【映画】「ラストマイル」(2024年公開)ブラックフライデーって消費者以外はハッピーじゃないのでは?!

インターネットでポチッとお買い物をして、早々に自宅まで配送してくれる仕組みの便利さを嫌がる人は誰もいないでしょう。

一方で、この仕組みを成り立たせるために、何が裏側に存在しているのかをしっかりと理解しておくことは必要なのだと感じる映画が「ラストマイル」です。

妻と二人で映画館で鑑賞してきました。

参考サイト

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ブラックフライデーに向けて世界規模のショッピングサイトは活況になるが

ブラックフライデーとは、アメリカの感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日のことを指し、小売店などで大規模な安売りセールが実施されるイベントとして認知されています。

日本では、夏や冬のボーナスを狙った商戦でもあるものの、ECサイトとして、Amazonのブラックフライデーのセール商品に注目が集まります。

もちろん、消費者としては、このタイミングを逃すまいと思うのは当然なのですが、その裏側では何が起きているのか、想像してみてほしい。

巨大物流倉庫センター長と謎の連続爆破事件の関係は

世界規模のショッピングセンター(ECサイト)の巨大物流倉庫の関東センター長に舟渡エレナが着任早々に、配送された段ボールが爆発する事件が発生してストーリーが始まります。

この大規模な流通・物流の仕組みの中で、どんな人が関わっているのか。

そこに、どんな苦悩があるのか、を丁寧に描きつつも、事件の解決に向けて展開します。

誰が事件の犯人で、どんな目的・意図があるのかが、なかなか読めない状況で話が展開されていき、登場人物が増えていきます。

今回、TBSのドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」のメンバーも絡むという点は斬新な感じがしました。(本当の意味で必要性があったのか、という疑問は残りますが)

満島ひかりでアテガキしたというだけあってピッタリとハマる

今回の監督と脚本家のコンビが、エリナ役を満島ひかりさんでアテガキしていたという話がある通り、ピッタリとハマっていました。

意志が強くて、バリバリ働く女性管理職であり、誰との交渉にも妥協しないコミュニケーションスタイルなども、彼女が演じると説得力が出ていました。

女性の管理職が職場に泊まってまで働く姿は想像をした意図は思いませんが、このキャラクターなら十分にありえると感じさせられるものがありました。

ラストに向けて彼女がどんな決断、やり取りをするのか、までしっかりと見ていくと、このキャスティングには納得感しかありません。

おそらくAmazonプライムビデオでは公開されない作品だろう

映画「ラストマイル」は、おそらく、Amazonプライムビデオでは公開されない作品だろうと推測します。

理由は、シンプル。

明らかに、今回の世界規模のショッピングサイトの品揃え、仕組み、物流などを考えると、モデル企業がAmazonとしか想像できないからです。

この企業の倉庫と配送先で起こる爆破事件、および、以前の伏線となるトラブルも含めると、批判的とは言わないまでも、配送ドライバーの苦しみなども考慮されてしまい、悪感情につながりかねません。

少なくとも、ブラックフライデーのシーズンには、この映画をアマプラで見ることはできないでしょう。(逆に、公開したら、勇気がある行動と称えたいです)

誰のためのブラックフライデーか!消費者、労働者、運営元?

ブラックフライデーが存在することで、消費者の購入欲を刺激し、配送センターやドライバーなどの労働者の仕事量が増えて、儲かるのが運営元のショッピングサイトという図式は、誰もが理解できるものです。

誰のためにブラックフライデーが存在するのだろうか。

この根本的な質問に対して、あなたならどう答えるのでしょうか。

この映画には出てこない、商品を作る側のメーカー的な存在も無視できないのですが、明らかに運営元が強すぎるのは間違いないと言えてしまうのは仕方ないのかもしれません。

この映画が伝えたいメッセージの中に、ブラックフライデーを中心としたECサイト全般に関わるすべての人にとってハッピーなゴールが近づいてほしいという願いも感じさせられました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。