「東京ラブストーリー」の25年後の世界に、人生の変化と普遍を感じた

1991年に、大人気だった、月9ドラマといえば「東京ラブストーリー」。

当時、高校1年生だった私には刺激が満載だったし、バブルの香りがして、大人の恋愛の入口を見ながら、セリフを全部覚えるほど、何度も繰り返して見たのを覚えています。

あれから25年の時が流れて、という設定の「東京ラブストーリーAfter25years (ビッグコミックススペシャル)」をKindleで読んで、少しばかり考えてみました。

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25年も時間が過ぎれば、年もとるし、時代も変わる

『東京ラブストーリーAfter25years (ビッグコミックススペシャル)』は、柴門ふみが描き、月9ドラマでの大ヒットを経てから、25年後の世界。

あの頃から見れば、未来だけど、彼らの人生は変わり、時代も変わってきたのは事実。

同世代より少し下ではあるものの感じるものが、いくつもありました。

カンチは変わらずカンチで、リカはリカだった

彼らは、50歳になっていて、もはや人生の折り返し地点を過ぎたあたりを生きています。

家族との関係、仕事との距離も、若者だった頃とは違い、紆余曲折の上、辿り着いた時間のなかで、2度と会うことがないと思われたカンチとリカが、不思議な運命の糸で再開してしまう。

ドラマとは違い、原作の漫画は、リカの奔放さと妊娠問題などが散りばめられていたので、その子供、赤名アフリカが、カンチの娘と結婚するという、突拍子もない展開に驚かされます。

当然、50歳にもなれば、分別もついて、人生の山も谷も味わった、彼らが、どんな生き方をしているのかに注目が集まります。

まさか、カンチが地元に戻って、民間人副校長になってるとは予想できませんでしたが。

人生は過去の延長線の上に流れている現実からは逃れられない

誰だって、人生を長く生きていれば、あの日、あの時、という出来事が何度か記憶の片隅に埋もれている。

どうして、あんなことを言ったのだろう。

間違った行動をしてしまったと反省することもあるでしょう。

カンチとリカが離れてしまう人生を歩み、2度と交わらない関係性が変わる瞬間。

25年の時間の中で、お互いに生きてきた人生の遍歴はさまざまなものがあったのはいうまでもありません。

大事なのは、彼らも過去の延長線上の今を生きている存在として描かれていることでした。

自分だって、25年前がある!若くて無尽蔵なパワーがあったけど無力な若者だった

当然、私にも25年前という人生が存在しています。

当時は、20代前半で、学生時代があり、新社会人として、夢と希望に溢れて、無尽蔵なパワーがあったのに、無力な自分を感じる若者でした。

傷つくこともあったし、恋愛した日々も思い出す。

遠い将来のことなんて、具体的にイメージなんかできないで、その日を楽しむので満足していたのを覚えています。

あの頃から、25年を経て、今の自分があり、積み重ねた努力や苦労、喜びなどの未来に立っていることを受け止めると、感慨深いものがあります。

漫画の中で、リカの息子のアフリカ君が、本当の父親である和賀さんのお世話をするシーンは印象的でした。

時の流れは止めることができずに、変化していくもの。

もちろん、変わらないものもあるけれども。

戻れない人生を後悔せずに、前を向いて生きる

若い頃、なぜ、あの2人にハッピーエンドが訪れず、意外な展開に終わるのか、不思議でなりませんでした。

もちろん、おどおどした感じのカンチと、突き抜けた感性を持つリカが一緒になって幸せな人生を歩けたかどうかは、わかりません。

早々に別れたり、不幸な人生が生まれていたかも知れないわけで。

一つだけ言えるのは、もはや戻れない人生を悔やんでも意味がないのだから、前を向いて、残りの人生を生きていくしかないという姿です。

思い出に浸ってだけ生きるのでは、人生は満足を得られないですから。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。