【映画】「女の子ものがたり」(2009年公開)は、女子の友人関係の話

人気漫画家・西原理恵子の自伝的漫画を深津絵里主演で実写映画化した感動ストーリーといえば、映画「女の子ものがたり」(2009年公開)です。

完全にノーマークな作品でしたが、我が家で、深津絵里ブームが起こり、この作品に辿り着きました。

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正直過ぎて、彼女の友人たちはどう思ったのだろうか

西原理恵子さんという漫画家は、独特の世界観と人気を得ています。

今回の作品などが映像化されたことについて彼女のコメントの印象が時代を捉えていたように思えます。

「不況に強かったかな、と。景気が良かったら、もっとお金のかかる大作を映画化するんだろうけど。私の作品は、現実はキッチリ描くけど、最後はちょっとだけ笑っていただけるところがある。それが理由かな。みなさん精神的にキツい局面なので、夢みたいなセレブ生活なんて見たくないのかもしれませんね。」(自立しないとコワいことに…不況に強い西原理恵子が仕事の大切さを力説 MOVIE Collection

自伝的現実を描くのは彼女のスタイルとしてOKだとしても、彼女の友人として描かれた女性たちはどんな思いを持って、この作品を見ていたのか興味が湧きます。

田舎の町で少女たちが大人に成長していく物語

スランプ中の36歳の漫画家・高原菜都美(西原理恵子)を演じる、深津絵里が自然体で好感が持てました。

貧しかった少女時代の二人の友人、同い年の女の子きいちゃんとみさちゃんとの思い出を振り返りながら描かれる作品。

幸福感も大きな冒険でも、ラブロマンスもない、どこかの田舎町にいそうな少女たちの日常。

小学生からスタートして、色々な問題を抱えながら成長を遂げて大人になっていきます。

その中でも、才能が開花した、漫画家・高原菜都美は別格の存在だったと感じます。

ファンタジーでもなく、ノンフィクションでもないからこそ、入り込める世界

映画という映像作品になる以上、ファンタジーや、壮大なアクションなどで観客を魅了するのは王道です。

非現実的な世界に没頭できる喜びは捨てがたいものです。

一方で、ノンフィクション的な作品は、泥臭くて、スクリーンの中で、身近な日常を投影しているような作品もあります。

映画「女の子ものがたり」は、後者の作品ではありますが、時代背景と、そこまで幸せとは思えない女性たちの生き方に触れている部分はリアルティを感じます。

今なら、SNSやLINEなどで、いつまでも繋がれる関係性(良い、悪いは別問題)があるのに比べると、縁遠くなった相手と再開していく姿はなんともいえないものがあります。

女の子たちは、色々な人生を歩んでいる

女性の社会進出が増えたことで、昔、女の子だった彼女たちは、色々な人生を歩んでいます。

私の友人・知人でも、キャリアウーマンとしてバリバリに働いている女性もいますし、肝っ玉母さんそのもので子育てに全力投球の女性もいます。

それだけに、当時の関係などを無視すれば、完全に会話が噛み合わないのかもしれません。

もちろん、男性だって、エリート街道を歩む人もいれば、自営・独立して頑張っている人もいますし、人生は時間の経過とともに大きく変わっていきます。

社会の中での役割、家族の中での役目など、女性の場合、多種多様な関係性を持つだけに、複数の顔を使い分けなければ生きづらいとも言えるでしょう。

基本的には、自分が幸せな毎日を送れることが最優先ですよね。

「女の子ものがたり」は作品になるけど、「男の子ものがたり」は難しい

映画「女の子ものがたり」は作品として成り立つものの、「男の子ものがたり」って作品として成り立ちにくいイメージが強いです。

私の頭の中では、那須正幹さんの『ズッコケ中年三人組』シリーズが思い浮かびました。

児童本の人気シリーズだった「ズッコケ少年三人組」の成長した、おっさん版です。

ただ、映像化しても、誰が見て、心から喜ぶのかは難しいのですが。

いくつになっても、自分らしさを追求し

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。