2020年をあなたはどんな思いで過ごしただろうか。
今までとは全然違う1年だったと記憶されることだけは間違いない。
私も、引きこもりに近いほどの在宅勤務が続いて、正直、心が折れそうになった瞬間は何度もありました。
8年間に及び時間をかけて、自分の夢に走ってきた西野亮廣さんも、渦中に身を置き、できるだけ多くの仲間を救いながら、自分の睡眠を削り、ギリギリまで努力を続けてきたのは、彼のオンラインサロンやブログ、Voicy、YouTubeなどを見ていれば十分に理解できる話。
今年、100年に一度のウイルスに襲われたからこそ、映画「えんとつ町のプペル」を公開する意味があると訴え続けてきた彼のエッセイ本『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある 』が新刊として発売されました。
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自分で問い続けて、答えを信じて突き進んだ男だから、魅力が溢れている
映画「えんとつ町のプペル」を世に出すために、彼は、絵本「えんとつ町のプペル」を作り、その活動資金を得るために、クラウドファンディングで仕掛けを続け、共犯関係の人の輪を広げながら、自らの強い思いをオンラインサロンで語り続けてきた。
他の誰も見ていなくてもいい。
黒い煙のその先に、お前が光を見たのなら、行動しろ、思い知れ。
そして、常識に屈するな。
お前がその目で見たものが真実だ。
あの日、あの時、あの光のを見た自分を信じろ。
信じ抜くんだ。たとえ一人になっても。
映画「えんとつ町のプペル」でブルーノが発する言葉こそが、西野亮廣さんが、あなたや私に伝えたいメッセージなのではないだろうか。
ドブ板営業を続けて、自分のエンタメを届けることに全力を尽くしてきた彼の物語
お笑い芸人として、キングコングの西野亮廣をテレビで見ていたのは、随分、昔の話。
面白いかどうかはわからないけど、テンポの速い漫才を展開するコンビが、冠番組を何本も持ってテレビの世界で活躍していた。
ここまでは、当時、十分すごすぎる存在だった彼の存在を認めるべきエピソードです。
そんな彼が、テレビの世界の限界を感じて、タモリに「お前は絵を描け」と言われて、黙々と絵本作家になるべく、0.03ミリのボールペンでコツコツと地道に描いていたという。
当時、芸人の仲間や関係者からは、その活動をバカにされ(いじられ)、お笑い芸人を集めた「ひな壇」番組への出演を辞退するという道を選択していく。
誰も知らない自分の絵本を届けるために、彼は地道に努力をしながら、他の誰もが考え付かなかった、絵本制作を分業で実施するというアイデアに取り組むと、世間から叩かれた。
「顧客」というのはサービスを買ってくれる人で、
「ファン」というのはサービス提供者を応援してくれる人で、
「ファンだった人」というのはサービス提供者を私物化する人です。
「ファンだった人」との関係を切手でも、自らの「ファン」と一緒に歩み続けてきた姿。
ドブ板営業みたいな活動をコツコツと続けながら、
「ディズニーを倒す」
とエンタメ業界の革命児たらん発言をしたことで、非難を浴びることになる。
芸人となってから、今までの自分の半生を丁寧に振り返っている一冊が『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある 』なのです。
「お金」「広告」「集客」の話を続けて実践している姿にヒントがある
西野亮廣さんは、子供の頃から、三国志などを読んで、勝つための戦略を学んできたものを、自分の中で咀嚼拡大して、マーケティングに生かしていると言われている。
マーケティングの世界の常識をうちぶるような彼のアイデアと行動には3本の柱がある。
「お金」「広告」「集客」
「お金」を学べ。
「広告」を学べ。
「集客」を学べ。
たったの勉強不足で、キミの夢を殺すな。
「お金」の勉強をするキミを、世界は「銭ゲバ」と言うだろう。
「広告」の勉強をするキミを、世界は「作品(商品)のクオリティを後回しにした者」として扱うだろう。
「集客」の勉強をするキミを、世界は「商売人」と笑うだろう。
今まで、西野亮廣さんがやってきたことは、質を求めるクリエイテイターでありながらも、この3本柱をしっかりと考えてチャレンジしてきた蓄積の結果なのです。
私が西野亮廣さんが好きなのは3本柱がシンクロするから
なぜ、若者や一部の熱狂的マニアのように、私が西野亮廣さんという人物に惹かれているのだろうか。
もちろん、彼の伝える繰り返される情報に触れている間に感染して、彼の魔法にかかっているのかもしれません。
ただ、私が彼を好きなのは、クリエイターとしての能力もさることながら、この3本柱がシンクロする部分があるからなのです。
「お金」は好きだもの
表現を恐れないで言えば、私は「お金」は好きです。
稼ぐ、増やす、節約する、と言う当たり前の世界に加えて、最近は、贈与経済的な意味で、寄付であったり、「お金」の原型である物々交換の世界のように、あるモノを人にプレゼントすると、別のモノになって帰ってくる世界を理解している。
「お金」が人生の全てではないけれども、「お金」を知り、使い、生かすことができなければ、人生は面白いものとは言えないのはわかっています。
「広告」は紙媒体からWEB媒体へのシフトの時期に前線にいたから好き
広告制作の仕事をしていたわけでもなければ、クリエイターでもない私は「広告」に関わった仕事をしてきた過去があります。
広告主として、何をターゲットに伝えるのかをクリエイターや制作関係者、媒体者と死ぬほど考えていた時期があります。
時代としては、紙媒体からWEB媒体にシフトする時期で、広告の主役が、まだまだテレビや新聞・雑誌などの旧メディアが強いと言われた時代。
限られた予算で勝負するには、今までにない、WEB広告にチャレンジするしか道はなかった。
同じ広告でもタイミングとターゲティングなどによって、効果が全然変わることを実感しているし、費用対効果のパワーを味わってきています。
さらに、広報的なアプローチで表向きにはコストをかけなくても(実際は0円ではない)、勝負ができる世界だと理解しています。
今は、その分野からは離れているものの、「広告」の影響力を知り、時代とともに変化していることは、普通の人よりはわかっている分野なのです。
「集客」は、常に悩み続ける答えのない世界
もう一つの「集客」は、本業でも、サードプレイス・ラボのイベントなどでも、いつも悩み考えているポイントです。
どうやれば、人が集まってくれるのか。盛り上がるのか。伝え方や手法に間違いがないのか。
常に、試行錯誤をして、成功体験が長持ちする保証がない、「集客」ワールド。
「お金」をかけて「広告」を出したとしても、「集客」は成功するわけではない、という難しさがあリます。
何度も試行錯誤を繰り返しながら、解説を加え、プロセスを見せてくれる男
本来、「お金」「広告」「集客」の話は裏側に位置するので、皆、語ろうとはしないもの。
そこを思いついたアイデアとして語り、実行する方法やスケジュールを伝え、周りを仲間にしながら、成功・失敗の蓄積を続けているのが、西野亮廣さんという人物なのです。
冷静に、オンラインサロンや発信メディアを見ていると、金太郎飴のように、同じことを繰り返しており、しつこいと感じる瞬間もないわけではない。
ただ、常に、初めて聞いてくれる人がいると想定して、彼は、繰り返しをマンネリにしないようにして、伝え続けています。
サードプレイス・フェスでは、私もドブ板戦略を使った!
私のサードプレイス・フェス2020も、実は、かなりのアイデアや手法を西野スタイルを参考にしていたことに気づいていた人は、私とのシンクロ度合いが高い人でしょう。
今回、ドブ板戦略として、フェスに関わる仲間の人数とバリエーションを増やす作戦を取りました。
また、巻き込む過程で、共犯関係者を増やし、彼らが、「サードプレイス・フェス」を語る伝播者・媒介者になってくれました。(直接頼んでいませんが、宣伝・PRをしてくれました)
ギリギリまで、一本ずつのイベントを盛り上げるために、予告動画を後悔して、ワクワク感とゲストとの関係性向上に努めてきました。
Facebookの友達にメッセージでフェスの告知連絡を続けました。(10日間でギブアップ)
イベントページのクォリティを高めるために、修正に修正を加えることを厭いませんでした。
しつこいまでに、イベントの告知活動に全力を注ぎ、つらい思いや大変さを隠さずに仲間にオープンにしました。結果として、真摯に向き合い、協力してくれる輪が広がり続けました。
伝える方法に、ライブ配信とアーカイブという2軸を加えて、偶然性と後追いで味わえる奥行きを出す作戦を利用して、幾重にもつながる全体感を目指しました。
リーダーである自分が先頭を走ることで、広告塔になり、集客のキーマンであり続けました。
お金も無料中心にしながらも「投げ銭」スタイルによる協力者を増やそうと考えて、実践しました。
本来であれば、彼が得意な「クラウドファンディング」もギリギリまでチャレンジする道を探りました。(リターンの問題、運営負担などで見送る)
ここまで赤裸々に列挙してみると、どれだけ、私が、西野亮廣さんのやり方をヒントにしながら、スケールは違っても真似をしようと試みたかが伺えるはずです。
かっこいいイケメン芸人が、ここまで命をかけた物語を語ることで届く思いと知恵
『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある 』の話は、今までの彼の活動や発信してきたものをつむぎ出して、まとめ直しただけのように感じるかもしれない。
新しくて、斬新なものはなく、タイムマシーン的に過去を振り返り、当時の感情と事実を並べながら、書いているのがよくわかる。
私自身は、後半の「ノンちゃん」の話以外は、今まで耳にしたり、読んだ記憶があるものを、再度、味わった一冊でした。
もちろん、『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある 』は、映画「えんとつ町のプペル」の宣伝を目的とした書店をジャックするように、取り組んだのは間違いありません。
彼自身が身を削って、とにかく、一人でも多くの人に届ける作品にしたいという情熱がほとばしる一冊です。
西野亮廣さんのファン(オンラインサロンメンバー)だけでなく、アンチの人、以前、彼を叩いていた人たちにまで、読んで欲しい一冊です。
◆ 人気ベストセラー!西野亮廣さん『新・魔法のコンパス』「機能検索」から「人検索」の時代へのシフト
◆ Akihiro Nishino『ほんやのポンチョ』を読むと、本に残す「しるし」の価値を感じる
◆ Akihiro Nishino『チックタック~約束の時計台~』は作品全体のクォリティが高い
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
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