人間は元気で生きているうちは、どんなことがあっても乗り越えてられるような気がしているもの。
日本人の2人に1人が、がんにかかると言われる時代に、治療を経て生き続けるにはどうすればいいのか。
ドラマや書籍では伝わらないのは、リアルながんサバイバーの話を聞く機会が少ないからではないでしょうか。
今回、このテーマを設定するのが、サードプレイス・フェスに適切なのか、という悩みはありましたが、社会起業家の磯部一郎さんの生き様と闘病の日々の中から、伝わるものがあるはずと信じて、「がんサバイバーのチャレンジ」というテーマで語ってもらいました。
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とてつもない戦いを続けている磯部一郎さんにしか語れない話がある
磯部一郎さんと出会ったのは、中央区100人会議だったことを覚えています。
不思議なほどオーラを持つ、パッと見ていると怖そうな雰囲気を醸し出しつつ、言葉もたまにきついのに、人を引き寄せてしまうのは、どうしてなのだろう。
私は何かに流されるように、磯部さんのオンラインサロン、ISOBU 〜Don’t Think Feel〜 に加わり、周りの魅力的な運営メンバーの皆さんとつながっていきました。
「僕はガンを何度も再発してるんです。生きてるのが不思議なぐらいに。」
機会を得て、何度か聞いた、何度も続くがんとの闘病の日々の話。
奇跡と言うべきなのか、運命というべきなのか。
経営者や社会起業家としての活躍も素晴らしいですが、この話だけに絞って語ってもらったら、多くの人に勇気を与えられるのではないだろうか、と私は考えました。
テーマとして不安がなかったわけじゃない
開催前の時点で、不安はゼロではありませんでした。
サードプレイス・フェスというオンラインのお祭りイベントに、「がんサバイバーのチャレンジ」というテーマはフィットするものなのかどうか。
そもそも、磯部さんからNGが出るのではないかと危惧していました。
「いつか、この話だけに絞って人に話さないといけない機会が来るかもとは思っていたけど、参加してくれる人は喜んでくれるんだろうか?」
事前打ち合わせで磯部さんから尋ねられました。
「磯部さんのがんとの戦いの話は、勇気を与えてくれるはずです。発病前と闘病、その後について生じた変化や気づきを聞きたいです。私の知らない過去の磯部さんと、今の磯部さんは何が違っていて、それが何か教えて欲しいです。きっと、多くの人に届いてくれる話なので。」
何人か、こちらから慎重にお声がけをした方がいます
今回、開催にあたって、家族ががんと闘い苦しんだ経験がある方、ご自身が治療で奮闘している方にも、個別で声がけをしました。
あなたに、勇気を与えてくれる話だから、聞いて欲しいと説得しながらも、無理をしない範囲で。
この時のご縁がきっかけで、磯部さんと繋がり、ISOBU(オンラインサロン)のメンバーになった方もいます。
開催後のアンケート反響もすごかったのですが、個別にメッセージで感謝と感動を伝えてくれる方もたくさんいました。
「私よりも、磯部さんにメッセージを直接送っていいですから」
と、涙ぐみながら、返信させてもらいました。
何度も再発を繰り返しながらも、今を生きる
前半に、自分の闘病、何度も再発を繰り返しながらも、事業としての取り組みもやめない姿。
明日はないかもしれない。来年なんて待ってられない。
そんな気持ちを持って、事業のチャレンジと治療を続ける磯部さんの人生。
もちろん、家族もいて、社員もいる立場だけに、不安や心配だってゼロではないはずなのに、とにかく、目の前のことに全力を傾けてきて、今がある。
一番聞きたかったのは、病気の前後で変わったこと
私がテーマのコアとして設定したのは、磯部さんが「病気の前後で変わったこと」をリスト化して伝えてもらうことでした。
大病や人生の危機を乗り越えて、今があるという自叙伝な書籍はたくさんありますが、本当の意味で、前後を比べてまとめているものは少ないのです。
磯部さんが、TOP10形式でまとめてくれました。
第10位 趣味
第9位 食事
第8位 生活時間
第7位 外見
第6位 資産と年収
第5位 社会貢献
第4位 度胸
第3位 生き方
第2位 価値観
第1位 人生観
詳しくは、下記YouTubeのアーカイブをチェックしてください。(90分程度)
YouTube再生回数も最高だった
サードプレイス・フェスは、全てがオンラインイベントになり、一部のイベントを除けば、全てYouTubeのサードプレイスラボちゃんねるにアーカイブを残しています。
当日以降に、アップされたアーカイブの中で、ダントツの1番の再生回数が「がんサバイバーのチャレンジ」です。
アンケートの感想も、磯部さんの熱いメッセージが届いたことが伝わるものばかりでした。
「やってよかったねー」
実は、磯部さんは、直前までは体調が悪くて、最悪は、入院中の病室からのライブ配信の可能性がありました。
改善が見られたから、週末は自宅に帰ると決めて挑んでくれました。
冷静に見直すと、かなり無茶をさせてしまったと反省しています。
事前の準備・予告時点からも含めて、慎重になりながらも、個人的に期待感が高い企画でした。
本当に素晴らしい内容で終えることができたのは、磯部さんと参加者の皆様のおかげです。
グラレコを描いてくれた皆さんにも感謝しております。
追記:磯部さんのYouTubeにも編集・分割アップされ、出版も
後日談としての追記です。
磯部さんが、ご自身のISO TUBEでサードプレイス・フェスのイベントを4分割して、編集の上、アップしてくれました。(動画コンテンツの共有・シェアって嬉しいものです)
さらに、磯部さんは、2021年3月、『生き急ぐ』(かざひの文庫)より出版されました。
◆ 命の最期を意識して生きる男、磯部一郎さん(著)『生き急ぐ』から伝わるもの
◆ がん患者を救いたい男の強い思いが「コロイド化ヨウ素水」を引き寄せた
◆ しつこいまでに告知やPRを続けても悪くない 〜YouTubeチャンネルへ予告動画(番宣)をアップ〜
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。