【名言】お金を失うより、信頼を失うほうが絶望的なミスだ!

信頼がないと、ビジネスも人生も成功しない。

家族や友人との間にも、信頼関係で成り立っている。

あなたは、信頼の大事さを身にしみていますか?

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信頼を大切にしていますか?

信頼という言葉は、安易に使う人もいれば、慎重に使う人もいます。

信じて頼るってことは、どういう意味なのでしょうか?

信用と信頼の言葉の違いについても混同されがち。

参考サイト

読んでいただくとわかりますが、信用の先に、信頼がある、という意味が理解できます。

あなたは、信頼を大切にしていますか?

信頼を築くには、誠実さの継続が不可欠

信頼のスケール感を理解するために、世界的な投資家、ウォーレン・バフェットの名言を取り上げます。

It takes 20 years to build a reputation and five minuted to ruin it. If you think about that, you’ll do things differently.
信頼を積み重ねるのは20年間かかるが失うのは5分だ。もしそれを弁えていれば行動が変わってくるものだ。

信頼を作るには20年かかるのに、失うのは5分。

とんでもない時間をかけて作られるものが信頼で、失うのはあっという間。

確かに、著名人やスターがたくさんの実績を上げてきて、信用・信頼を得てきたのに、ほんのちょっとしたことで、それらを失ってしまう場面を世の中で見かけることが多い。

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この信頼を作るには、誠実さを継続できるかどうかにかかっています。

どうしても、長期間の信頼関係があると、誠実さを欠いた言動で相手にダメージを与えてしまうような気がします。

ファンであれ、顧客であれ、家族であれ。

当たり前のことだからこそ、手を抜かずに、誠実さを保ち続ける姿勢とコミュニケーションは不可欠なのです。

驕り高ぶる、勘違いから信頼は崩壊する

では、信頼が崩壊するのは、どんなことが原因なのでしょうか。

それは、明らかに当人の驕り高ぶり、勘違いからスタートしていきます。

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これぐらいならいいだろう、とか、自分はすごい人間だと有頂天になってしまうと、他人に接する時の態度、言葉、行動が一方的になり、いわゆる「上から目線」として相手に伝わります。

信頼関係はフラットとは言わないまでも、お互いの一定の距離感と双方性の中でこそ成り立っているものです。

もちろん、経営者と従業員の関係、親子の関係でも信頼関係はありますから、相互への愛情・親しみがあっての信頼なのです。

ところが、ある日、自分が全知全能の神のようだと錯覚して、相手を攻撃したり、傷つけてしまっても誤らないような姿になるケース。

誰かを裏切って、別の誰かと一緒に歩むような展開。

信頼の崩壊は当事者間だけではすみません。

間違いなく、周囲にも信頼の崩壊が伝播していくのです。

ここに信頼が不信に代わり、周りから全ての人、モノ、金などが消えていきます。

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私の信頼していた近所のお兄さんとの関係が崩れた話

歴史上の人物や、著名人・芸能人などでも頻繁に起きる信頼崩壊ですが、当事者でない私がブログで認めると、噂や推測の域を出ないので、リアルで身近な話を取り上げます。

私が子供の頃に、住んでいたアパートの近くに、Nさんという年上のお兄さんがいました。

私の両親とNさんの家族は仲が良かったので、お互い行き来していたし、一緒に遊んでもらったこともあります。

物静かなNさんは、高校を卒業して、寿司職人の道を選び、一時は六本木の店で活躍していました。(バブル時代)

バブルが弾けて、彼は、持ち帰りの寿司チェーンに転職を行い、以前の羽振りの良い顧客ではなく、地域の生活に近いラインでの安いネタで作れるお寿司を提供する側に変わりました。

数年後、久々に、NさんとNさんのお母さんが、我が家にやってきました。

「Nが借金をしてしまい、20万円ほど貸して欲しい」

Nさんの年老いたお母様が涙ながらに訴えます。

私も社会人になったとはいえ、まだ若手社員です。20万円ってインパクトが大きいものでした。

「Nさん、何の借金なのか教えてください。それを聞かないとお貸しできません。」

私は、きっぱりと答えました。

それに対して、Nさんは正直に答えます。

「ギャンブル(競馬・パチンコ)に使ってしまいました。消費者金融への返済が厳しい状態に追い込まれました。」

ギャンブルの借金の返済の手伝いって、どれぐらいの人に頼んでいるかわからないし、完全なる自己責任な話なので、断ることも検討しました。

同席した私の母親が答えます。

「今まで長年お世話になってきたNさん(一家)ですから、今回は、特別に20万円をお渡しします。返済は求めません。その代わり、今後、我が家族との縁を切ってください。

20万円を渡す代わりに、二度と関係性を持たないと約束させようとしたのです。

結局、私の母親の貯金から20万円をNさんに渡しました。

音信不通の数年後、Nさんから連絡がありました。

「20万円をお返しに伺いたい」

「差し上げたお金なので結構です。そのお金を大切に使ってください。お元気で!」

私の母親は頑なでした。

借金を申し出たことが悪いといのではなく、明らかに、信用・信頼を壊されたことに不快感を示したのです。

だから、縁を切るという形での対応をしたのです。

長年の付き合いを、些細な行動で崩壊させてしまう、身近な話の事例です。

その後、Nさんからは、Nさんのご家族が亡くなった時だけ連絡がありましたが、現在、どこで何をされているのか、全くわかりません。

Nさん(お兄ちゃん)は、私にキャッチボールを教えてくれたり、遊んでくれた思い出は消えませんが、もう会うことはないのでしょう。残念でなりません。

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信頼の危機に際して、正直に伝えるだけでは済まない!

信頼関係が崩壊するのは、お互いのパワーバランスが変わったり、立場や役目が変わって生まれがちです。

結果として、信頼を失うと取り戻せないのです。

信頼の危機に際して、正直に伝えるだけのコミュニケーションでは済みません。

その前段階で、しっかりとお互いの事情もさらけ出せるような裸の関係性みたいなものが必要なのです。

人は弱いもの、ずるいもの、勝ちたがるものです。

その醜ささえも、日頃から垣間見せていれば、間違った方向に向かいそうならば、信頼する相手は必死にブレーキをかけてくれます。

その時に、耳を傾けて、自分が立ち止まって、軌道修正できるかどうか。

信頼を失わないために、ここがものすごく大切なポイントだと考えます。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。