職場あるある!「課長、それパワハラです!」って言われたらどうしますか?

上司の言葉や態度がハラスメント感じたら

昔だったら、上司の叱咤激励、厳しい言葉も受け入れて仕事をするのがサラリーマンの生き方でした。(はらわたが煮えくり返ることも我慢していたものですよね)

今や、ちょっと厳しい言葉を投げかけた時点で、「パワハラだ!」と言われてしまいます。

慎重な対応をする管理職も増えていますが、まだまだ、古い体質を引きづっている方も多いのが現実ですよね。

なんでもハラスメント盛りの世の中を、不思議に思うけど

「◯◯ハラ」という言葉が世間で、次から次と耳にするようになって久しい。

パワハラ、モラハラ、マタハラ・・・。

全てがハラスメントに直結する話題ばかり。

日本人はいつから、ここまで神経質に相手の言動に対して、ものを申すようになったのでしょうか。

我慢や辛抱が美徳だとは思いませんが、最近、このハラスメント過多に食傷気味な感じを抱いていないでしょうか?

もちろん、ブラックな対応をして、訴えられるようなハラスメントは大問題です。

ただ、双方が人間であるならば、抑制可能なポイントもあるはずなのですが。

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友人の増田和芳さんが電子書籍デビューをした!テーマは職場のコミュニケーション

私の友人で尊敬できる男、増田和芳さんが電子書籍『「課長、それパワハラです!」と言われないためのコミュニケーション術。 (20分で読めるシリーズ)』で著者デビューをしました。

この春、増田さんは、生まれ育った静岡県富士市にUターンして、今までの経験を生かして、人材育成コンサルタント・研修講師として独立されます。

コミュニケーション、ハラスメント帽子、キャリアデザイン、ビジョン構築など多岐に渡る分野のコンサルティングを手がけられています。

「私、本を出すので、是非、読んでください」

その一言を聞いた時点で、増田さんがプロフェッショナルとしてどんな本になるのか、とてもワクワクしていました。

テーマが「課長という管理職とパワハラ」について、という点には驚きませんでした。

増田さん自身が職場で、上司や部下とのコミュニケーションに悩み苦しんだ経験を伺ったことを思い出しました。

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課長、パワハラです!と言われないための7つのポイント

著書の中で、「課長、それパワハラです!」と部下に言われないためのポイントを7つ上げています。

第1のポイント 部下のことを知る

第2のポイント 部下の話を聴く時間をとる

第3のポイント 部下の話を丁寧に聴く

第4のポイント 部下に指示を伝える

第5のポイント 部下に伝えた内容の確認をする

第6のポイント 部下の健康に気を配る

第7のポイント 部下と働く環境に配慮する

どれもが、当たり前の上司と部下のコミュニケーションだと思いながら、実は、関係性の中で、優劣が出ているケースを思い出しました。

ひたすら指示を伝えたい上司には疲れた記憶があるし、話を聴いてくれても、その後何も実戦してくれないとがっかりさせられたことも思い出しました。

いまどき、「ちょっといいですか」と職場の上司・部下、同僚の中で声をかけられたら緊張してしまうもの。

昔は、お小言や不満を伝えるために、気軽な距離感を保ちながらのコミュニケーションが成り立っていたのに、最近は、ハラスメントか否かを気にすると、意味のある深い内容の話が成立しづらくなっています。

どちらかが一方的になり、聴くだけ、言うだけでの関係になると最悪です。

お互いの伝えたいことを相手の立場、考えを尊重しながらじっくりと伝えあいながら、物事を進めて行くというスタイルが取りにくい時代になりました。

スピードを伴った成果を求める時代なだけに、相手の言い分、感情を無視しがちになります。

私は、第6のポイントが刺さりました

病気だったり、休みがちな同僚、上司や部下との関係を考えると、どうしても仕事中心で考えると個人の健康なんて後回しにされるもの。

ここで相手に気を配れるかどうかは、重要なポイントだと再認識できました。

パワハラとは、立場が上のものが一方的に押し付ける、コミュケーションによって生まれます。相手に関心を持てれば、健康にも、趣味なども気になるはずなのです。

雑談かもしれないですが、相手をわかるためには、雑談も含めたコミュニケーションを図る、気持ちの余裕がなければなりません。

自分がパワハラをしないために、されたらどうすればいいのか、というレベルではなく、日頃の、どんなことを配慮すればいいのかを理解できる一冊です。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。