【名言】「一日生きることは、一歩進むことでありたい」by 湯川秀樹博士(日本人初のノーベル賞受賞者)

ノーベル賞に日本人が選ばれることが増えて、受賞者の名前をちゃんと覚えきれていない人でも、日本人初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹さんの名前ぐらいは、歴史の教科書で見たことがあるのではないでしょうか。

物理学者・湯川秀樹さんの名言「一日生きることは、一歩進むことでありたい」がシンプルで深いので、ちょっと考えて、ブログ記事としてまとめて見ます。

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日本人初のノーベル賞受賞者・湯川秀樹博士

湯川秀樹博士って偉大なのは、物理学者であり反核運動に関わったからじゃない!

 原子核内部において、陽子や中性子を互いに結合させる強い相互作用の媒介となる中間子の存在を1935年に理論的に予言した。(Wikipedia)

物理学に詳しい人でないと、この中間子の存在を理論的に予言した、ということは、どれほどすごいことなのかわからないと思います。(私も同じです)

ただ、彼の生涯を調べると、物理学、原子力のことを理解しながら、原発建設に対して慎重な姿勢を抱きつつ、理論畑を歩いてきたから、という単純な話ではない。

「場の量子論」という専門を極めようとしたものの、成功しなかったという結果を見つめてみたい。

研究者が生涯をかけて大事にしていたこと

ノーベル賞受賞者と聞けば、研究をコツコツと続けて、その成果が世界的に認められたという意味で賞賛に値する、尊敬すべき存在です。

湯川博士は、若い頃の理論研究が、他の研究者から証明・実証されたことで、ノーベル賞を受賞したと言われています。

その後も、研究を続けていき、自分の信じる理論を完成させきれなかったのです。

「一日生きることは、一歩進むことでありたい」

それだけに、シンプルな名言は、深みが違います。

一日生きて、一歩でも進みたいというのは、研究者だけでなく、誰の人生にも共通する思いです。

無駄な一日など存在することはなく、今日を懸命に生きれば、昨日よりも少しでも前に進んでいたいもの。

この姿勢を貫いていた研究者だからこそ、偉大だと私は感じます。

一日一歩必ず進めないのが人生だから

なぜ、この言葉を名言と認めるかと言えば、一日一歩進むというのは、難しいという現実が目の前にあるからです。

一日一歩ずつ、確実に前に進んでいれば、人生は成長の連続です。

止まることのない日々なんて、楽しくて仕方ないでしょう。

実際は、一歩も進めない日もあるし、数歩後退しなければいけない日、しばらく動けない日が誰にだってあるのです。

ほんの一歩が進めないという思いは悔しさが滲みます。

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必死に考えても、解けない課題に歯をくいしばる

自分にとって、大切で重要なことに日々向き合い、必死に考えて、行動しても解けない、先に進めない状態の課題にぶち当たります。

人生には壁があって、それを乗り越えるために、もがき苦しむものです。

必死に歯をくいしばってみても、何も進展がない状況に、人は挫折感を感じて、諦めてしまうのです。

変わらない、変えられない、無理と思った瞬間は、人生の中で何度も味わってきたはずです。

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それでも、一日一歩を目指せ!

では、諦めないで、コツコツと頑張れる人間だけが必ず勝てるのか、成功するのか、といえば約束はできないゴールなのは事実。

一足飛びに、うまくいくなんて、運がいいとか奇跡みたいなもの。

ここを思い描いて期待してしまうものの、簡単にできることは、大したことじゃない。

だからこそ、うまくいかないかも、昨日はうまくいかなかったとしても、今日は、一歩前に進もうと思って、歩むしかないのです。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。