【映画】「ショーシャンクの空に」(1994年公開)でアメリカの刑務所内の自由度に驚く

人は一生、無実の罪を受け入れられるのだろうか。

刑務所で長期収容されている生活者は、どんな人生を歩んでいけばいいのでしょう。

そもそも、国によって刑務所の囚人の環境は差が大きいのではないだろうかと考えさせられる映画「ショーシャンクの空に」をU-NEXTで視聴しました。

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刑務所の中で、どんなことが起きているのか、私たちは知らない

刑務所内の人間関係を通して、冤罪によって投獄された有能な銀行員が、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ

原作がスティーヴン・キングというだけに、暗さ&怖さがミックスされている作品なのは想像できます。

前半が暗くて見るのを止めようかと思う作品

若くして銀行の課長を務める優秀な銀行員アンドリュー・デュフレーン (アンディ)は、妻とその愛人を射殺した罪に問われる。

無実を訴えるも終身刑の判決が下り、劣悪なショーシャンク刑務所への服役が決まる。

このショーシャンク刑務所を舞台に、アンディが周りを変えていく世界。

もちろん刑務所の所長が、アンディを優秀な経理担当者であると同時に不正蓄財を知っているために、彼に自由を与えないという展開。

前半が暗い印象の作品だっただけに、後半は、予想以上の展開にビックリします。

まさか、エンディングがあのような形になるとは。(詳しくは映画を見てください)

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アメリカの刑務所の個室ってポスターが貼れるんだ!

映画「ショーシャンクの空に」を見ていて、日本の刑務所内のシーンと比べると、自由な雰囲気が漂います。

特に、大事なシーンにつながる各囚人の個室にポスターが貼れたり、比較的に、私物が自由に置ける点に驚きました。

日本だとあり得なそうな場面が多い(1950年代あたりのおおらかさかもしれませんが)ことに驚き、これらならば脱獄という方法を取れると考えるのも納得です。

それだけに、安部譲二の『塀の中の懲りない面々』という小説・映画の内容が頭をよぎりました。

刑に服しているのだから、自由が制限されるのは仕方ないとしても、食事・風呂など以外でも最低限、人間として許される生活があるべきなのか、そもそも不要なのか。

ストーリーに関係ないポイントに、私は、意識が向かってしまったのは事実です。

結局、悪は朽ちるということでスッとすればいいのか

最終的に、アンディは自由の身(脱獄)になっていく。

彼から見た不正義な状態はクリアされたし、悪の人物は粛清されたのだから、胸がスッとしたというべきなのだろう。

ただ、どうも、釈然としないのは、彼が刑に服した期間の長さに見合うだけのゴールになっているのかどうかを考えるべきなのです。

人生の大半の大切な時期を、刑務所で過ごした人間が、もし、無実・冤罪だとしたら救われることはあるのかないのか。

本質的なことが引っかかる形で、私は、映画「ショーシャンクの空に」を見終えた感想が残りました。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。