「本当に、日本人の通勤時間って長いのだろうか?」
日本人の通勤時間の長さが生産性を下げているという話を聞くものの、真実なのか疑問を抱いたので、統計データを調べながら、まとめてみました。
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本当に日本人の通勤時間って長いのか?
新幹線通勤・通学、2時間以上の遠距離でも毎日通う、という話を耳にしたことはありますよね。
実際に、日本人の通勤時間って長いものなのでしょうか?
この通勤時間が、1日の生活時間を奪うという理屈の話は正しいと言えるのか、調べてみます。
通勤時間に片道1時間を超える人は少ない!
通勤時間は、家から職場までの距離という大前提で考えます。
玄関を出て、職場に到着するまでの時間。
徒歩、公共交通機関、自家用車など様々な手段で通勤をしています。
総務省統計局 平成20年住宅・土地統計調査の資料から考えてみましょう。
家計主の通勤時間の中位数を都道府県別にみると,神奈川県が49.4分と最も長く,次いで千葉県が47.9分,埼玉県が45.7分,東京都が44.0分,奈良県が43.5分などとなっており,東京都とその隣接県で特に通勤時間が長くなっている。一方,宮崎県が17.5分と最も短く,次いで島根県が18.1分,愛媛県が18.6分,鳥取県及び鹿児島県が共に18.9分などとなっている。最も長い神奈川県は,最も短い宮崎県の2.8倍となっている。
通勤時間別割合をみると,「30分未満」は宮崎県が81.3%,「30分~1時間未満」は東京都が41.6%,「1時間以上」は神奈川県が36.0%と,それぞれ最も高くなっている。
(総務省統計局 平成20年住宅・土地統計調査「通勤時間が長い東京都とその隣接県」より引用)
あくまでも平均値としてのデータではありますが、都市部でも片道1時間未満です。
当然ながら、往復なので2倍分を個人が時間として使うことになりますが、1日2時間未満に過ぎません。
おそらく、統計データとしては、2時間以上の遠距離通勤者も含んでいますから、世間の感覚よりも短時間の通勤者が多いということになります。
問題は、通勤が快適かどうかという点に尽きるのでは?
時間の長さではなく、通勤と言う行為が快適なのかどうかにかかっています。
もし、快適な移動手段で45分程度の通勤であれば、あなたはストレスがたまるでしょうか?
おそらく、自分の好きなことをしながら移動できるならば気にならないでしょう。
これが、満員電車でプライベートスペースが近すぎるなかで、他人と触れ合っていることが問題に感じていませんか。
もし、本当に、通勤時間をバラバラに変えられたら、どうなるでしょう。
いわゆる、単純な時差出勤ではなく、早朝、ゆっくり出社、午後出社などが自由になった環境ならば、このストレスは大きく激減するはずです。
提案1:職場と自宅の距離を近づける!
通勤時間の長さとラッシュのストレスを減らすには、職場と自宅の距離を近づけるのが最短の解決策です。
・職場の近くに住む
都心部であれ、地方であれ、職場の近くに住むという選択肢を考えてみましょう。
職場の近くに寮があるなんて、もはや考えにくい時代ですが、自分のお財布事情を踏まえつつ、職場の近く、例えば、ドアtoドアで30分以内の物件に引越して住んでみるのはどうでしょうか?
►良い賃貸物件を見つける!
もちろん、都心部だと持家なんて無理なのは承知のことですし、転職したら引越しも、となるのであれば、条件とお気に入りの賃貸物件を見つけてしまえば済みます。
►一人暮らしが嫌ならシェアハウスで安く住む方法も!
でも、実家暮らしとかが長くて、一人暮らしは寂しいし、予算的に厳しいという方ならば、シェアハウスというスタイルを選択して見てはいかがですか?
自分のお部屋とは別に、共同利用できる共有スペースを持った賃貸住宅のことで、共同住宅ならではの「共有」と「交流」を楽しめるあたらしい住まいの形として外国人、日本人を問わず認知されています。
シェアハウスは、通常の賃貸アパートに比べ初期費用・毎月の費用を抑えてリーズナブルな価格で住めるところも大きな魅力のひとつです。共有スペースは通常、入居者同士が交流出来るラウンジなどの他にキッチン、シャワー(浴室)、トイレなどの水周りのスペースなどがあります。
(【オークハウス】サイトより引用)
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・自宅の近くの職場を見つける
職場の近くに引っ越すなんて、面倒くさい!
どうせなら、家の近くで働く道を探したい!という方もいるでしょう。
通勤が0に近づくのは間違いありません。
►地元で働くというのは近くて楽!
やはり、地元で働きたいとなると、制限がかかります。
住宅街に住んでいれば、オフィスは少なく接客・販売などを中心としたパート・アルバイト職が中心になります。
仕事よりも家庭、地元での活動などに時間を割きたいというのであれば、収入面では厳しくなりますが、自転車で通える距離の中で、パート・アルバイトで働くという道を選択するのも悪くないでしょう。(いきなり、在宅や起業を、というのはハードルが高すぎるので)
スマホで簡単に仕事が探せる時代ではありますが、どうせなら最短でアルバイト見つけて、採用祝い金が最大1万円もらえるならば、アルバイト情報なら“マッハバイト”という選択も良いのではないでしょうか?
►自宅の近くの駅近でコワーキングスペースで働く
パートやアルバイトではなくて、通勤の負担を減らして、今の仕事を続けたい。
その本音はよく分かります。
そこで、一番お勧めしたいのが、お住まいの地域の駅近にコワーキングスペースです。
電車に乗る手前で、オフィスに近い環境で、自由に働けることが許される勤務先ならば、リモートワーク(テレワーク)の一環として、コワーキングスペースを利用してみるのはお勧めです。
まずは、どんなコーワキングスペースがあるのか、BIZcomfort で調べてみて、ベストなコワーキングスペースを得てみませんか?
最寄駅よりは、どうしてもある程度のターミナル駅になるかもしれませんが、都心までの通勤時間を考えれば、半減程度は可能です。
難点は、会社からの補助がない状況は続くと思われるので、スペースを借りるコストが自己負担になるこです。
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提案2:副業としてもできるような在宅ワークにチャレンジする
通勤時間を省きたいならば、自宅できる在宅ワーク(自営業)に向かうしかありません。
企業と言う組織ではない、フリーランスの立場なので、自由もある反面、リスクも高いのは正直なところ。
・自分のスキルを生かす道
自分の専門的スキルがある!という方には、ココナラを利用することをオススメします
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本業として勝負するには厳しいとは思いますが、スキマ時間や、自分の得意な分野のスキルをキャッシュに変えることで、残業代が減った分を稼ぐことはできるのではないかと思います。
もちろん、通勤時間はなくなります!
ただ、プロとしてのスキルが伴わないと成り立ちませんが
・自分の時間・労力を売る道
在宅ワークといえば、昔ながらの内職、今ならばクラウドソーシングサイトなどで個人が仕事を得るというスタイルもあります。
ブログやSNSなどで文章を書ける方ならば、【サグーワークス】のライター(24万人)に所属して記事を書くという道があります。
1文字あたりの単価の安さを考えると、満員電車を我慢したほうが良いかどうかは微妙なところだと思います。
結局、通勤時間をどう過ごせるか、快適か、不快かで決めよう
「長い通勤時間=悪」という結論にはなりません。
通勤時間を有効に活用できているならば、気にならないはずです。
本を読む、スマホでゲームをする、学ぶ、仮眠する、など。
何もできないで、不快な気持ちの時間にせずに、快適にできる道を探りましょう。
その先に、職場と自宅の距離や働き方が紐づいてくるはずです。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。