「うつ」って食事で改善するんだ!健康的な食生活は心にも響くってこと

精神疾患を人生で味わう人は増えています。

以前は、精神疾患については口外しにくかった雰囲気がありましたが、今は、自然に症状や疾患名を口にしても、イメージがつくというのは、それだけ浸透して、社会的認知が広がったのだと思います。

ただ、改善に進まずに苦しんでいる人もいる中で、食事で改善するというアプローチを、精神科医の宮島賢也さんが『薬を使わず自分のうつを治した精神科医のうつが消える食事』のなかで述べています。

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うつは薬じゃなくて、食事で改善できるって!

精神疾患を一言で述べる「うつ」という状態になると、病院に通い、薬を処方してもらうものの、なかなか改善されずに、社会生活に苦しい状況に陥っている人たちがいます。

薬を飲み続けても改善されず、人生を苦しんでいる状況から脱却するには、何をすればいいのか。

薬じゃなくて、食事で改善できる!という日常のアプローチ法を伝える一冊に出会いました。

心と身体に毒を溜めず、腸内環境を整えて、脳を元気に!

本来、まじめで責任感が強い人ほど、うつになると言われています。

これは性格なだけに簡単に変えることはできません。

著者の精神科医の宮島賢也さん自身も7年間苦しみ、薬では治らないという状況を打破するために食事の見直しを行なうことで改善し、完治したそうです。

健康になるために、体に毒を溜めないというのが根本にあり、必要なことは2点です。

①毒になるものはできるだけ摂らない→果実と生野菜、玄米の食生活にする

②溜まった毒はすぐに外に出す→水をたっぷり飲み、午後8時以降はなるべく食べない

食べすぎないとか、腹八分などは納得できます。

肉魚などのタンパク質も摂り方(調理方法、部位など)に気をつけていくことで、腸内環境を整えることにつながります。

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私も、このブログの中で、何本もの腸内環境・腸内フローラに語る本を書評風記事として書きながら、自分自身も理解をしてきました。

さらに、腸と脳の関係性も大事であり、脳に必要な栄養が行き渡ることで、健康状態がよくなるという一連の考え方に、違和感は一切ありません。

ダイエットとも同じようなアプローチ!生活習慣の改善が必要

薬を使わず自分のうつを治した精神科医のうつが消える食事』を読み込むと、うつの改善の食事は、ダイエットの食事とも近いと気づきました。

ダイエットもうつ病改善も、健康に生きるという意味では同じこと。

腹八分目でゆっくり食べて、体に良くないものは食べず、良い食習慣を続けるだけ。

簡単なことなのですが、誘惑も多い現代を生きる私たちにとって、化学調味料や添加物が多い、味のインパクトがある美味しい食べ物を全く口にしないというのは無理があります。

スーパーで惣菜を買おうが、外食しようが、ある程度、体よりも、美味しく食べられそうなものに意識が向かうのは避けられません。

100%遵守することは難しいとしても、日常生活の中で、何を食べて、どんな習慣を作ればいいのかは、さまざまな専門家が語っている王道以外、正解はないのだと思います。

サプリメントを取り入れ食事に気をつけてから

私自身、数年前から、食事の量と中身に気を配ってきました。

一時、グルテンフリーを試みて、米粉のパン、パスタという単価の高い食材(美味しいとは言い難い)に手を出したり、糖質制限もやってみました。

これらは、効果はあるものの、ストレスフルで、家族ともども一緒にやり続けようとすると厳しいのが現実。

おそらく、鉄の意思がないと無理なのでしょう。

だからこそ、体によくなくても、自分が食べたい時には口にします。

その代わり、リカバリーを意識して、しばらくは食生活に気をつけます。

また、この数年、サプリメントの摂取も行ってきました。

目に見える改善ではないですが、徐々にコンディションや、健康診断の値も改善に向かっています。

食事という日常をどこまで意識するのか(調理や準備、コストのことも無視できませんが)、を肝に銘じて、日々、コントロールしようと取り組むだけでも、改善にはつながっています。

程度の問題で完璧を目指したら、却って、ストレスにより食欲が暴走する経験も何度もあるので、無理をしないスタンスだけは重要です。

精神科医が食事での改善を語る!うつ患者のことを考えている

精神科医といえば、病院で患者の話を聞き、症状に応じた薬を処方する存在なのが普通です。

食事の改善を促しても、医療行為とは看做されないのは事実です。

宮島さんは、自身がうつ病の診断を受けて、工夫をしながら改善した方法が、食事だったという自らの経験をもとに患者と向き合っている点が信頼に値します。

エビデンス(証拠)が、宮島医師本人だからです。

専門家の研究データをもとにした、押し付けではなく、実体験からの患者への指導なので、間違いないと感じられます。

ぜひ、うつ病に苦しむ方、その家族の方には、『薬を使わず自分のうつを治した精神科医のうつが消える食事』を読んで、できる部分からで構わないので、食事の改善を実践してみてください。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。