残り時間はわずか!少子高齢は「2042年問題」に着目して具体的なアクションに向かおう

少子高齢化と団塊ジュニア世代の私

「少子高齢化」という言葉は、私が子どもの頃から耳にしていたフレーズです。

私の場合、小学生のクラス数が年々減り、新入生のクラスが3クラスまで減ったような記憶があります。

中学・高校となると、3年間なのであまり大きな差は感じませんでしたが、おそらく私は第二次ベビーブームのラスト世代なので、少子化の下り坂が始まる一期生みたいなものでしょう。

当時の私には、子どもが減るってことは、あまり実感がなく、高齢化などと言う言葉も、わかっていませんでした。

最近、街中を歩いていも、子どもを見かけるよりも、年長者、いわゆる高齢者と外国人ばかりを目にするような気がします。

日本社会を構成する人口バランスの変化をリアルに感じるようになったのは、ここ数年の話です。

日本の人口減少化について専門家のシナリオを読む

働く世代が減る、高齢者が増えて社会保障の負担が高まる、色々と言われている日本の急速な高齢社会が進む未来について、具体的なシナリオをイメージしたくなり、一冊の本『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』を読んでみました。

人口減少カレンダーを年単位で語ってくれるので、変化を徐々に予測できます。

子どもが減り続けて、老老介護、一人暮らしの老人が増えて、経済が成り立たなくなる。

どれも現実に予想ができる内容ばかり。

私は、この点については、同一労働同一賃金の政策により、定年制を完全に撤廃することで、働ける人は何歳まで現役で働ける社会をつくり出すことが重要だと考えています。

もちろん、体力も含めて落ち込むのは避けて通れないでしょうが、それを補うAIや外国人の力と一緒になり、細々と働きづける社会にしか救いの道はないのです。

当然ながら、死ぬまでピンピンして働くというのは、当事者としても厳しく感じる未来の姿ではありますが、高齢者だからというカテゴリーで分類するには無理があります。

結果として、定年がない以上、老人も社会に対して可能な範囲で働く社会。

働き続ける為には、健康でなければならないので、医療費を下げる流れに向かわざるえません。

もちろん、若くしても働けない人たちに対する福祉は考えていこうと思えば、シングルマザーなどへの手厚い施策も生み出されていくでしょう。

河合雅司さんは、日本を救う10の処方箋を提案しています!

1.「高齢者」を削減2.24時間社会からの脱却

3.非居済エリアを明確化

4.都道府県を飛び地合併

5.国際分業の徹底

6.「匠の技」を活用

7.国費学生制度で人材育成

8.中高年の地方移住推進

9.セカンド市民制度を創設

10.第3子以降に1000万円給付

危機感を煽るだけではなく、具体的な提言をしている点がポイントです。

私は、この10本の処方箋(提言)の中で、一番ヒットしたのは、9.セカンド市民制度を創設 でした。

デュアルライフ的なセカンド市民制度は、サードプレイスを地域活動の根幹として捉えて頑張られている方のムーブメントと被る部分があると感じるのが理由です。

ホームとしての自分がメインで暮らす地元・地域を大切にしつつ、もう1つのセカンド市民として、拠点を持つことで、人生の輝きは増してくるのは間違いありません。

サードプレイスを誰もが輝かせるには、どうしてもパラレルキャリアを意識しがちになっているようですが、地域コミュニティでの活躍を念頭に置くスタイルを築ければ、人生の面白さは数倍にも広がって行きます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。