沖本るり子さんの『期待以上に人を動かす伝え方』は実践的なコミュニケーションの知恵が満載です

人を動かすのには何が必要なのか?

沖本るり子さんは会議とビジネスコミュニケーション講師、著者として活躍中

期待以上に人を動かすことができたら、どんなに素晴らしい関係性が生まれると思いますか?

トリックでも、暗示や強制でもないとしたら、相手に喜んで動いてもらえる方法を知れたら、コミュニケーションのレベルは上がり、今まで以上に人生は楽しく、素晴らしいものに変わるはず。

自分が動いてできることには限界があります。誰か人に動いてもらわなければ、何事も大きくドライブすることはできません。

では、人を動かすには何が必要なのでしょうか?

権威や権力、命令・強制的な行為、金銭、など単純に上下関係や目の前のメリットだけで人を引き寄せる方法はあります。

実際のところ、これって、動くのではなくて、動かされているに過ぎません。

つまり、相手は喜んで動いているという感情を伴うことはなく、あくまでも支持を受けた通りに、言われるがままに動くだけのこと。

これは、双方にとって、正直楽しいと感じることはありません。

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発信することには5段階がある!

「5分会議」を活用した人材育成家、1分トークコンサルタントとして有名な株式会社CHEERFUL代表、沖本るり子さんの新刊『期待以上に人を動かす伝え方』を読みました。

タイトル通り、期待以上に人を動かすことが重要なポイントになっています。そのベースになる「発信の5段階」というレベル分けに私は感動と驚きを得ました。

発信の5段階

話す・・・「伝える」に含まれる(話さなくても伝えることはできる)

伝える・・・相手に伝えたいことを伝えるだけ

伝わる・・・相手に発信したことを正しく受け取ってもらえる

動く・・・相手が希望通りに動いてくれる

期待以上に動く・・・希望の動きだけでなく、相手が予想以上に動いてくれる

確かに、発信として相手に伝えても、実際は伝わらないってことは多いもの。こちらの伝え方に問題があるのか、相手の受け止め方なのか、誰もがしっくりとせずに悩むもの。

一方で、ツーカーの中というように、こちらの言葉を越えて、相手が動いてくれると本当に嬉しく最高の高揚感と喜びを得られます。

これらの違いは、この5段階の差が影響していると理解すると、とてもクリアになりました。

人が動き出す伝え方とは

まずは、相手に期待通りに動いてもらうためには、3つのコツがあると沖本さんは書かれています。

① 言いたいことは濁さない
② 言葉の使い方を工夫する
③ 相手の感情をマイナスにしない

私は、③「相手の感情をマイナスにしない」がとても大切に感じます。マイナスの感情からは動きが生まれませんし、むしろ、逆らいたくなります。相手にのせられているとわかっても、プラスの感情にしてもらえれば、多少の無理難題もなんとかしようと試みます。

短いフレーズで、相手にわかりやすくするために、期限や物差しの軸を合わせるということすらできていないために、コミュニケーションがずれてしまう場面というのが、日常には多いということを理解できました。

人が期待以上に動き出す伝え方とは

この沖本さんの『期待以上に人を動かす伝え方』の最大の山場は、4章につきます。

相手をプラスの気持ちへ持っていき、行動、思考、感情を見てあげれば良い。

質問で相手にアプローチをして、自慢話をしてもらって、第三者のプラスの噂話(評判)を語るだけで、相手が期待以上に動き出すとしたら、このテクニックは使いたくなります。

確かに、私自身、人の手のひらの上で、踊らされていると感じるときは、明らかに期待以上に動かすアプローチを相手が自分に行なっています。

相手の欲求や期待以上の成果を見せるために、全力を注いでいます。

「ほめる」「共感する」が苦手だと感じていても、これらのノウハウと、最終章のケーススタディを応用すれば、誰でも活用できる技が並んでいて、実践的な一冊だと感じました。

この伝え方テクニックは、口頭によるコミュニケーションだけでなく、ブログでの情報発信とも共通する部分があり、本の中に書き込みや付箋をたくさん貼りました。

是非、ご一読をオススメしたい一冊です。

著名な読書家・著者の方からもオススメの声が多数!!

<沖本るり子さんの本>

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¥850 (2024/04/25 21:23:08時点 Amazon調べ-詳細)

“2018年の人材の出会いと交流”=「拡張」のベースは沖本るり子さんです!

2018年、振り返ってみると、色々な方にお会いするきっかけのポイントに沖本るり子さんがいたことを思い出しました。

2017年後半に、マーケティングコンサルタントの理央周さんの出版記念イベントで、沖本さんにご紹介・ご挨拶をして、サードプレイス・ラボの 「フレームワークで学ぶマーケティング研究会」開催の会場(多目的スペース:cheerful )をお借りさせていただきました。

2月に、ビジネス開拓アドバイザー・研修講師・著者として活躍される大杉潤さんが主催のトークショーイベント、沖本るり子が語る「新しい働き方」への道で初めて訪れたのが、神保町のこどもの本専門店&カフェのブックハウスカフェ

ブックハウスカフェの今本義子さん、「コミュニティの女王」の中村薫さん、そして、大杉潤さんと読書好き、著者の方々と繋がるというご縁。

沖本さんから始まるご縁の連鎖を、人脈の「わらしべ作戦」として、ゆっくりと進めてきました。

なかなか恩返しができなかった私ですが、今回の本を多くの方に薦めるために、少しでも貢献したいと考えています。

関連ブログ記事

◆ 神保町「ブックハウスカフェ」は居心地が良い場所です!
(ここが気に入ったので、サードプレイス・ナイトの会場に決めました!)

◆ 「コミュニティの女王」中村薫さんと偶然出会う!
(「ハンバーグの会」「マネーの会」を何年も運営している素晴らしい方です)

◆ 付き合う人を変えると「人生が変わる」ということを実践中です
(人脈の「わらしべ作戦」について書きました。ゴールはあの人です)

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。