【レビュー】『インクルージョン思考』石田章洋 その1

複数の問題を一気に解決する!

世の中の社会問題、国債問題というスケールの大きな課題だけでなく、個人にとっても、いくつもの課題や問題を抱えている毎日を過ごさざるをえない状況が発生している。

「インクルージョン」思考とは、「複数の問題を一気に解決する」アイデア、つまり「インクルーシブなアイデア」をつくるための思考法のことです。

複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考石田章洋

この一冊の冒頭の言葉に強く引き寄せられて読み始めました。
徳本昌大さんの『インクルージョン思考』の書評を読んで、気になっていた一冊です。

ジェームス・W・ヤングの『アイデアのつくり方』が古典的名著があります。以前、勉強会に向けて、何度も読み直した一冊です。(アイデアとは、既存の組み合わせから生まれる!

1. 資料集め
2. 諸君の心の中でこれらの資料に手を加えること
3. 孵化段階 
4. アイデアの実際上の誕生 <ユーレカ!分かった!みつけた!>という段階
5. アイデアを具体化し、展開させる段階

基本的なアプローチとして、常に意識をしています。今、資料集めは、インターネットを使えば簡単だと思いがちですが、実際は、人を介した情報のほうが価値があると感じるようになりました。どこまで幅広く資料や情報を集めきれるか。その中身を精査して、自分の中で腹落ちできる情報に仕立てることができるのか。

ここまではできるのですが、孵化段階やアイデアの誕生という点までいくと、正直言えば、時間もかかります。一旦、棚上げしておいて待つというスタイル。そして、突然、目の前で生まれてきたように感じるアイデアをキャッチすること。

石田さんの考える、インクルーシブなアイデアの4ステップ

①高次の目的を決めて旅立つ
②目的に従って材料を集める
③異なる分野の材料をつなげる
④手放して「ひらめき」とともに帰ってくる

①高次の目的を決めて旅立つ

制約条件を確認することからスタートさせます。

制約があるということは、何ができないかが最初からわかっているということだ。つまり、限られた方向に集中できるのです。

制約条件が何もなければ、自由にアイデアを出せるように感じますが、実際は、予算、納期など、様々な条件がついてきて、避けることはできません。

そこで第一段階は、「目的を明確にする」ことになります。

当たり前の話なのですが、最初に目的をクリアにしておかないと、アイデアが広がり、方向性がぶれてきます。

例えば、顧客獲得というビジネス目的があった場合に、既存顧客のリテンションを高めることが重要なのか、新規顧客の集客・開拓が重要な目的なのかで、アプローチ方法が異なります。一歩間違うと、「お客なら誰でも構わない」という発想に暴走しがちですが、これは本来の目的を忘れて、流された結果であり、アイデアの暴走、失敗の結末を呼び込み、振り返った際に、そもそもの目的を見失っていたことに気づいたりするものです。

この目的設定について、石田さんは、大事なメッセージを伝えています。

利他的でポジティブな目的を、できるだけ具体的に設定する

つまり、自己中心的な目的ではなく、利他的で、人や社会に貢献することをゴールに持った目的を設定することの重要性です。

インクルーシブなアイデアは、制約と目的の間にギャップがあればあるほど、爆発的なチカラを発揮するのです。

さらに、ここで重要なポイントを指摘します。目的の明確化と期限(ゴール)の設定、締切の存在です。

決められた締め切りがなかったとしても、自分が締め切りを設定して、その期限内にアイデアを生み出すことを、自分自身にコミットするのです。

この期限を設ける、締切の存在については、私も以前、ブログ(締切=“デットライン”を決める!で書いていますが、最近、特に、意識を高めています。

仕事やプライベートも含めて、プランを立てて、突き進む上で、成功の鍵を握るのは、やはり、目的と目標の設定、期限の設定(締切)の二つにあります。

人生を振り返ってみれば、自分が成功できたと感じるエピソードには、必ず、この二つはセットされていることに気づきます。

インクルーシブなアイデアの②以降は、改めて、また、ブログ記事にまとめていきます。

ビジネスパーソンの皆さん、この複数の問題を一気に解決するインクルージョン思考はオススメです。時間を作って、読んでみてください。気づきがたくさん生まれるはずです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。