がんの治療法と言えば、手術治療、薬物療法(抗がん剤治療)、放射線治療の3本柱です。
医療技術も進み、早期がんならば治療(寛解)できるという話は知れ渡っています。
とは言うものの、実際は、完治できずに亡くなる方が多いのも事実。
もっと、抜本的な治療法はないのか、と思っていたら、光免疫療法という新しいものがあることを『がんの消滅』を読んでみました。
毎週火曜日発行のサードプレイス・メルマガ(まぐまぐ)月額800円(税抜)
【週刊】サードプレイス・メルマガ 登録は こちら >>
オフライン・オンラインで色々な人に会って、一緒に学べる場です。
定期参加も、スポット参加も歓迎します。
毎月開催【サードプレイス・ラボ】の詳細は こちら>>
「がん細胞がぷちぷち壊れていく」という大発見
がん細胞だけに刺激を与えて、ぷちぷちと壊れていく姿は、研究医の立場で見たら、驚きの瞬間だったのだと想像できます。
光免疫療法の原理が見つかり、その後、治療法として確立するきっかけとなった瞬間の出来事。
到底、素人には理解できない場面ですが、ものすごい衝撃の原点だったことは間違いありません。
新しい技術でがん治療が進むのであれば大歓迎!
楽天創業者・三木谷浩史さん曰く「おもしろくねえほど簡単だな」と述べた、光免疫療法。
正直、本を読んでも、私には理解ができたとは言えません。
シンプルな方法なのだと思いますが、近赤外線などによって、がん細胞だけを攻撃するという方法は、斬新かつユニークな方法なのは納得できます。
奇想天外とも言える治療法を生み出したのが、米国国立衛生研究所(NIH)の主任研究員、小林久隆さんです。
彼が研究の最中に発見した方法が、今後のがん治療を大きく変えていく可能性があるのです。
化学も物理も理解する異端の医学者・小林久隆氏の天才的な特殊性
京大時代の小林久隆さんは、化学や物理の世界も理解する異端の医学者への片鱗を見せています。
医学だけにこだわらず、自分の興味ある分野を学んできたことの積み重ねがあってこそ、光免疫療法を生み出せたと言えるのではないでしょうか。
日本の医学界の常識ではあり得ない手法とキャリアを積み上げた天才でありながら、自らは「ノーベル賞は基礎研究ではないから、受賞できない!」と言い切る人物。
つらい時期も乗り越えて、見事に臨床現場にまで展開が進んでいる光免疫療法を徹底して磨き上げていく姿勢は変わらずに続けていくのでしょう。
がん治療法は部位も数多く、状態も様々で大変
がんという病は、人間の身体の臓器各部位に発生し、治療方法も含めて多岐に渡り、個人による差異も多く、一筋縄ではいかない病です。
結局、身体にダメージを与えすぎずに、がん細胞だけを取り払うことができるかどうかにかかっています。
今まで、治療を重ねても、良い結果を導けない方も多かっただけに、新しい治療法は求められていたのは事実です。
新しい医療技術を1日も早く患者への治療選択の1つに!
治験なども含めて、新しい治療法は安全性や再現性を求めて、時間をかけて判断されていきます。
一方で、一人一人の命がかかっている問題なだけに、新しい医療技術を1日も早く患者の治療の選択肢に加えることも求められています。
小林さんのような研究者と、それを支える三木谷さんのような事業家などの周りのサポートがあってこそ、普及が広がることにつながります。
一人でも多くのがん患者の治療に役立つために、光免疫療法が標準治療法の1つに加わる日を待ち望みたい気持ちになりました。
毎月開催【サードプレイス・ラボ】
サードプレイス・ラボでは定期的にイベントを開催しております。
★イベント情報★は >>こちら(随時更新)
ご都合が合えば、是非、ご参加いただけると嬉しいです。
[各種SNS]サードプレイス・ラボ
サードプレイス・ラボは各種SNSで情報発信をしております。
是非、フォローやコメント、グループへの参加をお待ちしております。
◆ サードプレイス・ラボ(Facebookページ)
◆ サードプレイス・ラボ(Facebookグループ:非公開のため、申請・許可制です)
◆ 【サードプレイス・ラボ】居心地の良い第3の居場所を拡げる!(Twitterアカウント)
◆ サードプレイスラボのあんてる(note)
◆ サードプレイスラボちゃんねる(Youtube)
◆ サードプレイス・ラボ(Peatix)
[週刊]サードプレイス・メルマガ
仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ
「まぐまぐ」毎週火曜日発行 月額:800円(税別)※初月無料です!
仲間と一緒に執筆している週刊メルマガです。
メルマガの詳細は こちら をご一読ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
【サードプレイス】ブログへのご意見・ご要望・ご相談、ご依頼などは下記まで
投稿者プロフィール
-
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。