集客方法として、Kindle(電子書籍)で0円作戦を使う発想は斬新
私自身、マーケティング発想で仕事や、サードプレイスの展開を考えています。となると、いつも、どんなゴールを描くかという時点で、目標を設定するタイミングで、数値化した際に、どうやって、集客するのかということは最大の課題になります。
まず、企画が面白くて、人を惹き付ける要素がなければいけない。ここは、自分と周りの知恵やアイデアで広がっていきます。とても楽しい時間と言えます。
次に、この企画の目標ゴールを数値化して設定する時点で、雲行きが怪しくなります。現実的に、その数は確保できるのか?イベントやセミナー、Webサイトに人は集まるのか?コストはどれぐらいかけられるのか、バイラル・クチコミ的な広がりは生まれるのか、など想定してみても、設定数値に幅がでてきます。ここが最大に難しい。大きく予想とぶれるとしても、オーバーするよりも、ショートしてしまうというリスクが伴います。
常に集客するというのは、最大の悩みのポイントであり、この部分を強化安定すれば、どれだけラクに色々なものを展開できるのかと考えています。
もちろん、組織や個のブランディングが完璧ならば困らないでしょう。ただ、ここは、よほどの著名人か、ブレイクする仕掛けがないかぎり、難しいもの。
そんな脳の片隅で常に気になっている私にヒットするタイトルの本を見つけました。
『確実にガンガン売れる! 500件の見込み客リストを無料で集める最強の仕組み』梅田憲嗣
タイトルのインパクトからすると、話半分で読まないと、というマインド的にバリアを張って読み始めました。
Kindleマーケティングの10ステップ
通常の集客ツールには限界があると断言した上で、梅田さんは、Kindleマーケティングを提唱しています。
Kindleマーケティングの「10ステップ」(絶対必要な作業)
①企画を考える
②売る商品を決める
③目次構成を考える
④原稿を仕上げていく
⑤タイトルを考える
⑥表紙を作る
⑦電子書籍化をする
⑧Kindleに出版する
⑨リストが集まってくる
⑩収益化
kindleは電子書籍であることは誰もが理解しているでしょうが、マーケティングに使うという発想はなかったので、興味を持って読み進めました。
0円本は、確かに、見かけると気軽にダウンロードしてしまいます。結果として読まないものも多いですし、1冊あたりの情報量が少ないという展開もありますが、なぜ0円なのかという疑問は残っていました。
kindleで本を読む読者のターゲットがビジネスマンなど明確であり、見込み客として確保できれば、メルマガに呼び込み、セミナーなどに集客しつつ、バックエンド商品を買ってもらえる。
手法としては革命的なものではないような印象でしたが、無料キャンペーンの先に、有料、高額物があるという設定は、従来からの手法のはずです。
あえて、電子書籍でやる意味があるのか、という疑問は読み進めていくとわかります。
Kindle本で印税なんか意識しても意味がないと梅田さんは断言されています。
タイトルが大切なことも当然だし、中身もゴールも大切なのは納得できましたが、まさか、ライティングを外注していくとう発想まではありませんでした。
つまり、電子書籍を書くことにゴールを設定しないからこそ、ライターに依頼しても構わないわけで、こちらは、企画全般と仕組みの設計と売ることを目的に特化できるという点の素晴らしさは目を引きました。
500件の見込み客リストを作る方法として、Kindleマーケティングはアプローチが新しい!
Kindleマーケティングで質の高い500件の見込み客リストを作れる理由は
(1)電子書籍内で紹介したノウハウに、既に興味を持っている
(2)電子書籍を読んで「自分にも出来そうだ!」と前向きになっている
(3)著者に共感している
としています。確かに、リレーションを取れる相手が確保できれば、マーケティングとしては成功と言えるでしょう。
もう1つ気になっていたが、Kindleランキングで常に上位でいるために、無料本にするということでした。リリースから5日間は無料でも6日目からは有料になるというルールを知っていただけに、謎でした。
この部分について、梅田さんは秘策を公開しています。(バレると通用しなくなる可能性はありそうですが)
(1)でんでんコンバーターで電子書籍を作成する
(2)楽天koboに価格0円で出版する
(3)kindleに有料で出版する
Kindleが他のプラットホームの価格と揃えるという特性を生かして、楽天koboで0円にすると、kindle上でも0円になるというカラクリです。
出版=印税というイメージがあると、驚きの方法ですが、0円、無料という力を使うのは、いろいろなビジネスで展開されているので有名な手だてです。どこにゴールを設定して、どんな手法を用いれば効果的なのか。梅田さんの提案するkindleマーケティングは、商品・サービスが明確に準備できているビジネスであれば、効果を発揮できるのは予測できました。
サードプレイスの拡大にも、この手法やロジックは使えると考えて、自分も企画からの設計をしっかりやろうと企み始めました。
見込み客さえいれば、売れるという思いがある方には、一読して損がない一冊だと思います。
<梅田 憲嗣さん 電子書籍活用指南本>
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。