マーケティング入門書としてわかりやすいストーリー設計!上杉恵理子『弱者でも勝てるモノの売り方』

ストーリー本は、ビジネス書を読みやすくしてくれます。

一方で、エンタメのようで実践につながらないまま、一過性で終わってしまうかもしれません。

今回、星野リゾートのマーケティング部門での経験や知識を、親近感が伝わるレベルでまとめた、上杉恵理子さんの『弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門』を読んで、マーケティングの基礎を振り返ることにしました。

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お金をかけないとモノが売れないわけじゃない!自分に合った売り方がある!

モノが売れないという場合、場所、価格、質などが注目されて、手法としては広告を出すか、出さないのかという話になりがち。

もしくは、自分のビジネスよりも競合との違いに対して、手が打てずに負けを認めてしまって諦めていませんか?

強みや弱み、自社と顧客と競合などについて掘り下げれば見えてくるものがあるから、マーケティングの基礎を身に付けることは、モノを売るには不可欠です。

街の隠れた個人店舗は、独自のポジションを確保しているから生き残れる

飲食もコンビニも、量販店などの大型チェーン店が増え続けています。

人・モノ・金・ノウハウ、全てが、個人の小規模な店舗やサービスでは太刀打ちできないと決めつけてしまう方は多いですが、本当なのでしょうか。

地域に根ざした特徴を把握して、自身の強みを発揮して、顧客に価値を提供していく活動を着実に広げて行けば、大成功はしなくても、失敗をしないスモールビジネスならば展開できると言われています。

上杉恵理子さんの『弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門』のストーリーに出てくる、カフェのワグナーも、どこの街にもある、小さな喫茶店にすぎません。

カフェ・ワグナーは、自分たちの価値・ポジションとして居心地の良さと、レコードという武器を見つけることで、苦しい経営を立て直していく物語に仕上がっています。(気になる方は、是非、読んでください)

世の中では、店舗や事業の生き残りに必死になって、いろいろな策を講じるものの、結局、閉店や廃業という道を選択するケースも目立ちます。

外的な要因、競合に負けてしまい、売り上げが下がったのは仕方のないことと諦めるべき話なのでしょうか。

「亀戸餃子」が売れている理由を具体的に考えてみる

小さな店舗のマーケティングの事例を取り上げて、考えてみます。

例えば「地域名+商品名」の組み合わせは、商品の認知度をあげることにつながります。

私の地元で地名度が高いのは「亀戸餃子」本店(亀戸ホルモンよりわかりやすいので、こちらを選択しました)があります。

特徴は、メニューが餃子しかないこと(飲み物はビールや紹興酒などありますが)です。

1皿、270円(2019年9月現在、長らく250円でしたが値上げをされました)の餃子を2皿食べることからスタート。

ひたすら餃子を食べるだけ(亀戸本店以外は、ラーメンなどもあります)。

持ち帰りも焼きと生があるものの、必ず帰りの交通手段を聞かれるのが特徴。周囲への臭いへの配慮がデフォルトになっています。

マーケティング的に考えると、商品を1種類に絞り込む戦略がポイント。

その特徴があるからこそ、話題として口コミになり、メディアに取材を受けて、SNSでの配信も不定期に続けられます。

大々的な広告は打たなくても、自前のホームページがなくても(食べログやRetty、個人のブログなどでの情報は豊富)、路地裏の小さな店で餃子単品を売るだけで、人気店として定着。

ファミレスや他の店が、お客さんにメニューを選ぶ価値を提供していますが、「亀戸餃子」は食べ物は単品しかありません。

迷うことなく、ひたすら餃子を美味しく味わうだけ。

店のスタッフも餃子を焼く、皿が空になったら追加の注文を取る、皿の枚数で料金がシンプルにわかる、という簡単なオペレーション。

その日の餃子在庫がなくなれば、お店は終了します。

昼時は平日も、土日も行列ができる店です。

中華料理店のなかで、餃子は人気の一品ではありますが、単品勝負する店は少ないもの。

それでも、「亀戸餃子」は、餃子専門に特化したことで、競合との差別化をはかり、特異なポジションを確保されて、ファンを確保したということになります。

味が美味しいかどうかは、個人の判断なので、一度足を運んでみてください。

食べすぎてお腹を壊しても、自己責任ですので、よろしくお願いいたします。

亀戸餃子 本店 店舗情報

店名 亀戸餃子 本店
住所 東京都江東区亀戸5丁目3−3
電話  03-3681-8854
最寄駅 亀戸駅 徒歩1分
営業時間 11:00〜19:00(餃子がなくなると終了)
定休日 年中無休
URL なし

お金をかけなくても、モノを売れる方法を学び、実践する

多額のお金をかけなくても、モノは売れる時代になっています。

自社や自分の特徴(強み)を知り、顧客を知ることを怠らずに、競合との差別化をアピールする。

価値をモノだけに限定せずに、体験やストーリーを見せて、共感して拡散してもらうファンが増えれば、モノやサービスは売れていくという現代マーケティングの世界。

自己都合の押し付けを与えてしまうような勘違いは失敗のもと。

マーケティングは、知識ではなく、実践に使えてこそ意味があります。

マーケティング入門書として、オススメの一冊です。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するラボ・リーダー(主宰者)。また、3人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。