【映画】『レジェンド＆バタフライ』（2023年公開）はヒット作と言えるのか

映画『レジェンド＆バタフライ』公式サイト｜大ヒット上映中 と検索すると出てくるのですが、実際のところ、大ヒットと言えるのでしょうか？

キムタク（織田信長）と綾瀬はるか（濃姫）が出てるし、製作費、宣伝費を本気で投入して７０周年の勝負に出た、東映さんの本気度は間違いない。

興行収入としては、30億円には届かなかったと言われています。

 

 

織田信長をメインは鉄板だけど、もはや、昔話の世界になりがち

日本史史上、インパクトのあるキャラクターとして、織田信長の生き方、世の中の変え方、そして終わり方は、有名すぎるので、誰もが知っている昔話に近いと言えます。

 

つまり、インパクトは得られにくく、鉄板ストーリーであって、ドラマ・映画でもアレンジしないと楽しめないというのがポイントです。

 

それだけに、「レジェンド＆バタフライ」も、どうしてもスクリーンで見たい！ワクワクするという要素が出にくい作品だったと思います。

 

宣伝に力を入れて勝負したのはわかる！でも、何か時代劇の良さを感じられない

 

気合を入れて作ったのは、よくわかるスケールの大きさは感じます。

 

現在のキャスティングなども含めてベストな布陣のはず。

 

ただ、どうも、何かインパクトが足りない。

 

織田信長なら、もっと俺様キャラを全面に出したほうが良かったのではないでしょうか？

 

アクションも悪くないけど、どうもしっくりこない

キムタクも綾瀬はるかもアクションができるので、いいシーンが多いのに、どうもしっくりこない。

 

時代劇という設定に二人がハマっていないのではないだろうか、という疑問が残ります。

 

 

キムタクというキャラが時代劇を演じると、時代背景よりも彼の存在がかってしまう。

 

時代劇に向いているのは所作も雰囲気も、全体にマッチしていることが重要なのです。

 

これがしっくりこない原因です。

 

時代とミスマッチを起こしているかも

平成を駆け抜けたスーパーアイドルのSMAPの中でも、とびっきりの存在感を発揮していたキムタクは、ドラマもヒットさせてきました。

 

ただ、どの役、シナリオにおいても、キムタクの色が残っていたのです。

 

役柄名よりも、「キムタク」という存在が印象に残っているのは、その証拠です。

 

しかも、時代は移り変わり、彼も年齢を重ねて、いつまでも主役を演じて、多くの人たちに支持されるわけではない状況になっています。

 

ジャーニーズやキムタクファンの方、怒らないでくださいね。

 

彼を否定しているのではなく、時代とのミスマッチは誰にだって起こる事実です。

 

そもそも、織田信長って異端児オーラ満点の人が演じた方がいい

結局のところ、織田信長という、あの時代の天才であり、異端児な存在だったわけで、普通の役者が演じても伝わってこないのです。

 

アクが強い演技、オーラを醸し出せないと、役者が信長に負けるという感覚がしませんか。

 

それだけに、、「レジェンド＆バタフライ」はミスマッチ感が否めないのです。

 

尖った演技をしないと、評価してくれない難しい配役なのだと思うと、キムタクという突出した存在と信長のギャップが目立ってしまうという残念な結末を迎えたのではないでしょうか。

 

キムタクファンの皆様、、「レジェンド＆バタフライ」の関係者の皆様、素人の私が勝手な意見を述べて申し訳ありません。

 

 

 

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫

【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support.　というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー（主宰者）。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える！サードプレイス・メルマガ」（まぐまぐ）の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。

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