【レビュー】『オウンドメディアマーケティング』井浦知久

オウンドメディアって、いったい何だろう?

「オウンドメディア」って耳にするけど、いったい何なのだろう。

私の素朴な疑問を知る為に、この一冊を読んでみました。

“オウンドメディアとは、企業が事業主体となって顧客との直接的な関係を築き、顧客に対し一方向または双方向による継続的な情報の交換を通じて、企業の売上げに寄与する自社所有のメディアである。”

著者の井浦さんがしっかりと定義してもらっているので、この言葉からじっくりと考えてみる。

オウンドメディアマーケティング 顧客との関係を創造し、ビジネスを強化する自社メディア戦略井浦知久

自社のコーポレイトサイトを指すという単純なものではなく、「顧客とのダイレクトな関係性を創造するメディア」とも語っている。

顧客とのダイレクトな関係性を作るというのは、どんな企業にでもできることなのだろうか、という疑問については、業態・業種別にまで詳しく後半で展開しているので、理解が進みました。

ペイドメディア(広告)やソーシャルメディアと連携して、自社サイトをプラットフォーム化するという考え方。

顧客との接点を構築することの重要性は、どの業界にも、BtoBでも、BtoCでも変わらない。

それだけに、自社サイトをメディア化するには、戦略として設計が重要であり、何を目的にどのようなコミュニケーションがベストなのか、まで落とし込むには、相当、深い領域まで掘り下げてから、スタートしなければ、目的と結果が伴わないのは、確かな事実のようです。

後半に述べられている、デバイスとして、スマホ、タブレット向けの対策や、ビデオ(動画)向けの考え方を提示している点は、4年前の著書という点を考えれば、先見性があったと言えます。

サラリーマン同志の皆さん、勤務先企業のホームページ、サイトを見たことがありますか?どのような状況でしょうか?企業カタログのWEB化に留まっていますか。それとも、事例やお客様との接点を繰り出せるツールになっているでしょうか。マスメディアに依存するのではなく、Myメディアを企業も、個人も持つ時代になりました。もし、出遅れているならば、立て直しのアイデアを出してみるのも良いかもしれません。