【レビュー】『チア☆ダン 「女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の真実』円山夢久

夢を叶えるストーリー!チームワーク・青春への感動

映画館で見る予告編の時点で気になる映画は、どうしても気になり、なんとかして見てみたくなる。

2017年3月11日より公開されている「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米生はしちゃったホントの話」の予告編は、広瀬すずさんの放つオーラ以外にも気になる要素が詰め込まれています。

青春まっただ中の普通の女子高生たちがチアダンスで全米制覇をするというドラマとしか考えられない話。まさか、実話ではないだろうと思っていたのですが、色々と調べると、福井商業のJETSの存在を知り、一冊のノンフィクション本を読みました。

チア☆ダン 「女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」の真実円山夢久

このドキドキ、ハラハラ、ワクワクする感じは、10代の頃の自分が感じていたもの。一方で、彼女たちを強引なまでに引き上げた顧問・五十嵐裕子先生のキャラクターが、古風な熱血教師な姿が絵に浮かびます。

「夢を叶える」と口にすることはできても、それを実現させるというのは、ものすごい奇跡的な話だと感じます。無名な存在でスタートして、5年で全米制覇をしてしまうのは、五十嵐先生の熱量と行動力が不可欠で、女子高生の部員たちと真剣にぶつかりあった結果、生み出されたストーリーには感動が湧きます。

さりげなく書かれている話ではありますが、周囲との衝突は相当多かったのは推測できます。学校関係者、生徒たち、及び、親たちなど、理解を得るのは大変なことでしょう。

上級生が退部して、1年から部長を務めたブンが、退部を選ぶ場面などは、涙を浮かべてしまいそうになります。

高校生とはいえども、ハードワークな練習を繰り返せば、怪我をしたり、心を痛めたり、いろんな問題が山積みです。自分の青春時代を思い出しました。

「誰もわかってくれないことがある。」

この孤独な思いを抱えて去ったブンであっても、夢を叶えてCAになるという、きれいなストーリーに仕上がっているのも素敵でした。

一気に読み切ることができました。

このYouTubeの動画を見るだけでも、日本人の体でありながら、全員がきれいに揃うダンスは圧巻です。ここにたどり着く為に、彼女たちは、どれほどの練習をし、苦労をし、仲間と共感と対立をしたのだろう。その結果、どんな人生を歩むことができているのだろう。

一人の才能で開花する天才も立派ですが、チームワークを生かして、達成する姿。しかも、国内での優勝ではなく、世界で戦える姿は、若者にも、元・若者にも勇気を与えてくれる話です。

映画館で、泣いてしまう自分を想像できます。公開中に間に合うように足を運びたいと思います。

JETSが講演のフィナーレで観客に伝えているメッセージ

私たちはダンスのことより、もっと大切なことをJETSで学んでいます。
『笑顔の力』
『自分を信じること』『仲間を信じること』
『成長の鍵は、素直さにあること』
『感謝の心が大きなエネルギーになること』
そして『大きな夢を持ち、あきらめずに前進し続ければ、夢が叶うこと』
私たちの夢は、まだまだ無限に広がります。
JETSは、これからも支えて下さる方への感謝の気持ちを大切にして活動していきます。

説得力があるメッセージで、とても気に入りました。