「おしりたんてい」が流行っているけど、あなたのおしりは大丈夫?
突如、我が家には「おしりたんてい」ブームがやってきました。
現在、NHK Eテレで土曜日朝9時から放映されているアニメ「おしりたんてい」が活躍中です。
「ふーむ、臭いますね。」とつぶやく「おしりたんてい」は誕生から7年目でブレイクが進んでいます。
キャラクター顔が「おしり」という点で子供受けは間違いありません。
<おしりたんてい絵本・児童書>
「おしりたんてい」について語るのは別の機会として、あなたのおしりは大丈夫ですか?
健康に歩くためのキーポイントになるのが、お尻らしいのです。
身体のパーツの中で、鍛えるという言葉とは程遠い「おしり」の存在
ふくらはぎ、肩甲骨、太もも、腹筋、色々な部位を鍛えることで、健康になるという形の本は定番化するように出版されてきました。
体の一部のパーツを鍛えるだけで何かが変わるというのは、人間の身体の構造を軽く捉えているような気がしています。
全体としてのバランスや連携があってこそ、健康な身体に繋がると考えるのが自然です。
ところが、「おしり」というテーマに絞った本が書店に並び、人気本になっていると聞いて、流石に驚きました。
いくらなんでも、「おしり」を鍛えることで大きな変化って身体に起こるのでしょうか。
腰や膝、肩、関連する筋肉ならばわかりますが、おしりって鍛えるものというイメージがありません。
事実を知らなければ、判断できずと考えて『「おしり」をほぐせば100歳まで歩ける!』松尾タカシ著(総合法令出版)を読んで見ました。
おしりを鍛えるのは梨状筋と腸骨筋のエクササイズ!
この手の健康本には必ずフルカラーで身体を動かすモデルのポーズが何点か並びます。
難しそうには見えないんだけど、実際に正しくできているのかどうかは判断が難しいものです。
今回、お尻の筋肉の多さという点、そして、ここを鍛えれば、腰や膝への負担という問題が解消されるという内容に興味を持ちました。
お尻の筋肉といえば、大臀筋かと思いきや、あくまでも、ポイントはインナーマッスルです。
おしりの筋肉はとても衰えやすく、表層にある大臀筋や中臀筋が衰え、分担された仕事が充分にこなせなくなると、深層部にある梨状筋が、その仕事を買って出てしまうのです。
責任感が強く、働き者なのが梨状筋の取り柄ですが、梨状筋は人の拳程度の小さな筋肉です。大臀筋、中臀筋がこなすべき力仕事を一手に引き受けることには、そもそも無理があります。
当然、梨状筋はオーバーワークで硬くなってしまいます。そして梨状筋がオーバーワークで悲鳴をあげると、“チームおしり“でカバーしきれなくなった仕事が、おしり以外の場所、膝や腰などへと回されていくのです。
梨状筋のコリが発生しないようにすることが大事なポイントだとわかります。
おしりを強くするためには腸骨筋を鍛えることが必要であり、腸骨筋をダイレクトに鍛えるには太腿を水平以上に上げるトレーニングが必須です。
梨状筋に加えて、股関節前面深層筋群を構成する筋肉の腸骨筋は、骨盤内側から内股のつけ根に伸びている部分も、おしりを強化するには必要だと語っています。
こちらの腸腰筋もインナーマッスル系なので、見た目にマッチョになるわけではないので、感覚として鍛えていくしかなさそうです。
片足でどれぐらい立っていられる状態をキープできるのか。
そして、水平に足を上げておけるかどうか。
この2点がお尻の状態を把握できるチェックポイントになります。
お尻を鍛えるエクササイズは難しくはなさそうなので、日々、少しでも取り組んでみることが重要なアクションと考えても良いのでしょう。
結局、歩けるかどうかが健康寿命や長寿の生きがいの差を分ける
寿命として何才まで自分が生きるのかが定かではないとしても、自分の足で行動できるかどうか、寝たきりにならないで過ごせるかどうかは、健康寿命やQOLの観点からも大事なものになります。
高齢者はどうしても足腰が弱るもの、活動量が制限されていくのは避けられないと考えがちですが、鍛えるべき身体の部位がわかって、確実に対策を練っておけば、人生の後半も楽しく過ごせるのは間違いありません。
人間が自分の足で歩ける、二足歩行できるということは、進化の過程で得た、貴重な武器であり、生きていく上で欠かせないものです。(ハンディキャップを持っている方の場合は、事情が異なりますが)
見た目の若さと中身の若さを意識して、日々の小さな行動や運動に取り入れる習慣が身につけていきましょう。
<お尻関連の本・DVD・グッズ>
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
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