映画・映像作品のタイトルは、メッセージ性を含むものであるし、原作があれば、ここは変えないのが大事だと思います。(改題するものもありますが)
「鎌倉ものがたり」というタイトルからして、風土と歴史を感じる作品かと思いきや、原作漫画(西岸良平)であり、第38回日本漫画家協会賞大賞受賞作品として、2017年12月に実写映画化されました。
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何も事前情報がないと、このタイトルに違和感があるかもしれない
映画のタイトルに地名が入るということは、地域の観光スポットや特産物、名物料理なども含めて展開されると予想するのではないでしょうか?
映画「鎌倉ものがたり」は、風景としての地域の特徴は感じましたし、舞台設定として理解はできましたが、どうして「鎌倉」なの?という疑問は正直残るかもしれません。
事前情報がないと、この違和感は誰もが感じる要素だと思います。
ファンタジーの世界に「鎌倉」というリアルを混ぜる
ミステリー作家の一色正和(堺雅人)が暮らす鎌倉は、人と魔物や幽霊、妖怪や仏様、死神までも仲良く暮らす街という設定
確かに街並みや江ノ電など鎌倉らしさが満載なのに、登場人物は人間以外が多くても、自然体という奇妙な世界観が成り立っています。
全てを非現実的な架空な街にせず、日本人の誰もが知る、鎌倉という場所に設定したことが見事だったと言わざるを得ません。
ゲゲゲの鬼太郎の世界のようでありながらも
全体としてファンタジーでありながらも、年若い新妻・亜紀子を演じる、高畑充希のかわいらしさがたまらなくアクセントとして効いています。
冷静に見てしまうと、ゲゲゲの鬼太郎の世界のようで、非現実的なのに、亜希子がいることで、どうも普通の夫婦の物語に見えてしまうというマジック。
ここが、この作品のアクセントであり、ストーリーに影響を及ぼします。
どこまでが、普通の人間で、どこからがそうでないのか。
運命によって結ばれた二人の関係性の中に潜むのは、どんな因果があるのか。
後半まで来て、そのポイントが理解できる展開に、見事な作品だと感じるはずです。
黄泉の国(死後の世界)をどう見るかは自分次第
この作品に出てくる、仕事の世界である、読みの国ですが、面白いのは各自が想像する世界によって異なるという点です。
確かに、その世界観って、何か近しいものがあるようで、個人によって違うのは当然の話。
主人公である、一色正和が見る、黄泉の国は、独特ながら幸せそうにも感じるし、異空間なのも間違いない。
結局は、黄泉の国なんて、個人の想像力次第なのであっても、視聴する私の思い描くものとも違うのかもしれない。
映像技術のお陰で成立する作品なのは言うまでもない
現代の映画は、VFXを使うことが普通あり、CGで映像を作成して、実写などの実在するものを組み合わせていくことで、リアルティに近い感覚を作り込めます。
「鎌倉ものがたり」も、被り物がメインだった時代の作品ならば、ただの娯楽作品として終わってしまうのに、VFXが伴うことで、イメージが広がります。
画像技術のお陰で成立する作品なのは言うまでもありません。
最後の最後まで気を抜かずに、楽しく入り込める映画でした。
あなたも、もし、まだ見ていないならば、是非、一度、ご覧になってみませんか?
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。