武田双雲さんもADHDだったんだ!才能をどう活かすかが大事ってこと!

書道家からアーティストとして多分野に活躍を見せる、武田双雲さん。

彼自身が、岩波明医師に出会い、自分のことをADHDと理解した上で、対談も含めた形で一冊の本『ADHDを「才能」に換える生き方』にまとめあげました。

天才とも言える武田双雲さんの子どもの頃からを振り返りつつ、今、世間で注目されているADHDについて考えるきっかけになるのは間違いありません。

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周りとの距離感を感じていた少年はADHDだった

天才・書道家であり、アーティストの武田双雲さんは、実際に話を聞いたり、彼の活動を知ると、明らかに常人とは違うものを感じるはずです。

当然、子どもの頃から、周りと距離を置かれて、自分は変わった存在で、普通ではないと本人も理解していた様子。

彼自身の場合、親もADHDだったと推察されるだけに、家庭内では違和感はないものの、世間一般から見ると変わり者の様子は伺えます。

映画やドラマの主人公のように、普通と違う存在は生きにくさを抱えている

確かに、フィクションである映画、ドラマ、小説の主人公のように、どこか普通の人とは違う存在なのが、ADHDを抱える人だと思います。

おそらく、周囲も一度ぐらいなら、違和感がなくても、続けざまに変わった様子に触れて関わっていくと、どうしても、人間関係の作り方が違うので、戸惑うはずです。

本人は悪気がないし、もしかしたら、自らはコントロールがしきれずに苦しんでいる様子があるのでしょうが、理解はされなかったはずです。

武田双雲氏のように、才能として飛び抜けてしまえれば、認められてしまうのでしょうが、そこまで至らないレベルだと、どうしても奇人・変人のカテゴリーに入れられてしまうのは事実です。

そもそもADHDとは、どんな症状なのか

注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは発達障害の一種の病気です。特徴的な症状として、年齢に見合わない「不注意さ」、好きなこと以外に対する集中力がなくほとんど関心や興味を示さない「多動性」、思いついたことをよく考えずに即座に行動に移してしまう「衝動性」が見られます。

たわらクリニック 注意欠陥・多動性障害 (ADHD)より引用

子どもの頃から、少し他の子とは違う部分が目につくことが発見のきっかけになるようです。

好きなことに夢中になれ!のような風潮が増えたのは、おそらく、ADHD傾向の大人たちも増えてきて、生きづらいと感じるのならば、自分のペースで生きていくのが幸せという発想なのかもしれません。

ただ、この不注意と多動性が併存して、衝動性もある以上、家族や友人、職場の同僚を困らせてしまうことは大いに考えられます。(あなたの周りでも、あの人だ!と思い当たる人がいるのではないでしょうか)

症例や患者は増えているADHDであり、投薬などの治療はあっても、根本的な原因の究明には至っていません。

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同調圧力の強い日本社会では、異端な要素がある人間は除外されやすい

世界の中でも、圧倒的に同調圧力の強い日本社会では、この異端さが少しでも目立つと除外されます。

「精神科、心療内科などに通っているから」

「彼はメンタルが壊れているから」

などの失礼な陰口を叩かれて、誰もが距離を置いて接してしまうのです。

昔であれば、ボーダーラインの子どもも同じ小学校・中学校のクラスで過ごしていた子もいたはずですが、今は、あるラインから先は、専門の特別支援学校に回されてしまい、余計に世間との距離が離れます。

隔離とは言わないまでも、同年代・同世代の子どもたちとは違う集団で過ごすことになり、その先に、世間一般と同等なスタイルで生きようと思うと、価値観も考え方も全く異なっているという事実が、なかなか見えないのではないでしょうか。

自分のことを冷静に見つめられるだけ、武田双雲さんはすごい!

では、ADHDと診断されてしまったら、普通ではないというレッテルなのか、と言われるとそんなことはありません。

武田双雲さんのように、さまざまな芸術的活動に力を発揮することもできるし、彼のユニークさはNTTでの営業時代に実績も出せたように、平均値とは違うものの、優れた能力は秘めているのです。

問題は、自分自身への理解と周りの理解・強力にあると考えます。

武田さんは岩波医師との関係の中で、自らの特徴を把握した上で、得意なこと、普通と思われないであろうということを冷静に見つめることができています。

歴史上の人物にも、天才・奇才の面々は、ADHDではなかったのだろうか、という指摘は、確認は取れないものの、うなづける要素があります。

一つの個性として認められた上で、自分の能力を開花させれば、社会の中で活躍できる人物になることだってできるのです。

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安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。