人生や日々の中で、間違いや混乱は避けられないものです。
これをどう受け止めて生きるのか。
そのヒントを作家シンディ・フランシスの名言から考えてみます。
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シンディ・フランシスの名言から、新しことを始める時の混乱はプロセスの一部と考えてみる
私自身が、混乱から逃げ出すために、ある名言を噛みしめてみました。
何か新しいことを始める時、間違いや混乱は、プロセスの一部分である。
『幸福をつかむ明日への言葉―あなたを変える306のヒント (PHP文庫)』の四半世紀前の著書で有名なシンディ・フランシスの名言
新しいことを始めるときは、どれほど、段取りを積み上げて完璧に準備をしていたとしても、絶対に間違いや混乱は避けられません。
だからといって、新しいことへのチャレンジを避けていては何も変わらない状態が続いてしまいます。
間違いや混乱も織り込んで、プロセスの一部だと割り切って挑めたら、心を落ち着かせて、前に進むことができます。
最初から、プロセスの一部と想定できていれば、大概のことは飲み込めるものです。
失敗を恐れて何もしないと、生き方は後退してしまうもの
ミドル世代以上になってくると、新しいことにチャレンジしなくても、無難に生きていけてしまいます。
新しいことは失敗するかもしれない、間違いやミス、混乱をするのは避けたいから、同じことを繰り返そうとすると、結果として、生き方は後退してしまいます。
後退して転がり続けてしまうと、どこまでも下がっていくものです。
怖がる気持ちにブレーキをかけて、失敗も覚悟のうえで、スモールなトライアル(実験)、一歩目を踏み出すことは、いくつになっても必要なのです。
私は浪人生時代に、戦略を立てながらも不安に駆られていた
私は、大学受験の浪人生時代、1つだけ大きな不安を抱えていました。
現役高校3年生で受験をすべて失敗しただけに、1年かけて勉強しても、どこの大学も合格しなければ、次のチャレンジはNGになるという大前提が我が家にはありました。
いくつも受験しても、1校も受からないリスクはあります。
もちろん、当時、和田秀樹先生の本を読み、全体の7割弱を正解していれば大丈夫という基本戦略は持っていました。
自分の得意分野を中心に積み上げていけば、あるラインの大学ならば合格できるのは模試などの結果からも明らかでした。
それでも、不安には苛まれていました。
大学受験は、新しいチャレンジではないものの、1年も人生を遠回りしての浪人生活を無駄にしたくない、失敗は嫌だと。
これって、精神的には、受験シーズンが近づくと大きなプレッシャーに変わります。
そんなとき、私はどうやって立ち向かったののかを思い出しました。
全部落ちるかもしれないし、全部受かるかもしれない。
全力を出した結果を受け止めようと決めました。
腹をくくった感覚。
これにより、落ち着きを取り戻してラストスパートは乗り切ることができました。
※夢の第一希望ではなくても、納得できる大学・学部に入って、充実した学生生活を過ごせました。
浪人生活は、新しいことのチャレンジとはいえないけれども、今思うと、自分の人生の中で、不安に向き合いながらも、チャレンジする大事なプロセスの一部だったと振り返っています。
心配ごとに対して不安を抱えながら起きる混乱さえもプロセスの一部として受け止めてしまえ!
結論として、新しいことであれ、リスクが高いと感じることであれ、誰だって不安を抱えてしまうのは仕方ありません。
自分の中で間違いやミス、混乱が起きるのは、ゴールではなくて、最終ゴールへ向けたプロセスの一部だと受け止めてしまえれば、気持ちも落ち着いてきます。
何事も人生という長い時間の中で起こる、プロセスの一部に過ぎないという割り切りを持ちましょう。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。