百恵世代?聖子世代?脱力主義世代?
自分の生まれた年代、時代をもとに、バブル世代、ミレニアム世代、ゆとり世代など色々な表現があります。
私は、『小学1年生の 困った! レスキューブック―ママたちの不安を解消! 』を読んでいて、印象に強く残ったのが、「百恵世代」(山口百恵世代)「聖子世代」「脱力主義世代」の違いについての内容でした。
「百恵世代」とは、山口百恵というスターでありながら、21歳で結婚して家庭に入り専業主婦として生きる、1978年以前に思春期を過ごした世代で、スポ根アニメを見て育ち、運命に翻弄される(赤いシリーズ)人生を耐え忍んだ世代です。
古き良き昭和の香りのする世代です。
一方、「聖子」世代は、結婚も仕事も両方手に入れて、離婚を経験しても今も大スター。
バブル期時代に青春を謳歌して、快楽主義的で、自己実現を最優先する価値観を持ち、欲しいものを手に入れてきた世代と定義付けされています。
山口百恵と松田聖子、実は3歳しか違わないのです。
生き方が全然違う姉妹と見ればわかりやすいのかもしれません。
そして、今、子供たちの親の世代は、90年代に青春を過ごしてきた長い不況の時代を学生時代で送り、就職活動に苦戦した世代です。
頑張ることは無駄!真面目にやっても報われないと感じる脱力主義世代は、団塊ジュニアとも呼ばれ、戦後の2世代目という意味でも、「百恵世代」「聖子世代」とは価値観が違うようです。
私自身は、おそらく、「聖子世代に青少年期を過ごし、学生時代を脱力主義世代で過ごした人間です。
子供の頃、「百恵世代」の映像を再放送で見た記憶があるという点でも、3世代がオーバーラップしていると感じます。
子供の親という存在は、世代にバラツキが出ます。
脱力主義世代の親と、ゆとり世代の先生たちが主力だとすると、学校運営が難しいというのがイメージが湧きます。
そもそも、小学校という6年間で子供の成長は何が求められるのかという前提に立って考える必要があります。
この一冊は、その中でも、小学校デビューする1年生のトラブル、課題をママの不安を解消する為に書かれた一冊。
生活リズム、勉強、友達関係、安全対策、どれも必要なものであり、標準を求めすぎると、子供ごとの差や違いが浮き彫りになるポイントです。
完璧を求めると息がつまり、放置すると、将来に大きな宿題を残すという点で、必死になる気持ちはわかります。
おおらかな気持ちで親も、先生も、地域も、子供を育てる世の中になることを願っています。
今春に小学校デビューを抱える親御さん、特にママさんには、一読してもらって考えるには最適な一冊かも知れません。
専門家が寄り集まった意見だけに、偏りが少なく、バランス良く理解が進みます。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。