YouTubeといえば動画コンテンツというのは当たり前だと思いますよね。
ところが、実際、音声として利用しているコンテンツも多いのをご存知ですか?
YouTubeはテレビか、ラジオか、って話をどうとらえるか、考えてみませんか?
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Youtube=動画コンテンツって認識は正しいの?
1日の時間の中で、動画コンテンツに触れる時間はどうなっていますか?
確かに、テレビ、映画、DVDなどのコンテンツは楽しいもの。
ただ、動画コンテンツって、目も意識も画面に集中するので、他のことができなくなります。
例えば、に【公式】西野亮廣エンタメ研究所 のYoutubeチャンネルを見てみましょう。
画面は、一切動きません。
サムネイルのような画像とコンテンツタイトルがあるだけ。
キングコングの西野亮廣さんの場合、『西野亮廣エンタメ研究所』のVoicy の音源をYouTubeに二次利用しているだけだからじゃん。
手抜きだ、と非難する人もいます。
いやいや、待ってください。
このやり方って理にかなっていると思いませんか?
だって、動画を作り込むスキルがないままに、YouTuberにチャレンジしている人は多いし、結果として、誰も視聴してくれないという話は耳にします。
でも、世間に向かって伝えたいメッセージがあるならば、音声か、文字でも十分なんです。
動画になると、動きがないコンテンツを普通に作っても面白くないもの。
でも、実際のところ、チャンネル運営者本人が画面に向かってしゃべるだけ、もしくは、ちょっとしたスライドを見せるだけ、というチャンネルやコンテンツが多い。
YouTube=動画コンテンツという認識は、そもそも間違っているかもしれませんよ。
◆ 映像と動画の違いとは何なのか?『動画2.0』を読むと理解ができる!
◆ Youtubeを単独でやるのではなくて、ブログと組み合わせると良いらしい
◆ 自分が好きな「ひとりキャンプ」をYoutube配信していたヒロシの『働き方1.9』
スマホやPCで見る動画の質を、ドラマや映画の作品レベルまで追い求めてないでしょ!
手元で気軽に見れる動画コンテンツについて、あなたは、どれぐらい質を求めていますか?
映像としての質の話です。
映像が面白くても、音が聞こえないとか、話している内容が聞き取りにくいと、楽しめませんよね。
もちろん、バックにちゃんと音楽が入っているとかっこいいとは思うけど、それって、おまけにすぎない存在。
大事なのは中身(コンテンツそのもの)なのです。
本を読んで、著者の文字がきれいか、汚いかなんて、気になりませんよね。(古本や汚れた書籍・雑誌なら話は別ですが)
動画の質って、一定水準であればどうでもいいというコンテンツは世の中に多いはずです。
それでなければ、電子書籍やペーパーバックなんて世の中から不要とされてしまうので。
先日、耳にした映像制作関係者と弟子入りしたい若者の話
A(映像制作関係者)「あのさ、君の作った動画見たけどさ、やっぱ、素人だよな」
B(弟子入りしたい若者)「はい。映像系って、ほんと難しいですね。」
数か月前になりますが、秋葉原のコワーキングスペース「Rampart」で過ごしていた時に耳にした会話です。
二人の会話の続き(イメージ)を続けます。
A(映像制作関係者)「全然レベル違うわけで、わかる?ちょこちょこYouTubeの動画作った連中なんて、問題にならんのよ。」
B(弟子入りしたい若者)「…。」
A(映像制作関係者)「マジで、俺らは、死ぬほど教わって、場数を踏んで、何をどう切り取って作り込むかを、上の人間から教わったり、学んできて、徹底的にこだわってやってきたからさ~。」
B(弟子入りしたい若者)「はい。」
この話は延々と続いて、Bという若者は、Aさんの映像制作コンサルを受けるという流れに展開していきました。(あのプロ意識を語るAさんの作った作品のクォリティは知りません)
この時に何を思ったのかというと、見る(視聴者)側が、個人の作る動画のレベルって、どの水準まで求めているのだろうか、という点です。
もちろん、プロや専門家が見たり、お金を払って見ているコンテンツならば、一定水準以上の見栄えとしての動画のレベルは必要です。
いいカメラ、編集ツールなどが必要になって、まるでパワーポイントでスライド資料を作る様な感覚で手間暇をかけることが大事なのでしょう。
でも、コンテンツの量産はできないですよね。
NHKの朝の連続テレビ小説が週6が制作や出演者の負担で週5(土曜日の放映をなくす)になることから考えてもわかる話。
動画の質もコンテンツの一部だけれども、メインではないと考えないと方向性を間違えるのではないでしょうか?
結論、YouTubeはラジオでもいいんじゃない!
何人かのYouTeberの動画を見ていて、動きを中心として面白いコンテンツを作っているとされている人のコンテンツは、数本見て飽きました。
おふざけ系なので、クスっと笑えばいいのですが、それって、消費されて忘れられます。
キングコングの西野亮廣さん以外の方でも、語りかけるスタイルで聞かせるタイプの方がいます。
この場合、「ながらコンテンツ」が可能です。
料理をしたり、通勤中だったり・・・。
Voicyとやnote(映像も投稿できます)と同じ扱いと考えてみれば良いかと。
一人語りのコンテンツを試聴するスタイルって、ラジオリスナーの感覚です。
楽しみながら、自分の脳に音楽と同じように、聞き流すことが気楽でいい。
つまり、自分のコンテンツを音声として提供するのは、話す内容がまとまって(簡易なシナリオ)、何度かリハーサルをすれば、それほど難しくはないものではないでしょうか。
是非、自分のコンテンツを拡げたいのであれば、SNS、ブログ以外に、単純に動画コンテンツ作成に走るのではない道も検討してみませんか?
私も模索中です。(つづく、と思います)
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。