【レビュー】『人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!』竹田和平

”和製バフェット” 竹田和平さんの言葉の重み

「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓の代表取締役であるだけでなく、104社の上場企業の大株主として、「日本一の個人投資家」、和製バフェットとも呼ばれた、竹田和平さんについては、詳しくは何も知らなかったです。

しかも、2016年7月21日に83歳で亡くなられていたとは…。

人とお金に好かれる「貯徳」体質になる!』竹田和平

成功し続ける7つの習慣としての自己投資術
・楽しい仕事、人生を選ぶ
・食うために仕事をしない
・感動する心を忘れない
・いつも笑顔で肯定する
・美しい言葉を書く
・断言して物事を進める
・次の人生を意識する

確かに、楽しくない人生や仕事で成功することは絶対にないでしょう。さらに、楽しさ(ワクワク感)で人を集めて、スケールの大きな仕事をできれば、素敵な人生と言えるでしょう。

また、「食うため」や「お金儲け」を仕事の目的にしては成功には繋がらないのも納得できました。

感動という感情は、意識的に自然に接するなどの環境を整えておく必要も理解できました。知識は検索エンジンに任せ、知恵を生み出す「気づき」を鍛えることの需要性まで語れるのは、さすが、竹田和平さんです。

さらに、笑顔で相手を肯定することも忘れがちです。相手を笑顔で肯定すれば、自分にも笑顔と肯定がかえってくるのです。もちろん、逆に、相手を否定したり、起こったりすれば、自分にもかえってくるのは当然の報いです。
人を褒めることで、相手も自分も成長できるのであれば、どんどん、褒めてあげればいいのだと、最近、私も実践しています。

次の美しい言葉を書くということは、まだまだ、足りていません。人の心を動かせるほどの言葉をもっと持ちたいと願って、日々、精進しています。

断言するには、自信が必要です。自信がなければ、人も運も逃げてしまうのは間違いありません。断言することで、いい未来を引き寄せてしまおう、とまで訴えかけるあたり、日本一の投資家らしいアプローチなので、参考になりました。

さらに、来世まで考えることで、自分の本当の使命に気づきを与え、その使命をビジネスに繋げると、絶対に成功できるという信念もお持ちだったことが、竹田さんの本から伺えます。

これからは、「こころの時代」「徳の時代」だと断言していた、竹田和平さんを師事していた方々はたくさんいます。やはり、スケール感の違う方だったのでしょう。

本の後半に出てくる対談内容も、相手のレベルと竹田さんのレベルが高すぎて、リアルにどう捉えればよいのか、考えてしまう場面もありました。

惜しい方を亡くしました。もっともっと、世の中で花咲爺さんとして、活躍できる場面は多かったはずなので。一度、お会いしてみたかったです。

サラリーマン・サラリーウーマン同志の皆さん、自分とレベルが違いすぎる相手が書いた本を読むと、ギャップに苦しみ、理解できない内容が含まれているはずです。そこで、諦めるのではなく、相手に入り込んで、直接話を聞けたら、開眼してしまうかもしれません。そのためにも、自ら一歩でも動き出すことを忘れないようにしましょう。