油断していると、知らぬまに不利益な方向に導かれてる!『堤未果のショック・ドクトリン 』は見えない実態を知れる一冊です

陰謀論だと非難を受けると主張が異端扱いを受ける世の中です。

もちろん、妄想的な話が混じっているのは事実ですが、冷静に世の中に突然、訪れる不利益な方向に導かれている実態があることを知らなすぎるのも困りもの。

堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法』は刺激的で、恐怖を感じつつ、私たちが正しく情報をキャッチして対策をしなければいけないと思い知る一冊でした。

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ピンチをチャンスにするのはわかる!でも、自己都合は良くない!

堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法』を読んでいくと、世界的な危機が訪れたときに、このピンチを挽回するのに躍起になるのは当然の話です。

ただ、このタイミングに何かをねじ込んでくる組織や個人は、怪しいと思わないといけないです。だって、彼らの自己都合を優先して、利益や便益を得ているのは間違いないのですから。

ショック・ドクトリンとは何だろう?

「ショック・ドクトリン」とは,ある社会に壊滅的な惨事(テロや大災害など)が発生した直後の,人々がショック状態で思考停止に陥っている際に、施政者や巨大資本がどさくさ紛れに過激な政策を推しっすめる悪魔の手法のことだと、堤未果さんは著書の中で語っています。

確かに、21世紀に入ってから、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争、東日本大震災、新型コロナパンデミックなどの世界規模のショック・ドクトリンは繰り返されています。

これらの危機的な状況でありながら、一部の人間や組織にとっては絶好のチャンスと捉えて、自らの利益や権限を増すことに注力していると言われると、ドキッとします。

確かに、混乱状態で、頭が働かずに、ものすごく大事な決定事項があったとしても、知らぬまに進んでいることは大いにあります。

結果として、庶民・一般人にとって、不利益を生むものばかりが、いつの間にか埋め込まれるような展開を教えてもらうと、なんとも恐ろしい世の中だと実感します。

緊急事態宣言であれば人々の行動・生活は制限できる

今までも、戒厳令などを含めて緊急事態に国家や自治体のトップが大きな決断と権限を持つことはわかっていたのではないでしょうか。

危機的な状況であれば、トップの判断は英断であり、我々を安心・安堵してくれるために、個人の自由が制限されても仕方がない、一時的な対策だと信じてきました。

ところが、その最中で、濡れ手に粟のように利益を貪る企業・団体・個人がいることを知ったら、どのように感じるでしょうか。

実際は、最善の選択肢を選んだと思わせておきながら、大半の人々にとっては不利益・不幸を呼び込んでしまうような展開はいくらでもあります。

確かに、東日本大震災もコロナパンデミックも怖かった

確かに、東日本大震災と福島原発事故の際に、放射能に関するデマ的な情報に振り回されたのは事実で、計画停電や自粛を強いられておきながら、儲けた組織がどこにもない!というのは事実とは異なります。

コロナウィルスの時も、有効性が微妙な話題が飛び回り、町中からマスクがなくなるような展開でしたが、製造者が儲からなかったはずはありません。

しかも、コロナワクチンについては、『堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法』の中でも、ページ数を割いている通り、ワクチンを作る企業が言い値でばら撒いたのは事実で、治験もほぼ行わずに、接種を促した結果、今、死亡したり、後遺症が残った方々が裁判を起こしています。

あんてる
コロナワクチンを打たないと危険だ!とか制限もかけられていたから、初期の2回目までは受けたんじゃないの?

無料でワクチン接種を受けられた日本国民ですが、製薬メーカーから無償提供をされたはずがなく、さまざまなことにどれだけコストをかけたのか、考えるだけで恐ろしくなります。

冷静さを失うのは仕方ないが、突発的な話には注意を払うべき

世界的なインパクトが大きな危機が訪れた時に、冷静さを失うな!というのは無理があります。

自分や家族の生命の危機、生活の不安、学業や仕事への影響などを無視することはできません。

ただ、この時に、突発的に何かが決まり、知らぬ間に巻き込まれている場面があれば、情報を正しくキャッチしながら、ブレーキを踏ませる行為はしなくてはいけないと思います。

これからも、「ショック・ドクトリン」は、何度も世界を襲うでしょうから。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。