最近、新刊の小説を読むことが減っているのは面白くないから?
最近、話題の小説の新刊というものを聞かなくなった気がしませんか?
(実際は、出版点数は減っていないようなのですが)
芥川賞、直木賞以下、各賞が発表されれば、一部の作品に注目は集まりますが、それ以外の大半の小説を熱心に読んでいるという人の話を聞きません。
本といえば、話題のビジネス書や健康本などに偏りがちで、想像力を書き立てるような小説を話題にして話をするようなことがめっきり減りました。
インターネットに流れる玉石混交な情報、インパクトのある動画(Youtube)に影響を受けているので、文字を読むこと自体が減っているのは間違いありません。
※ブログを書いている身としては切ないのですが
当然ながら、新刊本の小説なんて、話題になればドラマ、映画化されるから、それまでは読まなくても構わないというスタンスが主流になるのも仕方ないのかもしれません。
ガリレオ湯川教授の推理を味わえる定番シリーズの安定感あり『沈黙のパレード』
私も、世の中の普通の人と一緒で、小説を読まない人になっていますが、東野圭吾作品だけは、不定期に読んでいます。
今回、本屋の中をプラプラしていたら、新刊本が積まれている中に、『沈黙のパレード』を見つけたので、手に取りました。
天才物理学者の湯川学が事件の謎を解いていくシリーズ。
当初は、奇怪なトリックの謎解き担当として、能力を発揮していた湯川先生が、どんどん人間らしいやり取りを関係者と深めていくようになったので、1作ごとの重みが変わったような気がしています。
それだけに長編作品になるのですが。
今回の『沈黙のパレード (文春文庫)』は、法律では捌けない殺人者を、個人ではなく街の関係者たちで役割を持ちながら、相手に罰を与えていくというストーリー。
今時、そこまで地域のつながりが深い人間関係が成り立つことがあるのだろうか、という疑問は残りつつも、見事なストーリー展開。
幾重に重なる展開で、引き込まれます。さすが、東野圭吾作品、と唸りたくなります。
小説のレビューは、ネタバレだと未読の方を悲しませてしまうので、詳細な内容についてはカットします。
今回、ふと気になったことがあります。
変人として、物理学者の研究者、湯川学が今、どんな論文を書いているのだろうか。
彼が学会内ではどう評価されている存在なのだろうか。
私個人としては、事件の謎を解くのは、彼の本業ではないので、彼のメインの仕事、研究の状況も気になります。
しっかりと成果を出して、評価を受けている学者なのだろうかと。
もしかしたら、湯川学にとって、事件解決に向けた活動は、サードプレイス とも言えなくはないと、勝手に解釈を加えておきます。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
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