年初のサードプレイス・ラボは、1年のスタートだけにプレミア感が伴うものにしたい。
てらリーマンの慈永さんに相談したところ、陰陽師の古賀有紀さんと一緒にやりましょう！と決まりました。
（2022年1月5日開催）
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今年は、どんな年になるのだろう？と考える年始
年始に今年の目標を掲げつつ、どんな年になるのだろうとワクワクしている、お正月。
あなたは、今年をどんな年にしたいと考えていますか？
それは、あなた個人で成し遂げられることなのか、宿命・運命、世の中の大きな流れの中の一端だと感じていますか？
年始は、冷静に深く考えるには最適の時期ですよね。
陰陽五行論とは
「陰陽五行論とは、古代東洋哲学です。」
この冒頭の話からして、歴史深い、学問であることに期待しながら、古賀さんの話が始まりました。
日本には、513年に導入されて、聖徳太子の冠位十二階と憲法十七条制定にも、陰陽が影響しているという話を聞くと、由緒正しき存在なのだと感じました。
現在の政治の中枢にも陰陽師が関わっているなどという話は、初めて耳にしただけに驚きでした。（表舞台では語られることがないので、知らなくても当然なのですが）
宿命と環境と生き方で、運命が決まるという図式の解説。
この辺りから、深い世界に近づいていくのを感じました。
2022年は壬寅（じんすいのとら）！
2月4日の節分で、壬寅（じんすいのとら）が始まり、それまでは、辛丑（しんきんのうし）と教えていただきました。
2021年の辛丑について、振り返る語りに耳を傾けながら、昨年1年を考えてみました。
考えすぎてはいけない時が、辛丑（しんきんのうし）だったようですが、色々と個人的には悩んでしまったと反省しました。
壬寅（じんすいのとら）は、行動しながら学び、新しい分野を切り開き、聡明さと感性が目立つ1年だと解説してくれました。
年始にある、今年の予測という単純な内容とは異なり、深さを感じるのは、陰陽五行論ならではなのだと実感しました。（この内容を年内、年末にも振り返ってみたいと思います）
何かと何かの差を取っ払うということ
後半は、てらリーマンの慈永さんの講話を伺います。
間違いと違いの話について、優しく違いを教えてくれました。
違いを否定するのではなく、受け入れるという肯定が大切だというメッセージ。
世の中を、真言宗のお坊さんの立場で、仏教よりも、人生哲学を語る姿。
コロナの時代、人への不信感が増えてしまい、隙が減ってしまったという事実。
突かれてもいい「隙」を作ることの大切さを作る1年にしようと訴えられます。
年始とは言っても、スタンスは変わらず、メッセージはアレンジをしながらも、慈永さんらしい話を聞いて、参加者がうなづいている様子が伺えました。
スペシャルゲストの二人の話に引き寄せられました
今回、古賀さんと慈永さんの話は、一般人とはレベルが違いすぎるため、息を呑み、集中して聞いていないと理解ができない緊張感とワクワク感がありました。
改めて、二人のプロフィールを紹介させていただきます。
■古賀 有紀（こが ゆうき）
陰陽師師範、宿命鑑定師、ファシリテーター、研修講師、コンタクトインプロダンサー、武術家、達人整体師、運動指導家本来の自分自身に開かれ、そして他者や世界に対して開かれてゆく。世界に真のつながりと調和を構築していく、オーセンティックリーダー輩出が夢。
小学生の頃「この世界で一番の悪は常識と固定観念と既成概念だ」と決めて、以来自分の中にある固定観念を見付けては外すということにやっきになっていた子供時代を過ごす。その後U理論、NVC、プロセスワーク、成人発達理論、陰陽五行論、運動科学等を学びながらCo-Creation（共創造）ファシリテーションを構築していく。
「生存本能の怖れから社会適合するだけのマシーン」から、「自分の命が本当に望んでいることを満たす、悦びあふれる生き方で生きる人」へ発達していくコミュニティの創造と運営を続けている。
・慈永（じえい）/ 木村 信幸
某IT企業のProjectManagerで、お客さまへAIやRPAなどのテクノロジーをご紹介。また、生きとし生けるもの、ペットをこよなく愛するお坊さん。人呼んで「てらリーマン」。
おかげさまで、いつものレギュラーメンバーに加えて、初参加の方も多い、サードプレイス・ラボになりました。
年始らしいワクワク感と感謝の言葉が多い、アンケート結果
今回のアンケート結果は、古賀さんと慈永さんのお話の深い部分へ、耳を傾けた皆さんの思いが伝わるものが並んでいます。
・お二人とも興味深いお話でありがとうございました
陰陽道は映画くらいしか知らなかったのですが、非常に奥深い話に感銘しました。桃太郎の話が陰陽道と関連しているとは知りませんでした。私は今年年男です。淀まないように水が流れるのと同じく、動き続けていこうと改めて決意しました。
慈永さんのお話は何度聞いても胸に刺さります。「変化の中にこそ安定を見つける。」伝統産業は、日々改良しているからこそ100年単位で永続しています。その点を意識しながら聞いているとその意味がより理解できました。
楽しいお話をありがとうございます。
・古賀様
実は私は神主の家系で、本家は山口県の萩で「金谷天満宮」という神社をやっております。神仏分離になる前は「陽明院」というお寺で、その一文字を取って、陽（みなみ）という名字になったと聞いています。今まで陰陽師の知識はほとんどなかったのですが、なんか親和性を感じて今回参加しました。また、最近、ユダヤの生年月日から占う数秘術と言うのを受けたのですが、色々あたっていてびっくりしました。日本の宿命鑑定もいつか受けてみたいです。
慈永様
とても為になりした。
良かったです。安心感がありました。
内容わかりやすく、楽しかったです😃
ありがとうございました✨
お忙しい中お時間ありがとうございました！
・違いと間違いと違い。とても為になりした。
・良かったです。安心感がありました。
・内容わかりやすく、楽しかったです😃 ありがとうございました✨
・お忙しい中お時間ありがとうございました！
知らない世界に触れるのもサードプレイスらしさ
サードプレイス・ラボで初めて取り上げるテーマというのは、私自身が不安もありつつ、一参加者として楽しみにしているパターンが多いものです。
安倍晴明という陰陽師は知っていても、実際に何をしていて、どう活用されていたのかを全く知らなかったので、最初から最後まで食い入るように味わえました。
▲当日のアーカイブ動画です。お時間がある時に見ていただきたいです。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー（主宰者）。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える！サードプレイス・メルマガ」（まぐまぐ）の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。
