熱意がなければ複業は無理?箕輪厚介さんのホンネを探ろうと試みる

気になる人、幻冬舎の編集者・箕輪厚介さんに会う

箕輪厚介さんの話を聞いて複業も、出版・編集も考える

箕輪厚介さんとのツーショット!さりげなく、指はサードプレイスの3本指な私

2018年11月28日 ワカマセミナーVol.2 「本業と複業の相乗効果とは?」(大手町)に参加してきました。

1部のパネルディスカッションとして、複業をやられている方の話しも興味深かったのです が、私は、2部に登場する箕輪厚介さんがどんな人なのか、というのを知りたくて、足を運びました。

膝周りが破けたジーンズとTシャツという出で立ちで、箕輪さんが目の前に現れました。

今回のトークライブは客層が違って、箕輪厚介さんは戸惑っていたらしい

「自分の仕事で、サラリーマンの年収の50倍、稼いでますよ。」

箕輪さんが冗談で呟いたのに、今回のトークライブ参加者は静かに聞き入ってしまいました。

そんなに、あの自由そうな働き方はお金をもらえるのか、と。

いつもの箕輪編集室などのオンラインサロンと勝手が違うという感覚を持っていたらしい。

スーツを着ている、真面目そうなビジネスマンに囲われているのが違和感らしく、おとなしい印象でスタートしました。

複業は、本業とどういう関係を保つべきなのかという課題

1時間近いトークショーは、落ち着いた雰囲気の箕輪さんが質問に答えていくスタイル。

幻冬舎で編集者という仕事をしながら、多岐に渡る仕事へ活躍していくために、オンラインサロンの箕輪編集室が機能しているのは間違いありません。

専門分野を持つ人材や面白い人を見つけて、一緒に何かをやっていく、巻き込んでいくプラットフォームとして、自分のオンラインサロンを活用しています。

多動力があって、多分野で、多才な人たちと関わる、箕輪さんを見ていると、本業と副業の関係性はどうなっているのか、という点が気になっていました。

本業の働き方を効率化しながら、複業としての活動のバランスをどう取るのか。

箕輪さんは、幻冬舎の編集者という役割や、家庭では父親という顔を持ちながら、圧倒的に活動をしています。

世間の副業規定は、本業とは関連性を持つと、守秘義務・機密漏えいなどの問題を抱えているので、住み分けを求められるものがスタンダードです。

箕輪さんの場合、全てが出版に繋がる、きっかけや販促・PR活動に貢献できているのが複業となっています。ダイレクトに直結しているとは言えないまでも、リンクしている本業と複業の関係が存在しています。

寝てるの?忙しすぎないの?箕輪さん?

好きなこと、やりたいことをやっているだけではないと断言する瞬間に、普通の人らしい、箕輪さんの表情が印象深いものでした。

表に見えている印象と実態にはギャップがあり、好きなこと、やりたいこと、面白いことがビジネスにつながり、自分と関わる著者の本を売るという強いハートを感じました。

自分が編集に関わった本は絶対に良いモノだから、多くの人に届けるという覚悟があるから、著者たちと真剣に全力で向き合っています。

箕輪さんは、本業の編集者として実績を出しているから自由な立場、発言、行動を認められているのは間違いありません。

その先に、新しいチャレンジを繰り返し続けて、新しいフィールドを築くというのは特異な複業スタイルと言えます。(一般人が、箕輪スタイルで複業をやろうとすると無理が出てしまうと予想できます)

懇親会会場で、私が、箕輪さんと写真を撮らせてもらい、1つだけ質問をしました。

私:「日頃、寝てますか??」(落合陽一さんのように寝てないのでは?という疑問)

箕輪さん:「締切とかなければ、ちゃんと寝てますよ。」

私は、この短いやりとりのなかで、箕輪厚介さんが、とても常識的な対応をする方で、相手によって見極めているし、普通の顔も持っている人なのだと理解しました。

見事に周りの人を巻き込んで、自ら巻き込まれながら、死なない限りなんでもあり、と立ち向かう姿勢を見せるからこそ、箕輪さんは、本離れ世代の若者たちを熱狂の中に引きこんでいる人です。

クレバーであり、素早く行動を起こし、相手を引き込める能力、確かに、天才的な編集者として認められる存在だと感じました。

会ってみたいと興味を持った相手には、いまどきならば、失礼のない範囲でコンタクトを取りやすい時代です。躊躇せずに、顔を合わせたり、メッセージを送ってみましょう!

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。