1人何役も!2枚目の名刺
企業内で複数のプロジェクトを担当する場合や、兼務の業務がある人などや、複数の企業の経営者や役員を兼ねている人など、世の中には、肩書きがたくさんある人がいます。
今、2枚目の名刺を持つ人が増えています。しかも、普通のサラリーマンなどで生まれているというのをテレビ番組や雑誌で取り上げられています。
2枚目の名刺だからといって、単純に副業とは限らず、自由な活動です。NGOやNPOなどの団体の活動に取り組むことも含みます。
『2枚目の名刺 未来を変える働き方 (講談社+α新書)』米倉誠一郎
米倉さんの本では日本元気塾という組織の出身者の実例がたくさんでてきます。
彼らの共通点は、人生そのものが豊かでありながら、「2枚目の名刺」にチャレンジしているということだ。「2枚目の名刺」を持つことで、自分自身のネットワークを広げ、自分自身の人生と可能性の幅を広げていく。なによりも、自分自身が磨かれ、輝いていくのだ。
2枚目の名刺を持つことで、タイムマネジメントが大切になってきます。
本業である仕事に、長時間縛られてしまう日本人は残業が多く、世界的にも生産性が低い。
名刺を2つ持つということは、別々の仕事を2つやるということだけではないのだ。本業の仕事と2枚目の名刺をうまく融合させることによって、相乗効果を生み出すことができる。
パラレルキャリアは、交わらない別物の組み合わせという考え方もありますが、それぞれが連携、リンクする可能性も高いのです。
あなたも、自分の生活の充実度を考えてみましょう。オンとオフの中間を見つけて、行動することが、人生をワクワクさせてくれるはずだと、私は考えています。
<2枚目の名刺 関連本>
<追記>パラレルキャリア・副業&オンライン・SNSの環境
『2枚目の名刺 未来を変える働き方 (講談社+α新書)』を読んだ当初のインパクトは、私にとって、刺激的でした。
実際に、サードプレイス・ラボの活動をするために、2枚目の個人名刺を作ってみました。
本業の名刺ではなく、プライベートの名刺が渡せる感覚の喜びは忘れられません。
会社の名刺は、所属や肩書きを伝えて、連絡先を交換する以外の価値はないものです。
つまり、大半の名刺は、相手のことを全く覚えていない、紙の情報(しかも、交換時点での話)に過ぎません。
時代が、副業解禁、パラレルキャリアを推進して、オンライン・SNSでの関係性が出会いから、ビジネス、チャレンジしあえる仲間と広がっていくうちに、名刺の存在自身が薄まってきています。
sansanが提供するオンライン名刺のサービスも、世界的に見れば、Linkedinで完結してしまうものになっているようです。
さらに、TwitterやFacebook、Instagram、Noteなどの各種SNSによって、個人のビジネスパーソンの顔とプライベート、2枚目の名刺の領域も広く公開されています。
名刺の種類や数よりも、個人がどんな活動、取り組みをしている人なのかをわかりやすく、発信、伝えるということの重要性が増しています。
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。