50歳から教養を学ぶって、必要なことだ!!池上彰さんから教わる

いつから、実学というか、すぐに役立つノウハウばかりを誰もが求めるようになったのだろう。少なくとも、私が大人になった時は、教養よりも、ノウハウや実利優先になっていた気がします。

池上彰さんの50歳から何を学ぶか 賢く生きる「教養の身につけ方」を読んで、教養を身につける意味と価値について考えてみました。

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教養が高いから収入が高いという保証はない!

池上彰さんみたいに、誰にでも難しいことをわかりやすく説明できるような人は、十分すぎるほど教養があるのは間違いない。

もちろん、色々と活躍もされているから稼いでいるのだと想像できる。

でも、教養が高いから収入が高いというロジックは成り立たないのが現実です。

現役バリバリ世代よりも、ランディング世代にこそ、教養は必要だ!

50歳から何を学ぶか 賢く生きる「教養の身につけ方」を読んでいて、もはやノウハウやノウフーの世界の話はどうでもいいと感じるようになった世代に自分がいるのだと感じました。

この技術やテクニック、人脈術や稼ぎ方を学んで、という現役バリバリのギラギラ感よりも、自分の働き手としてのゴールが気になりだす、ランディング世代(シニアと言わないのは、早期退職〜定年延長、生涯現役までいる世代なので)としては、何が大切なのか、じっくりと考えるべきなのです。

となると、教養がないと、深い部分まで理解ができないのが残念で、恥ずかしい気持ちになるのでしょう。

ましてや、教養は、偏差値や資格などと違い、明確な基準が成り立つわけでもありません。

今までの価値観をスライドさせてでも、教養を時間をかけて身につけるというのは、なかなか骨の折れる作業だと感じます。

教養の薄い人間って言われたらショックすぎるから

もし、「あなたは教養の薄い・ない人間ですね」と他人に指摘されたら、どう思うでしょうか。

正直、相当なショックを感じますよね。

だって、浅はかな人間だという印象を物語られていますし、人生を長く生きてきたからこそ醸し出す雰囲気、知恵と知識が、簡単にインターネットで調べられるレベルだったら、目も当てられません。

それだけに、時間をかけて、よく考えて、脳の奥深いところまで入り込んで理解をして、教養をもてる人間になろうとすると、大変な苦労が伴うのかもしれません。

哲学、思想、宗教、文化が遠い世界なのかどうかを、読書会で学びあう

私の場合、哲学や思想、宗教、文化というものに造詣があるかといえば、弱い文系人間です。

もちろん、理数系の基本的なものも足りなければ、デザイン力的なものも人並みにあるかどうか。

この文系として足りない教養を身に付けたくて、私は仲間内での月1読書会に参加しています。

明らかに自分では選ばない本、著書を選んでくれるので、毎回、時間をかけて必死に理解しようと努めています。

それが、仕事に直結することもなければ、収入アップとかに関係ないことばかりです。

そうであっても、自分の理解をもっと深めるために、教養は大切だと思うからこそ、難解な本を読みこんで、参加者同士の話の中で、改めて、考えながら進めていくプロセスに価値があると感じています。

教養を得る工夫をどうやればいいのか!知的好奇心を貪欲にもて!

教養なんて、と馬鹿にしてはいけません。

あんてる
あんてる
おそらく、大学の「一般教養」の単位の感覚しか持たない人が社会に増えてるのが理由じゃないのかね。

私の生まれた頃の世代までは、学生時代に、無理やり難解なものを知識として得るために、必死に教養を高めようとしていた印象が強いのです。

おそらく、バブル以降の世代は、受験戦争と、就職戦争、出世争い、みたいなものに明け暮れたノウハウ世代なのです。

だから、教養なんて無駄なものだと誤解して、社会で生活を送ってきたのでしょう。

知的好奇心があれば、教養はいくらでも身に付けられるし、ゴールなんて存在しないものなのだと思います。

そうすれば、脳は常に活性化して、衰えるタイミングも、先延ばしできるのではないかと期待したくなりました。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。