【名言】不安な時は小さなことでもいい、今できる行動を起こすこと(植村直己)

冒険家・植村直己の存在を覚えている人はいるでしょうか?

今や、世界の果てまでデジタルの地図も存在して、人間が目にできないような世界をも技術革新で触れられるようになったので、冒険の世界に、強い憧れは抱かないのかもしれません。

冬のマッキンリーに単独登頂に成功した後、下山中に消息不明となった彼の人生の終わり方も衝撃的ですが、今回は、彼の残した名言にフォーカスを当ててみます。

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冒険家 植村直己のことを覚えていますか?

1984年、日本では冒険家・植村直己がマッキンリー下山中に消息不明になったニュースが駆け回りました。

43年の彼の人生は、未知の世界、登山・頭頂へのチャレンジという冒険を続けてきました。

世界初の五大陸最高峰登頂者として、世界にも知られた冒険家、植村直己。

小学生だった私には、詳しいことはわからないものの、ものすごい人が同じ時代を生きていて、突然去ってしまったという事実だけは強烈に印象に残っています。

名言「不安な時は小さなことでもいい、今できる行動を起こすこと」から何を感じるか

植村直己さんは、冒険家だから語られる名言をいくつも残してているのですが、私は、彼自身を語る上で、この名言だけは外せません。

「不安な時は小さなことでもいい、今できる行動を起こすこと」

彼自身も登山や冒険に際して、色々な不安を持っていたことは間違いないのです。

危険なチャレンジもしていたわけですから、一歩間違えば、命を落とすかもしれない。

失敗したらどうしようという不安なんて消えることはなかったのではないでしょうか。

そんな彼が、今できる行動を起こせ!と語りかけます。

最近のビジネス書のタイトルやメッセージに近い言葉ですが、彼の場合は深みが違います。

本当に不安に打ち勝つためには、今できる行動に集中するしかなかったのです。

小さな一歩と行動を最優先にできるのか!立ち止まるな!

私たちは、目の前に感じる壁に対して、迷い、躊躇してしまうもの。

周りからは、小さな一歩を勧められても、なかなか踏み出せない。

しかも、行動を伴う、小さなアクションなんて、やってしまえば一瞬なのに、どうしても前に進めない時があります。

立ち止まることで、リスクから回避できるのですから、ブレーキを踏んで立ち止まりたい気持ちが湧いてきます。

結果として、何も変わらなかったり、チャンスを逃してしまうという展開になっても、勇気がなかったり、不安で踏みとどまってしまうのは、誰にだってあるもの。

でも、ほんの小さな一歩の行動ができて人だけが未来をきり開けるのは間違いないというのは、頭の中ではわかっているものです。

体調もやる気も落ち込むことは誰にだってある!

無謀なチャレンジをしようと、あなたの背中を力の限り押そうとは思いません。

人間は、体調もやる気も波があって、落ち込むことは誰にだってあります。

私も、大学受験に失敗して浪人生活を始めた当初であったり、仕事で希望しない異動先に変わった時などは、俯きましたし、一歩も踏み出せないような心境でした。

しばらく踏みとどまって、このまま、動けないのではないだろうか、と漠然とした不安感に襲われたものです。

ただ、その時に、ほんの少しの勇気と、ものすごく小さな一歩を踏み出して、動いたことで、ようやく歯車が回り出すように、人生が動き始めたのは忘れられません。

冒険家には命をかけた不安を乗り越えるために行動を起こしていたはず

「不安な時は小さなことでもいい、今できる行動を起こすこと」

この言葉を残した、植村直己さんは、誰に向けてのメッセージだったのでしょうか。

もちろん、誰かに尋ねられた回答だったのかもしれませんし、執筆活動の中でアウトプットした言葉かもしれません。

第三者を勇気づける言葉と勘違いしがちですが、実際は、この言葉は、彼自身にも向けられていたのではないかと勝手に想像します。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。