今までの人生で、何人の人と出会ってきたでしょうか。
一期一会の人も含めるとしたら、ものすごい数の人と出会って、別れてきたはずです。
家族、親戚、友人、ライバル、職場、地域、色々な切り口の中で会えた人の顔と名前を全部重出すのは無理です。
その中でも「特別な人」の存在は忘れられないはずですし、これから出逢う「特別な人」のことも大切にしたいですよね。
千田琢哉『「特別な人」と出逢うために–たましいをぶつけ合う相手はいるか?』の感想・書評をまとめます。
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「特別な人」ってどんな人だろう?
自分にとって、特別な人ってどんな人なのかをまず考えてみます。
当然、親子関係は特別なものですから、自分の親、子供のことは特別です。
では、それ以外で特別な人となると誰を指すのでしょうか?
ここからは人それぞれの人生によって分かれます。
学校の先生、塾の講師、習い事の師匠、近所の人といったあたりが子供なら該当するかもしれません。
青少年以降であれば、親友、好きになった人(片思いも含むので恋人とは言いません)などが忘れられないし、ライバルの存在も自分を成長させるには必要だったと感じるはず。
大人になると、自分の上司と部下、メイン顧客、所属する組織のトップ(社長など)というビジネスラインと、一緒に生活をしていくパートナーも含まれてきます。
ただ、ここに「特別な人」は含まれていない気がしませんか?
例えば、書籍や講演・セミナー、テレビやネットなどで知り合えた特別な人を師匠のように支持していくうちに、「特別な人」に感じている方も多いでしょう。
千田琢哉さんの考える、特別な人と出逢う方法を『「特別な人」と出逢うために–たましいをぶつけ合う相手はいるか?』から学んでいきます。
深く考える=哲学のためにはひとりの時間を大切に
大量な書籍を書かれている文筆家の千田さんの考える特別な人と出逢う方法は、納得できる点がいくつかあります。
自分の実績を目の前で作り上げて、特別な人と出会った時に、自分が気づく為にも、とにかく深く考えることを勧めています。
孤独は人生にとって良くないという説もありますが、孤独に向き合って、ひとりの時間を大切にしない限り、自分の考え方を拡げながら深掘りしていく作業を哲学だと言い切っています。
憧れの人の動きをウォッチするだけでは足りないという事実を肝に銘じておく必要があります。
人を見る目を養うって簡単じゃない
特別な人とそうでない人を分けるには、人を見る目を養おうと考えがち。
容姿、肩書き、雰囲気などを大事にして、見抜こうと思うと勘違いしてしまう。
千田さんは、目の輝きやおじぎというごまかしのきかない点に注目しています。
この目の輝きというのは、秀逸です。
決して、カラーコンタクトや整形をしても演出できなキラキラした輝きだからです。
私自身も、相手に目の輝きを褒められたことが数回ありますが、その時は、相手にとって、特別な人に近いものを印象として与えていたのかもしれません。
やはり、「目は口ほどに物を言う」は正しいのだと実感します。
とにかく寛容であれ!
このポイントは難しい。
なぜなら、人は、自分には甘く、他人には厳しいという不動の視点を持っているからです。
例えば、売られたケンカを買わないという冷静にスルーする、寛容さを持っていますか?
今、些細なことでキレる人が増えています。
結果として、事件にまで発展しないとしても、沸点が低い状態が蔓延しています。
隣の人の成功を羨んだり、妬んだりするのではなく、祝福してあげられるかどうか。
なかなかライバル関係に近い相手を、心から祝福することは難しいもの。
他人に寛容である為には、自分自身と向き合いライバルは自分だと理解する姿勢です。
最近、スーパースターと呼ばれる人の発言の中で、誰と競うのか、と尋ねられると、自分自身と答える場面を目にしませんか?
自分の中の弱さ、甘えを向き合って、乗り越えようとすれば、結果として他人に対してはの価値観は寛容になります。
愛を知って、勇気を持て!
愛は、どこまでお互いのことを知らなければいけないから、話し合うことが不可欠。
ところが、その先には、見つめ合うだけの愛があることを千田さんは書かれています。
確かに、お互いを無視するのではなくて、ただ見つめ合うだけの関係って、他人が入り込めないもので、特別な人だと無意識に認識しています。
また、自分自身が臆病者であることを認めてしまうことで、特別な人と出会えると語っています。
欲しいものを欲しい。好きなものを好き。
単純なことを伝えるのに勇気が必要になっています。
他人の目や言葉を気にすると、無難に乗り切ろうとしがち。
だからこそ、勇気を持って、言い訳をせず、素直に謝り、長年の付き合いを手放したり、という行動への勇気を持てるかどうか。
日常をしっかりと見つめたら、「特別な人」は目の前にいるかもしれない。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。