【開催レポート】〜グラレコーチ®︎・八川まどかさんと対談〜「生コーチングを受けながら己と向き合う」(サードプレイス・ラボ 第80回)

コロナ禍でやりたいことができずに苦しんだ人はたくさんいます。おそらく、今回のゲスト・八川まどかさんも自らのグラレコーチング®︎(グラレコ×コーチング)を編み出して、世に広めようとした時期に被ってしまい、苦しい日々を送っていたようです。

そんな八川さんが、最近、以前よりも生き生きとして、楽しそうな様子と忙しそうな毎日を送っているという印象が強く、悩み深き中年ライフを送る、サードプレイス・ラボ主宰者の安斎輝夫(あんてる)が、色々と相談を持ちかけたところ、見事なまでに、本人の思いをアウトプットさせてくれたのです。

その時の様子を再現しつつ、八川さん流の考え方を是非、一人でも多くの方に知ってもらいたいために対談(相談)ベースのオンラインイベントを企画しました。

(2023年8月24日開催)

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コーチングを知ってもらうために 生コーチングを!

この数年、私は色々な方からコーチングを受けてきましたし、コーチの方に知り合いも増えてきたので、サードプレイス・ラボにも登壇してもらいました。

コーチングは経営者やプロフェッショナル向けなのではないだろうか。一般人には不要という考え方もあれば、カウンセリングと混同されているケースも耳にします。

よし!コーチングを一人でも多くの人に知ってもらうために、コーチングを見せよう!と決めて、コーチを受ける人を私自身にすることで、理解を深めていこうとしました。

八川まどかさんに生コーチングを依頼した背景

私自身も、悩みを抱えていたタイミングで、誰かに相談したいと思っていました。

プライベートのSNSアカウントとビジネス用のSNSアカウント(X 旧Twitter)を併用せざるえなくなり、分裂気味な自分になってしまい、バランスが崩れてしまったことで苦しくなっていたのです。

個人の事業や経営者であれば、プライベートも仕事もワンセットで発信できるのに、切り分けるタイプというのは珍しいと思いつつ、このぐらいのテーマや粒度であれば、個人としてのプライバシーの一歩手前で、コーチングを受ける姿を見せても構わないと判断して、八川さんに依頼しました。

しかも、コーチングというのは、通常ならば、1on1なものであり(グループコーチングというスタイルもありますが)、外部に見せるためのものではありません。

ただ、コーチングの認知度や理解を深める為には、実際のモデルケースがないと、一人でも多くの方にわかってもらえないという現実を踏まえての、チャレンジとなりました。

生コーチングを受ける前に

実際に、オンラインイベントとしての、サードプレイス・ラボ上で、私がコーチを受ける側として話をして、その内容をコーチングしてくれる八川さん。

本来であれば、ロープレ的なキャラクター設定をして対応することも可能だったのですが、それでは伝わらないと思い、リアルな私の悩みを打ち明けながら進める決意をしました。

もちろん、プライバシーや企業情報に触れないという意識は忘れずに行ったので、その点だけは冷静でした。

一方で、この無茶な依頼なだけに、八川まどかさんと打ち合わせを行いつつ、主旨を理解してくれました。

「面白そうですね、やってみましょう!」

この一言をもらえて安堵な気持ちになりました。

八川まどかさんはメディアの人からコーチへキャリアチェンジ

イベントページにも書かせてもらった、八川まどかさんのプロフィールは下記の通りです。

日本大学芸術学部放送学科卒。12 年間のケーブルテレビ局勤務(ディレクター・プロデューサー)を経て「番組づくりから人づくりへ関わりたい」と一念発起。 累計 60 万部のベストセラー作家で夢実現応援家®の藤由達藏氏に師 事。夢実現応援コーチ®養成講座(プロコーチ養成講座)で本格的にコーチングとファシ リテーションを学びながら、グラフィックレコーディング、ファシリテーション、ワーク ショップデザイナーの資格を取得。 2020 年には、グラフィックレコーディング(略して グラレコ)に、コーチングの技術を掛け合わせた独自の手法『グラレコーチング®』を開 発し、10 月10 日に『グラレコーチング®100 人チャレンジ』を達成。年間 100 人以上の夢 の実現を応援・後押しする。2022 年 B-nO Consulting の CCO(Chief Communication Officer)に就任。 現在はグラレコーチ®・ファシリテーターとして個人へのコーチングのほか、企業研修講 師として活躍中。ファシリテーターとして企業内のチームビルディングにも関わる。

●趣味
ヨガ・ゆる RUN。温泉・グルメ。映画・アニメ鑑賞。作曲。生きるヒントを学べる好きな 漫画「ハイキュー」「鬼滅の刃」「SLAM DUNK」「風の谷のナウシカ」。

師匠の藤由達藏さんに出会い、コーチングを学び、自分の幅を広げるために、グラフィックレコーディング(略称:グラレコ)を学び、オリジナルな『グラレコーチング®』を生み出して、展開をされています。

また、趣味が漫画・アニメ(いわゆる、オタクです)という点も、隠さずにアピールすることで、明るい人間性も含めてファンを広げている方です。

自己紹介も巧みで、相手を引き寄せるトークのできる方なのは言うまでもありません。(アーカイブ前半を見ていただければわかります)

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構成として、ここで質問を受けてしまい、回答していくスタイルも、通常のサードプレイス・ラボとも違いました。

ケーブルテレビでインタビュアーをやってきたことで、初めての人とも見事に会話のキャッチボールができるのが、プロフェショナルで素晴らしかったです。

生コーチングに入っていく 〜まな板の上の鯉〜

自分が他人にどう見られたいのかという話から私は、八川コーチに相談を始めています。

プライベートがSNSやリアルなイベントでの交流を楽しんできましたが、ビジネスSNSを同じものでアカウントを分けて使うのは、私の考え方と難しさが出て、やりにくかったのです。

楽しく自由にやってきたSNSと、会社から指示をされたビジネス用SNSのセルフブランディング用に扱うと、SNS全体が楽しくなりました。

二つの使い分けを考えても、一人の人間な私は、どちらに何を発信していくのかが混沌として、心苦しい状況になりました。

ビジネス用は、チーム戦としてSNSを展開したので、自分のスタイルを周りに見せて、仕事のことと仕事に関連しそうなプライベートも発信したのです。

結果として、私が苦しくなったのは、プライベートのSNSで発信できることが減ってきたことが苦しい理由の最大のネックでした。

必死に関わる時間としても、ビジネス用のアカウントに向き合う時間が増えました。

ビジネス用アカウントのライバルが、若い女子(インスタ系)なので、明らかにライバルが違うので、どう挑んでいけばいいのかを迷っていました。

単純に勝ちたいという話にとどまらず、5年後にどうなっていたいのか、と八川さんに聞かれました。

「私は、ライバル集団と個人で戦うのではなく、チーム戦で勝ちたい」

と言語化して伝えられました。

短期的なビジネスアカウント用のSNSの悩みから、未来を見つめる展開に話が広がりました。

こういう引き出し方を持ってこれるのが、八川さんの得意技だと感じました。

最高の一場面を夢として妄想してみよう!

5年後にダイバーシティで生き生きしている、相手から望まれる存在のメンバーが集まっているチームを思い描いて話を広げていきます。

「(暑いので)チームのメンバーでオーロラの見ながら静かな環境で過ごしています。自分たちの魅力がしっかりと伝わって、オーロラのさまざまな色のように、色々な人と関わっていけて幸せだね。」

と妄想しながら、ニコニコした表情で、満ち足りた気分になりました。

この未来を踏まえて、明日はどうなる?という、時間軸を切り替えた質問を八川さんが投げかけてきます。

未来を見据えて、明日何ができるかを自分の口で語れるために、脳みそを使ったので、自分自身がとてもすっきりとしました。

話を聞きながら、グラレコにまとめあげていく!八川さん

八川さんは、私のコーチングセッションを、グラフィックレコーディングにまとめる、『グラレコーチング®』の姿が画面を通しているのを見せてくれるのは参加者にとっても、貴重な経験になったとの感想コメントもいただけました。

アーカイブを見ていただくと私の話をグラフィックレコーディングをライブで見ながら、コーチングも実践している八川さんの姿が伝わってくると思います。

事前リハーサルで模擬をやったことで、当日はスムーズにできました。

▲当日のアーカイブ動画です。お時間がある時に見ていただきたいです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。