インドア漫画家のダイエット実践記から、ダイエットの大前提と基本を理解する

Amazon上でkindle本がオススメに上がってきたとき、心が揺すぶられるときがあります。

市川ヒロシ(著)『42歳・インドア漫画家 欲望のままに生きるのをやめたら、2ヶ月で12kgやせてました』に目が奪われて、思わずポチっとして、読んでみました。

漫画家さんのイラストで実体験が描かれていると、食い入るように一気読みすることができました。

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太っているのは欲望のままに不摂生をしたから

実際に100kg近くまで太ると、自分の身体の動きの怠慢さを感じます。

どうして他の人よりも大幅に太ってしまったのかと言われれば、明らかに、欲望のままに不摂生をしたから、という、42歳・インドア漫画家 欲望のままに生きるのをやめたら、2ヶ月で12kgやせてました』の著者、市川ヒロシさんの話を読めば、誰だって理解できます。

厳しい言葉ですが、これが現実です。

食生活を見直し、筋トレなどの運動をするシンプルさが全て

42歳・インドア漫画家 欲望のままに生きるのをやめたら、2ヶ月で12kgやせてました』を読むと、デブな人の思考回路が全面に出ています。

インドア系のグルメ漫画家を描く人だけに、おそらく、食べるのが大好きなデブにとっては、この本は身につまされます。

結局、自分に甘く、お腹いっぱい食べているのですから。

そして、重くなった身体は動かすのが面倒になり、余計に脂肪(贅肉)をため込んでしまうという負のスパイラル。

連載ネタとして自分の身体を実験台にして、市川さんがジムのトレーナーの指示に従い、食べる量と質を変えて、大好きなお酒も控えて、筋トレを行い、着実にサイズダウンを実践していく様子を描いています。

もちろん、メンタル上の苦労・苦悩も正直に表現してくれているので、デブの共感は得られる内容です。

筋肉量を増やしてからの有酸素運動(散歩)で、停滞期も乗り切り、目標に到達します。

食事量を減らすことへの抵抗感が一番大きい

太るという状態は、摂取と消費のバランス上、明らかに摂取オーバーということが大前提。

食べることが好きだったり、満腹感が幸せの源泉だったりすると、食事量を減らすことへは強抵抗感があるはず。

自分の中では、少しだけのつもりでも、実際に口にしている量(カロリー)はオーバーしています。

人間は、飢餓状態を避けるために、極力、食べられるときに脂肪として蓄える機能があるのは先祖からの生前戦略の一端なので不可欠なもの。

日本にいて、飽食で、世界中のいろいろなものを食べまくられる環境なので、油断をしなくても、誰でも太ってしまいやすいのでしょう。

今よりも少ない量で充分に生きていけるわけですから、食事量を減らすことに残念な気持ちを抱かないように仕向けることが大切。

実際、街に出れば美味しそうな飲食店が並び、テレビやネットではグルメの情報が飛び交うと、意識が食べることに向かうのは当然なのかもしれません。

ここを割り切って、必要なものだけを食べる、余計なものを食べないという切り替えができるかどうかが、重要なのです。

食事量を減らすけど、バランスは無視しちゃいけない

今までより、食事量を減らそうと思うと、品数が減ったり、栄養素が偏る可能性が出てきます。

ここで、タンパク質をしっかり採って、糖質を減らして、油を適量に抑えるという食事のバランスと、ビタミンとミネラルを意識的に摂取するスタイルを確立しなければなりません。

単品だけを続けるのは、食事の喜びを感じませんし、ストレスになります。

42歳・インドア漫画家 欲望のままに生きるのをやめたら、2ヶ月で12kgやせてました』の中で、同じ食事を繰り返すことで、当初、市川さんは苦しんでいます

我慢ができなくなる状態と向き合うのに苦しんでいられました。

無意識に食べ続けるのではなく、何を食べる必要があるのかと、頭で理解して、取捨選択を行えるように自分を仕向けられれば、ダイエットは成功に向かうのでしょう。

一時的に体重を減らすのをゴールではなく、自らをコントロールできるようになれ

ダイエットを始めようとすると、一定の期間で何キロ落とすという、わかりやすい数値目標を設定しがちです。

わかりやすいですし、成功すれば達成感は高いのは言うまでもありません。

ただ、一時的に体重を落とすことがゴールなのではなく、その状態をキープする、リバウンドさせないという考え方こそ、超重要なのではないでしょうか。

つまり、自分の考え方、ライフスタイルを大きく変えることができれば、半永久的に、太らない状態をキープできるわけです。

怠惰で不摂生な自分から卒業することが、健康で、楽しい毎日を過ごす基本だと思います。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。