司馬遼太郎の幕末物を読むと、フィクションな部分が含まれているのはわかっていても、ぐいぐいと引き込まれる名作ばかりです。
映画化された「燃えよ剣」が楽しみで仕方ありませんでした。
新撰組を、どの役者が演じるのか、想像するだけでワクワクしていまた。
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2021年なら、このキャストを組むのか!
地上波テレビでは時代劇がなくなり(NHK大河ドラマ除く)、すっかり、時代劇メインの役者陣のキャストも世代交代しているという現実を突きつけられました。
ベテランの時代劇俳優たちではなく、今が、旬な顔ぶれたちが揃うことに価値があると感じました。
新撰組の目線で幕末を見ると、矛盾への葛藤を感じる
幕末の武士、志士たちの剣術、剣さばきはかっこいいものです。
冷静に考えれば、誰かを殺めてしまうので、テロリスト的行為なのかもしれませんが、自らと立場が異なるものを言論ではなく、力を持って制してしまう時代。
「燃えよ剣」 に出てくる新撰組の面々は、時代の波に飲まれながらも、自らの意思と行動で時代の徒花としての役割を果たしています。
今回も、俳優陣の殺陣が、素晴らしいので、引き込まれる作品に仕上がっていました。
見事な組織化と分裂していく姿は、現代の政治や会社組織にも通ずるものがある
「誠」の旗を掲げて、京都の取り締まりを担った新撰組。(壬生浪士組)
彼らを統率する近藤勇の元で、副長として、組織をまとめた土方歳三。
厳しい掟(ルール)を作り、遵守させてきた彼らは、鉄の結束を目指しながらも、分裂していきます。
現代の政治や会社組織にも、組織化と分裂を繰り返していく姿は見掛けるものにだけに、通ずるものがあります。
主導権争いが生まれて、対立から分裂・離脱していく姿。
新撰組の活躍と衰退の中に生まれる悲喜交交な思いや関係性、事件があることで、我々は共感しやすいのです。
土方歳三を誰が演じるのか、が新撰組を描く上で重要
「待たせたな」の決めゼリフの土方歳三を演じた、山本耕史さん(NHK大河ドラマ「新撰組!」)が印象に強く残っているのではないでしょうか。
今回の「燃えよ剣」では、岡田准一さんが演じましたが、彼のカラーが出過ぎていたような気がします。
土方歳三の存在よりも岡田准一という役者の存在が際立ちすぎると、新撰組のストーリーに入り込む上で、少々、ギャップを感じたのもの事実。
もっと冷徹でクールなNo.2として、組織を固め、ライバルたちとの戦いを制していく姿を堪能したい歴史上の人物です。
もちろん、かっこいい役者さんが演じて外すことはないので、文句を言いたいわけではありませんが。
誰もよりも武士でありたいために時代を駆け抜けた存在だから
武士の時代が終わろうとしているときに、武士ではなかった彼らが誇りをかけて戦おう、守ろうとした幕府という存在と、武士への憧れ。
この終わりゆく運命の存在に、自らを投じて、時代を駆け抜けた存在だからこそ、何度も、新撰組を取り上げた作品が世の中に生まれて、映画「燃えよ剣」も同じように、歴史好きにはたまらない作品です。
明治という近代国家に日本が生まれ変わるために必要なキャラクターたちであり、彼らの存在があってこそ、幕末の展開が深まっていると感じます。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。