【開催レポート】感情シグナルから読み解く人間関係の処方箋（サードプレイス・ラボ　第75回）

「コーチング」をビジネスとして展開するのは難しいのでは？

そんな思いを感じつつも、実際にコーチングスクールで教えながら、自らコーチとしても活躍する、橋本ゆり香さんを今回、ゲストとしてお呼びして、オリジナルのコンテンツを披露してもらいました。

（2023年3月22日開催）

 

 

人間関係の話って、誰にとっても気になるし、難しいもの

人間関係の話って、誰にとっても避けられないし、面白くもあり、難しいものが存在します。

 

人間関係構築に幼い頃から興味があった、橋本ゆり香さん。

 

その大元に興味を持った結果、コーチングの世界を知り、学び続けてきたそうです。

 

今回、難しそうなテーマを優しい語り口で解説してくれました。

 

シナリオがありながらも、参加者の質問を伺いながらスタート

▲当日のアーカイブ動画です。お時間がある時に見ていただきたいです。

 

ゲスト：橋本ゆり香さんを知るには、「人と関係の相談係、４年目の自己紹介」(note)を参照ください。

 

登壇ゲストは、どんな参加者が来るのかは、正直、コントロールができないものです。

 

リアルなイベントやコーチングのスタートのように、相手を探りながら、ラポール形成を意識しながら進めていくのが見事なオープニングでした。

 

感情シグナルとは？

最初に気になるタイトルワードである「感情シグナル」の定義づけから入っていくので、参加者の意識も集中できました。

 

感情シグナルとは、問いかけ、世間話、視線、スキンシップなどの言葉やしぐさで、あなたと感情的な結びつきをもちたいという意思表示をすること、として捉えています。

 

つまり、ありとあらゆる場面で出てくる、コミュニケーション全てを指しています。

 

人間関係の構築の肝は感情情報（シグナル）の発信と受信とスライドを見せながらも話を聞くと、このシグナルって簡単だけど、ズレとか、間違いがあるんじゃないだろうか？と、考えてしまいました。

 

直前に、寸劇のパートナーを頼まれた！

今回のテーマを深く理解するために、寸劇トークのパートナー役を、直前に、橋本さんに頼まれました。

 

演技力を求められるとは、予想外でしたが、場を和ませるためには必要と理解して、セリフと感情を間違えないように、気をつけてチャレンジしました。

 

ポールとマリの２パターンのサンプルをもとに考えてもらう寸劇。

 

受け止め方は、各参加者によって異なる印象的でした。

 

このインタラクティブな展開は、ゲストの力量によって左右されるものです。

 

もちろん、感想を伺った上で、解説が始まりますが、なかなか興味深いものでした。

 

反応パターンは３種類

寸劇モデルの解説として、反応パターンは3種類であるとまとめていただきました。

 

確かに、他人とコミュニケーションを取る場合に、概ね、この３パターンであることは理解できます。

 

相手の話題に乗って話を深めるか、興味なさそうに背を向けるようにスルーする。

 

相手の意見や考え方、もしくは相手自身が気に食わないことにより、反発するのか。

 

同じ相手であっても、こちらのテンションや心理状況などによって変化するのは間違いありません。

 

感情シグナルには、人間の欲求があるという解説は、その場で聞きつつも、日々の自然なコミュニケーションを振り返るきっかけになります。

 

インタラクティブなイベントはみんなが盛り上がる

オンラインイベントであれ、リアルなオフラインイベントであっても、登壇者のトークやコンテンツによっては、集中して楽しく過ごせるものがあります。

 

橋本さんのようにコーチとして、相手とのインタラクティブが得意な方だと、参加者が当事者として盛り上がります。

 

これは、明らかに参加者の問題というよりは、登壇者・ゲストの経験値とテクニックに影響を受けると感じます。

 

 

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