児童精神科医が漢方の処方で実績を公開!もちろん100%効く保証はない

医者であれば、目の前の患者を治療して、良くなってほしいと考えているのは当たり前ですが、アプローチ方法は、標準的医療と、それ以外に分かれます。

『自閉症は漢方でよくなる』は2010年に出版された、児童精神科医の臨床現場からの実績を公開している本です。

すでに鬼籍に入られた、飯田誠さんですが、この本の内容は事実に基づくヒントがあります。

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医療に万能さを求めてはいけない!

自らや家族の命を救い、痛みなどを改善するためには、医療の力は不可欠です。

医療は完璧なものとは言い切れず、様々な要因でフィットしないこともあるのは当然のこと。

医者や医療、薬が万能だと思ってしまうことは思考停止だという前提を忘れてはいけないと思います。

漢方のアプローチで改善された自閉症の子どもたちがいる

漢方薬が万能で完璧だというのではなく、漢方薬を症状を見ながら、処方することで、子どもの自閉症は改善される事例があるという内容の本が、『自閉症は漢方でよくなる』です。

長年の臨床現場での実績をもとに、漢方薬を処方してきた医師が書いた本だけに、理屈や理論よりも、実例が生々しい話として読み込むことができます。

問題のある状態が少しでも改善されて、自閉症の子どもたちが生きやすくなった結果が、漢方薬というアプローチでもありえる、というのは興味深い内容でした。

私は、薬の専門家でも、医師でもないので、内容の正確さを議論する立場にはありません。

ただ、実際に、故・飯田先生の処方によって改善された子どもたちがいたのは事実です。

一方で、事例の中で、途中離脱したり、効果がなかった例も上げているのは、正直な医師だったのだと推察できます。(万能ではないと認めている謙虚さが素晴らしい)

漢方も薬に該当するのだから、勝手に処方して飲んで良いものではない

『自閉症は漢方でよくなる』のような本を読んでしまうと、自らが薬局・ドラックストアで、漢方薬を買って、自己判断で飲みたくなる気持ちもわかります。

実際に、効くのか、効かないのかは、試さないとわからないですから。

ただ、あくまでも、専門家である医師の診察と処方によって、薬の選択を的確に行ってもらうことが最善であって、自己判断は危険だと捉えています。

もちろん、自己診察と判断で処方した薬が効くこともあるのは事実ですが、あくまでも確率論の話に過ぎないのではないでしょうか。

私自身、数年前に、ダイエットに「防風通聖散」が効くという話を聞いて、ドラックストアで購入して飲んでみました。

結果は、お腹を下すことが増えて、つらくて止める決断を早々に行いました。

私には、「防風通聖散」が合ってなかったのです。

もちろん、効果が出る人もいるのは間違いないのですが。

このように、体質や個人差があって、処方薬が必ずしも、自分に会うかどうかはわからないものです。

オーダーメイド創薬みたいな時代になれば、話は変わるのでしょうが、まだまだ、先の時代の話だと考えています。

副作用もあるから慎重に薬は飲むべし!漢方薬でも当然ながら

薬の怖さは効果だけでなく、副作用によっては、自分の身体を危険に晒す可能性を見過ごせないという点です。

身体にとって、薬は異物なわけで、効果と副作用は同時並行で発生することもありえます。

それだけに、慎重に薬は飲むべきものであって、過信するのは良くないでしょう。

もちろん、漢方薬であっても、当然ながら副作用はあります。

自分に合う薬を処方してもらい、副作用に注意を払うということは誰もが忘れてはいけない、薬の基礎知識だと思います。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。