「タバコだけは吸うな!」がヘビースモーカーの父親が私に託した1つだけの約束

親から、これだけは守れ!と決められたことは何かありますか?

私は、ヘビースモーカーだった父親が、「タバコだけは吸うな!」という戒めの言葉だけは、今でも守り続けています。

煙突のようにタバコを吸い続けた父親が、なぜ、息子に厳しく言ったのか、考えてみます。

お知らせ

毎週火曜日発行のサードプレイス・メルマガ(まぐまぐ)月額800円(税抜)

【週刊】サードプレイス・メルマガ 登録は こちら >>

オフライン・オンラインで色々な人に会って、一緒に学べる場です。
定期参加も、スポット参加も歓迎します

毎月開催【サードプレイス・ラボ】の詳細は こちら>>

1日2箱のセブンスターを吸っていた父親と暮らしていた

私の父親の印象は、とにかく、タバコを口に咥えている人でした。

朝、昼、版、食事の前後、休憩している時もタバコを吸っていました。

とにかく、趣味=タバコと断言しても間違いない人でした。

1日2箱のセブンスターを吸っていた、ヘビースモーカーそのものでした。

created by Rinker
¥1,725 (2024/11/09 03:15:48時点 Amazon調べ-詳細)

肺がんの原因がタバコだけとは言えないけど、因果関係は確実

私の父親は、60歳にして肺がんでこの世を去りました。

健康診断のレントゲンで、肺の半分が真っ白だった時点でアウトなのは、素人の私にだってわかるレベルでした。

6月にかかりつけ医に行き、地元の入院施設のある病院を紹介されて、入院したのが七夕。

2週間しないうちに転院になり、大学病院へ入院。

休憩スペースでもタバコを吸う猛者でしたが、7月末(私の誕生日)に一緒に鰻を食べる元気の良さと交わした会話が、話をした最後でした。

8月に入り、急変し、一気に状態が悪化。

8月12日に永眠。

ジェットコースターみたいな人生の幕引きを遂げた父親の命を奪ったのは肺がんです。

メッキ工だった父親なだけに、因果関係が、仕事なのか、タバコなのか、という議論はありますが、明らかにタバコです。

10代の頃から吸い始めて、50年。

ささやかな小遣いの大半を、煙に変えた人生。

だからこそ、父親は、亡くなる数年前から、私に同じことを語り続けていました。

「タバコだけは吸うな!」

説得力ゼロでしたが、自分の人生の未来を予見したのか、無駄なことにお金を使った反省なのか、今となってはわかりませんが、たった一つの私への戒めでした。

頑丈な身体の父親が短期間の闘病でこの世を去ったのだから

年齢の割には体力があったはずの、父親は頑丈な身体を持つ男でした。

若い頃から職を転々としていたことは、亡くなって、社会保険を調べてビックリしました。

職歴を刻むにも程があるだろう!と注意したくなるレベル。

私が生まれてからは、転職は2回しかしていませんが、若い頃は、喧嘩したり、さまざまな事情で仕事を変えていたと、父親の弟からも聞いた話です。

そんな父親の唯一の趣味が、タバコを吸うことでした。

咳き込むことがあっても、大好きなタバコだけは辞めず、少ないお小遣いの大半を煙に変えていたのです。

口数が少ない人でしたから、何を考えて吸っていたのか、いつもタバコを吸っている姿しか浮かびません。

当時のデータや資料はありませんが、明らかに、タバコの吸いすぎによる肺がんと断定して問題なく、若かかったことも影響して、闘病生活は、子どもの夏休み期間より短いものでした。

もっと、伝えたいこと、やりたいことがあったのかもしれませんが、人生で吸えるタバコを吸い切ったとも言える人生でした。

created by Rinker
¥990 (2024/11/09 03:15:49時点 Amazon調べ-詳細)

私も家の中の副流煙を吸っていた頃は、痰が絡む子どもだった

狭いアパートに住んでいた家族だったので、台所スペースに父の椅子があり、常にタバコを吸っていたので、家の中がヤニで汚れていた記憶が残っています。

大掃除をすると、雑巾が茶色く汚れて、ヤニ臭かったのは覚えています。

それだけに、小学生の頃から、私は、副流煙を大量に吸っていたのでしょう。

痰が絡む子どもでした。

おそらく、小学生や中学生の頃、精密検査をしたら、肺が汚れていたのだろうと推察します。

タバコは本人だけでなく、家族にも害があるのは、事実です。

ベランダや換気扇の下などで無理矢理吸うぐらいなら、1日も早く辞めたほうがいいのがタバコです。

タバコ業界を敵に回すつもりはないけど、禁煙がベスト

タバコのパッケージにも、CMにも、健康を害す可能性がある旨を伝えている商品だと気が付いていますか?

健康的になるというアピールをして売る商品は、たくさんありますが、不健康のリスクを訴えるなんて、タバコ(お酒も含む)ぐらいしか頭に浮かびません。

結局のところ、本人の意思だろうが、禁煙外来の通院だろうが、1日も早く禁煙することを強くオススメします。

だって、身体への効果はリラックス効果(これも諸説ありますが、「ニコチン中毒」なのでしょう)を謳われていますが、実際は、不健康の元がタバコなのです。

喫煙者の皆さんは、是非、タバコは1日も早く辞めることを本気で考えて、取り組んでください。

あなたの命に関わる問題ですから。

created by Rinker
南山堂
¥4,400 (2024/11/09 03:15:50時点 Amazon調べ-詳細)

あわせて読みたいブログ記事
良くないと思っている習慣を辞めるにはどうすればいいのか。 誰もが抱える悩みですが、その中でも「禁煙」「禁酒」は、なかなか脱せられない習...
サラリーマンとして生きていると、自分の生活リズムがパターン化しがち 通勤ラッシュに揺られて、会社に着く頃には、疲れている。そこで、気分...

毎月開催【サードプレイス・ラボ】

サードプレイス・ラボでは定期的にイベントを開催しております。

★イベント情報★は >>こちら(随時更新)

ご都合が合えば、是非、ご参加いただけると嬉しいです。

関連ブログ記事

[各種SNS]サードプレイス・ラボ

サードプレイス・ラボは各種SNSで情報発信をしております。

是非、フォローやコメント、グループへの参加をお待ちしております。

[週刊]サードプレイス・メルマガ

仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ

「まぐまぐ」毎週火曜日発行 月額:800円(税別)※初月無料です!

仲間と一緒に執筆している週刊メルマガです。

メルマガの詳細は こちら をご一読ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

【サードプレイス】ブログへのご意見・ご要望・ご相談、ご依頼などは下記まで

 お問い合わせはこちら

投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。