【児童書】『ねこのおみやげ 〜サクラというねこのお話〜』は読み終えて感じたこと

「『ねこのおみやげ〜サクラというねこのお話〜』を借りてほしい」と子供に頼まれて、図書館で予約をしました。

どんな本なのか事前情報が全くないまま、手元に届いたのは、新刊の絵本でした。

読み終えた感想が何とも言えないものになりました。

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言葉を持たない動物のお世話の物語!

この物語に出てくるサクラは、エイズキャリアで小脳に障がいがあり、四肢が動かない寝たきり状態の猫だったそうです。

行政の動物保護センターで出会い、家族の一員として一緒に過ごした短い日々の物語。

車イスに乗ってご飯を食べる姿には、たくましさが溢れていました。

この物語は、女優・杉本彩さんがサクラ(猫)との思い出を伝えて、創作したことを読み終え手から知りました。

言葉を持たない動物のお世話をするというのは本当に大変だったことでしょう。

「生きるとは何か」「幸せとは何か」を考えさせられた

桜の咲く季節に、サクラ(猫)は、この世を去ってしまいます。

サクラは家族と一緒に、どんな生活を送って一生を終えたのか。

家族にどんな思いを残せたのか。

「生きるとは何か」「幸せとは何か」を踏まえて、「思いやり」の心だったと思います。

おそらく、家族と一緒に過ごせた貴重な時間と思い出こそが、深く刻まれているのでしょう。

動物も人間も最後までどう生きるかが大事

自分の祖父母や親戚、親、今まで飼ってきたペットなどのことを思い浮かべました。

結局、死に至る直前まで、どんな風に生きたかを、指し示してくれたことが深く、自分に刻まれています。

前日まで元気で、眠るようにこの世を去った祖父。

急激に悪化した肺がんの中、病院のベットの上でたくさんの管(チューブ)につながれながら、息を引き取った父親。

老衰して、目も見えず、歯がなくなっても、必死に生きた飼い犬の姿。

最後まで、どう生きるのかを見せてくれたことだけは、記憶から消えることはありません。

私やあなたは、精一杯に生きる姿を示せるのか

この『ねこのおみやげ〜サクラというねこのお話〜』を読み終えて、私は思わず、涙を浮かべていました。

今の自分は、精一杯生きていると胸を張って言えるのだろうか。

その姿を家族や周りの人に示せているのだろうか。

些細な言い訳や、気楽な選択に逃げて、無駄に人生の時間を使っていないのだろうか。

思いやりの心を残せるような生き方を、自然体で振る舞える人間であり続けたい。

そんな気持ちになれる児童書でした。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。