無難な生き方を選ぶのではなく、尖る道を選ぼう
ブランディングという切り口で、書籍や講演などをされる方が多いものの、実際に当人がしっかりとブランディングできているという方はどれぐらいいるのでしょうか。
私が定期購読しているメルマガの1つに、スピードブランディングの鳥居祐一さんの『ポジティブ・ライフスタイル』 のススメ があります。
セレブ感を出して、旅をしたり、パーティをしている人でしょ?鳥居祐一さんって?!
確かに、Facebook、ブログ、メルマガに出てくるネタは自由に生きている人に見えます。
<鳥居祐一さんの書籍>
鳥居さんの新刊が出るという情報を得た私は、発売を楽しみにしていました。
『遠慮しない生き方』(サンマーク出版)のタイトルだけで、鳥居さんらしさを感じました。
鳥居さんの生き方は、金融機関のサラリーマンのツラい時期をを経て、子供時代に育ったアメリカへ渡り、成功哲学を学び、億万長者たちから学んだライフスタイルを実践して自由に過ごしています。
会社に所属するわけでも、起業して経営者になるという無難な生き方ではなく、尖る道を選んでいます。
鳥居さんの考えるブランディングとは何か
ブランディングというのは、本来の自分らしさを生かして、その中の強みを前面に出すことです。新しい自分を演出するのではなく、もともと持っている自然体の自分らしさに磨きをかけて尖らせていくのです。
『遠慮しない生き方』の中でさらっと書いている文章ですが、普通の人には難しく感じる部分ではないでしょうか。
家族がいて、仕事があって、自分らしさを全面に出して生きていこう。強みを売りにしようというスタンスは理解できても、現実社会では求められる役割を果たすことで必死になりがち。
だからこそ、ある時から、著名人・アーティストは「自分らしさ」「オンリーワン」を訴えかけることで共感を伝えています。
それだけ、自分らしさにこだわりたいという欲求はあるものの、不自由しているという実態があるのです。
ですから、とにかく動いてください。何も考えずに、誰にも遠慮なく、まずは第一歩を踏み出してください。
そのために、とにかく第一歩、はじめの一歩を踏み出すことを推奨しています。
理想のライフスタイルから逆算して考える
どんな仕事をしたいか」ではなく、「どんな生活を送りたいか」から考えていくのです。そして、そのライフスタイルを実現させるためにはどんな仕事がよいかを逆算していく。
現在の制約条件などを一旦無視して、「どんな生活を送りたいか」に意識を向けてみる。
必要なのは逆算の発想と言います。
私も何度か、この【サードプレイス 】ブログで「逆算」について書いてきました。
理想のライフスタイルで大事なことは、自分がどう生きるのか、という点です。
他者目線ではなく、自分目線になってみる(自己中心と非難されても構わない)
どういう環境でどんな生活ができれば自分はハッピーでいられるか、楽しくいられるか、ワクワクできるかを考えてみてください。そしてそんな生活を実現させるためにはどんな仕事ができるかを考えるのです。
好きなことをやる
得意なことをやる
という論調が、SNSや人気者な方の発言や著書に増えています。
このメッセージは優しいし、心地よいもの。
でも、鳥居さんは、そんな生活を実現させるためにはどんな仕事ができるか と伝えています。
自分がなんらかの形で世の中の役に立つことが、仕事になるというスタンスが大事なのです。
ここまで考えてから、2つのメッセージを胸に刻みます。
好きなことをやる
得意なことをやる
どんなライフスタイルが自分の理想なのかを考えてみましょう。
人真似をすることではなく、自分の考えをアウトプットすること
フェイスブックやメルマガで取り上げた物事に対して、必ず「自分の考え」を入れます。自分目線での世界観を言語化していくのです。
「自分の目で見た意見」を必ず入れ、遠慮せず、どんどん尖った記事を書いていきましょう。読者は、「あなたがどう考えるのか」に興味を持つからです。
鳥居さんのメルマガが他の方よりも、面白く深いと感じるのは、テーマや書かれているネタだけでなく、そこに鳥居さんの考え方が盛り込まれている点にあります。
もちろん、全てに同意、納得できないことをありますが、なるほど、そういう考え方もあるのかと気付かされます。
このオリジナル視点がないものは世の中にたくさんあります。
ニュースが使いまわされたり、似たようなブログ記事(コピペされたと感じられる)が並びます。伝えようとしている個人の顔、メッセージがなく、客観的に見えるものの、価値が薄くなっている情報が山のようにあります。
情報・メッセージを誰が伝えるのか、というWhoの部分に着目されています。
それだけに、「誰」という個人がはっきりとブランディングできていなければ、中身の価値が正しく伝わらないのです。
自分の考えをアウトプットするという勇気を持つ、遠慮しないということが、この『遠慮しない生き方』で鳥居さんが伝えたいメッセージです。
人は知らないことを教えてもらうと喜ぶものなので、それも読者への貢献になります。「こんな体験ができて羨ましいな」と思わせるだけではなく、ともに臨場感を味わえ、ためにもなる内容を盛り込んでいくのです。
メルマガ、著書、ブログ、SNSなどで鳥居さんが伝えたいのは、自らの体験をわかりやすくアピールしているのは、この考え方がベースにあるのだと理解できました。
どうしても遠慮してしまうのは日本人だからなのか
では、どうしても遠慮してしまうのは日本人の謙虚さなどの美徳と言えるのでしょうか。
私は、普通の日本人の自信のなさ(自己認識の低さ)と、周りの目(他者目線)が気になることが影響していると思います。
美徳を作り上げたのは誰なのでしょうか。本当に、日本人らしさなのでしょうか。
私は、いつの間にか、お上の言うことに従えば幸福になると刷り込まれた結果だと考えています。
都合よく設計された、謙虚でわを優先する日本人のイメージ。
誰もがグローバルな環境に身を置くならば、組織も個人も変わらなければなりません。
遠慮しない人になって、尖る道を選ぼう!
是非、実践していきましょう!!
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。