奇跡を起こせる人は、実力以上に結果を出している!
奇跡を起こせる人を見たときに、どんなことを感じますか?
実力以上に本番で結果を出したという事実。
そこには事前の準備を整えているから、という背景があることは、後付けで知ることが多いもの。
私の好きな著者、千田琢哉さんの『君は、奇跡を起こす準備ができているか。: 実力以上の結果が出せる人になる66の言葉』の一冊を読みました。
すました顔して膨大な量をこなせるのが、天才
千田琢哉(著)『君は、奇跡を起こす準備ができているか。: 実力以上の結果が出せる人になる66の言葉』の38〜39ページの部分が私の感性にヒットしました。
「仕事は忙しい人に頼め!」というのは説明不足だ。
仕事はいつもゆとりがあるのに膨大な量をこなせる人に殺到する。
「いつあんなに仕事をしているの?」と疑問に思った人々が殺到するからだ。
生涯10万点以上の作品を遺したピカソは、まるで呼吸のように創作し続けた。
忙しい人は忙しいとは言わないもの。
奇跡を起こせるような天才は、膨大な量をこなしているのは事実。
現代でいえば、キングコングの西野亮廣さんが良い例だと思います。
彼は『新・魔法のコンパス (角川文庫)』の中で次のようなことを語っています。
100人に一人」の人材は大したことじゃない。
一つのジャンルで戦い続ける「専業」は 希少価値を上げにくい争いに参加している。
掛け合わせる職業はなるべく離しておいたほうがいい。3万時間を一つの職業に使うんじゃなくて、 三つの職業に1万時間ずつ使うほうが 希少価値を上げやすい。
(この考え方を西野亮廣さんは、藤原和博さんの『藤原先生、これからの働き方について教えてください。 100万人に1人の存在になる21世紀の働き方 (DISCOVER21世紀の学校)』などに書かれている「希少性」の話に感銘を受けたようです)
彼は、吉本興業のお笑い芸人でありながら、絵本作家になり、初期のクラウドファンディングで絵画展を開く、日本最大のオンラインサロンの運営者になったり、次々と展開をしている。
その間では、異端なアプローチを実施してきました。
絵本を分業で描いて、インターネット上に無料公開をする。
批判を浴びても、自分が考えて、圧倒的に行動量をこなしているからこそ、負けない。
お金よりも信用を得ながら生きている。
昨今、若者を中心に注目を集めている(同時に批判も多い)、西野亮廣さん、落合陽一さん、堀江貴文さんなどは、結局、多分野に実績を残しつつづける。
もちろん、才能と信用によって、周りが支援するという追い風を受けていることが成功の近道になっているのは間違いない。
膨大な量をこなせる天才になるために、言い訳せずに突き進める人が、周りから見れば、奇跡を起こしている人に見えている。
奇跡を起こす人の特徴がある。粛々と準備を整えていることだ。
千田琢哉(著)『君は、奇跡を起こす準備ができているか。: 実力以上の結果が出せる人になる66の言葉』の140〜141ページの部分が、この本のタイトルとメッセージだと理解しました。
奇跡を起こせない人の特徴がある。
「奇跡、奇跡」と騒いでいることだ。
奇跡を起こす人の特徴がある。
粛々と準備を整えていることだ。
騒ぎ回らずに、コツコツと準備を続けている姿は地味に違いない。
ある分野で突然、飛び出してくるスターは、一般人から見れば奇跡な存在に見える。
でも、その相手は、無名の時代からコツコツとやっていたのは、イチローを見ても、他のスーパースターを見ても同じもの。(一発屋の場合、偶然というしかない)
奇跡はとても恥ずかしがり屋だ。
存在に気づかれて騒がれると、一目散に去って行く。
同時に奇跡はとても寂しがり屋でもある。
粛々と準備を整えて行く存在に気づいてくれない人のところに、ちょっかいを出してやってくる。
周りの騒ぎに浮かれることなく、自分の目指すこと、やりたいこと、好きなことを淡々と続けていく未来にしか、奇跡と思われるようなことは起きないもの。
時代のスピードが早いからといって、成果が出るのが早くなるわけではありません。
奇跡を起こしたいと願わなくても、奇跡を引き寄せる人って、どんな人なのか、わかってきたような気がしませんか?
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。