【映画】「マチネの終わりに」(2019年)は、福山雅治の演技力と人生のすれ違いを醸し出す作品

「福山雅治がギタリスト役でカッコよく演じてる作品があるらしい。」

私が「マチネの終わりに」を知ったのは、知り合いからの一言だった。

以前ほど、注目度と勢いが衰えてきた印象がある、俳優・アーティストとしての福山雅治さんの映画を見るのは久しぶりでした。(東野圭吾作「ガリレオ」シリーズの湯川教授の印象が強く残っています)

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原作を知らずに、俳優・福山雅治らしい演技に注目した

原作は、作家・平野啓一郎さんの長編小説で、毎日新聞朝刊に連載されていた作品です。

個人的には完全ノーマークで情報も興味も持っていなかったので、フラットな状態で、Amazonプライム・ビデオ 視聴をしてみました。

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大人の恋の前半戦はなんとも言えないが、後半に向けてすれ違いの人生が描かれる作品

大人(中年)の恋を演じるならば、日本国内よりも、海外を舞台にしたら、しっくりくると感じるのは、イメージの問題だけではないような気がします。

福山雅治演じるクラックギタリストの蒔野聡史、と、石田ゆり子演じるジャーナリストの小峰洋子、大人の恋物語が、前半は見ていて恥ずかしいぐらいでした。

カッコ良過ぎて、言葉を失う、目をつむりたくなるぐらい、恥ずかしいと感じてしまいました。

中盤に、この二人のすれ違いが起きることで、ストーリーは大きく展開が変わって、それぞれの人生を歩んでいる場面に進んでいきます。

スマホやインターネットがある時代だけに、すれ違いを設計するのには簡単ではないのでしょうけども、離されていく二人には引き寄せられました。

人生にすれ違いなんて避けられないし、誰かが意図的に介入することはある

恋愛に限らず、人生にはすれ違いは避けられないものです。

ちょっとしたタイミングや、言葉によって、お互いが噛み合わなくなることで、どんなに親友や熱愛の二人でも引き離されることはあります。

まして、他人が、意図的に介入するとなると、話は厄介で、修復不可能になります。

噂話や、ウソによって、人生がすれ違うなんてことは、日常茶飯事なのではないでしょうか。

マチネの終わりに」の中でも、二人のすれ違いは、偶然のようで、明らかにある人物の感情からくる暴走が影響していました。

恋愛は微妙なボタンの掛け違いで大きく変わっていくもの

恋愛であれば、感情の機微は大きな変化を生み出します。

ボタンの掛け違いならば、直せばいいのに、修復ができなくなるケースも、世の中では、よく見かけます。

痘痕もエクボと言えるような、盛り上がった熱愛中の2人にも、冷静になる時間はやってきます。

また、その後、冷めてくる中で、相手のことを冷静に見れるようになります。

映画館には福山雅治ファンが集ったのか、既婚の彼でも引き寄せる魅力があるのか

映画の作品としてはどうなのか、と振り返ると、主役が福山雅治でなければならない理由があったのだろうか、と考えてみましょう。

独身時代の彼ならば、熱烈なファンが集い、夢中になった映画作品なのは間違いありません。

彼個人が、ご結婚をされてから、ファンの熱は以前よりはクールダウンしているように思えます。

とすると、今回の作品は、別の俳優で作られても良かったような印象が残ります。

もちろん、ギターを奏でるシーンは、アーティストの彼だからこそ、光ったのは事実ですが。

何がハッピーエンドなのかはわかりませんが、人生のすれ違いを感じる作品として記憶に残せそうです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。