なぜ定価化していても「セール」と言うのだろう?店舗側の本音は何?

オープン記念価格を「セール」と言い続けるクリーニング屋

私が、最近、利用しているクリーニング屋。
春先にオープンした際に、ワイシャツ1枚100円(税別)というオープン価格に釣られて利用を開始しました。最近のクリーニング屋の価格帯の中では最安値だと思います。

しかも、工場直営店なので、スピードもある対応ができて満足しています。
店員さんが、いつまでも不慣れでしたが、ようやくスムーズな対応ができるようになりました。

あれ?いつまで、オープン時の価格なのだろう?

お店のチラシがポスティングされていたので、チェックしてみます。

変わらず100円です。利用顧客としては満足しています。

キャンペーンやセールを延長するということは、顧客を離反させない意味は重要なことです。ただ、利益を確保しようと考えた場合、いつか値上げ時期がやってきます。この時点で、顧客は、信頼している店だからユーザーとして残るか、価格帯の安い他店を見つけるか、という選択肢に迫られます。

もし、定価(200円らしいのですが)に戻せば、コストは2倍に跳ね上がります。さすがに顧客としては許容できないので、他店利用を優先するでしょう。

では、このセール期間を伸ばし続けるとしたら、薄利多売として、顧客数を増やすか、利用頻度や点数を増やしてもらうしかありません。顧客数や利用度合いを伸ばした場合、納期・スピード対応が間に合わなくなるという顧客側のメリットを奪う可能性が出てきます。

もちろん、品質という価値もあるので、一概に値段だけではないのかもしれませんが、クリーニングという性質上、ある一定ライン以上の戦いは素人にはわかりません。

クリーニングの工程を100%オートメーションできるような、素晴らしいAIを導入して、24時間フル稼働したと仮定しましょう。この場合、機械導入の初期コストは莫大になるでしょう。ただし、クリーニング作業の人件費は大幅にカットできます。

おそらく、チェック作業を行う人員、クレーム対応と接客対応人員だけで済む環境になるかもしれません。長期的に見ればラーニングコストを下げて大量に裁けるので、値段を下げるという、予想外の未来も見えてくるかもしれません。

業界を問わず、全てが変化するトレンドの中で、セール価格の固定化は、無策に近い行為ではないかと私は考えます。

顧客の立場でクリーニング経営を考える=「脳トレ」に近い

このように、逆の立場になったら、顧客の目線・思考だけではなく、経営者・店舗側の発想が頭に入ってきます。これを日常的に行っていると、交渉力が高まるだけでなく、知恵もついてきます。

100円から値上がりしたら、私はどうしよう。もう一度、顧客の立場に戻ってみます。家から近い点を考慮すると、利用頻度は減らしても活用するかもしれないと考えつつ、形状安定ワイシャツに変えてしまえば、家で洗濯してノーアイロンという道も生まれてきます。

惰性に済ましていることを、1つでも紐解いて考えてみる癖をつけることができれば、脳は活性化されてくるでしょう。新しい着眼点、発想の種が生まれてきます。

常時セールを行う店舗の方へ

常時セール(特に閉店・店舗改装・リニューアル系)をされている店舗運営者の方に、私の意見を少しだけ述べます。

顧客は、そんなもんセールじゃないって気がついてるし、ありがたくないから!
工夫してよ!少しは!!それは、あなたの仕事でしょ?!

もちろん、セール商品を定期的に切り替えたり、テーマを絞ったり、特典をアレンジするなど、目先・小手先でも手を加えているならば、私は大いに評価します。

店舗側の創意工夫は、結果としての成功の有無を度外視して賞賛したい人間なので。

オリジナルな店舗ほど、生き残ってくれる多様性のある環境には賛成します。
(大型ショッピングモールのように金太郎みたいな雰囲気はつまらないですよね?)

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するラボ・リーダー(主宰者)。また、3人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。