和の終わり頃の話をさせてください。

彼は、甲子園に出場したいという強い夢を抱く少年でした。

そのために、甲子園常連校の有名私立中学に入る道を選択して、必死に勉強して、無事に合格しました。

今ほど、中学受験熱がない時代ですから、私は、彼の頑張りが奇異に感じました。

甲子園に出場した後、プロ野球の選手になるという話は考えていなかったのです。

18歳で終わる夢。

彼は、その後、不遇な道を歩みます。硬式野球部には身長が低いことで入れてもらえず、軟式野球部に入って活躍したものの、そこがピークになりました。

エスカレーターのはずの未来は訪れず、大学進学でも不遇を味わい、今も元気にいきているようですが、彼はゴール設定を手前においてしまったのではないでしょうか。

人生は、その先も長く続いているのですから。

1992年のバルセロナ・オリンピックの競泳女子200m平泳ぎで金メダルを獲得した、岩崎恭子さんの名言を覚えていますか?

「いままで生きてきたなかで、いちばん幸せです」

彼女は、次のオリンピックでメダルを目指すために参加させたメンバーだったと言われています。

14歳で本人も予想していなかった、金メダルをとって発した言葉。

人生はその先も続くのに、ピークが突然やってきたことを、人生で一番と言い切りました。

その後、彼女の人生が幸せかどうかは、本人の考える話ですが、伝え聞く限り、ハッピーなのかはわかりません。

もちろん、スポーツ、受験などに限らず、一つの目標としてのゴール設定は大事です。

ただ、盲目的になって、たった1つのゴールに突き進むと、その先が停滞するのは事実です。

本当のゴールの設定を見誤るな!ずっと先で構わない!

ゴールという言葉をミッションと言い換えてもいいのかもしれません。

数値化できるゴール、わかりやすいゴールだけに固執すると、結局、成し遂げるものが低くなるか、短期間で頑張りすぎて燃え尽きてしまうのです。

だからこそ、私は、ゴール設定を見誤ってはいけないと、人にも伝え、自分自身も肝に銘じています。

目指すゴールはずっと遠くて構わないのです。

短期的に無理をする必要もないし、ゴールの先の先まで見据えて生きるのが良いのです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。