もう一度、自分の言語化力を高めようと真摯に向き合える一冊『言語化大全』はオススメです

言語化を3STEPにまとめた、『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』(山口拓朗・著)を読んでみて、自分の言語化のスキルを本気で高めようと決めました。

取材・執筆を量産してきた、山口さんならではの言語化ノウハウをわかりやすく整理してくれているので、読み終えた瞬間に感動を覚えてました。

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言語化に向けて、伝達するよりも前に磨くべき力があった!

コミュニケーションが雑になってきていると感じて久しい。

手紙や報告書よりも、ショートメッセージやLINE、チャットで相手と伝えることで、短いフレーズでシンプルになったことで、言語化力が落ちている人が増えているのではないでしょうか。

この言語化する力を鍛えるとなると、伝達力に注目が集まるのですが、山口さんはその前に2つの大事な力を高めることの重要性を教えてくれました。

「語彙力」「具体化力」「伝達力」の3本柱を高めること

ボキャブラリーが減ると、言葉の選択が限られてしまうため、自分の語彙力のなさを痛感しつつ、相手の力量も考えると仕方ないと諦めがち。

語彙力がなければ、伝える内容が曖昧になり、感想コメントもワンパターンに落ち込んでいきます。

さらに、事実をより具体的に伝えたり、意見・感想をわかってもらうためには、表現として、当たり前のポイントを見直さなければなりません。

曖昧にするのではなく、具体的に言語化することって、大事なはずなのに、だいぶ衰えている人は増えているように感じます。

そして、この「語彙力」と「具体化力」があって、話を組み立てていく「伝達力」が必要になり、ここにはテクニックという点も忘れてはいけません。

『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』を読み進めていくうちに、最近、オノマトペや比喩・たとえ話を聞かなくなったのは、自分の表現の劣化とつながっていると、ひしひしと思い知らされてしまいました。

言語化力は、今の時代、ChatGPTに委ねられてしまうと、なおさら、衰えるリスクを伴っていると感じます。(実際は、活用する側の力量次第ですが)

語彙力が落ちているのは、新しく触れた言葉を使わないから

語彙力が落ちていることで、表現が定番化してしまっている人が増えているのは、おそらく、新しく触れた言葉を使わないことが原因なのです。

あんてる
あんてる
流行語とか、とりあえず使ってみるんじゃないの!

確かに、流行り言葉が出てくれば、誰もが使うものの、これらは一過性のトレンドワードに過ぎません。

本来は、自分が使わなかったり、知らなかった言葉を、その後、実際に使ってみて初めて、体得できるはずなのに、使わずにやり過ごしているのです。

難しい言葉を使うような印象があるためか、せっかく触れた新しい言葉を自分のものに吸収しきれていない人が増えているような気がします。

あんてる
あんてる
自分への戒めとして、海底より深く反省してます。なんとも中途半端なコメントですいません。

外国語を学ぶときも同様ですが、母国語の語彙力が減ると、やはり、乏しいコミュニケーションになりかねないのは事実です。

小学生や中学生の頃の方が、言語化力が高かったかもしれない

『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』に出てくるテクニックの数々は、実は、小中学校の国語の授業で習ったものばかり。

オノマトペも、比喩も、比較も、習った記憶はありますし、教科書に出てきたり、習ったばかりの言葉を無理やり、会話や日記でも使おうと意識していたような気がします。

今の自分よりも、当時の子どもだった自分の方が、言語化力が高かったとしたら、ものすごく残念な気持ちになりますが、ブログを書いていても感じる言語化力の劣化問題は、現代日本人に広く広がっている現象なのだと思います。

思考力や提案力など、しっかりと脳を使って考えるためには、言語化力は不可欠です。

SNSや短い言葉のやり取りが増えたことで、パターン化したフレーズを繰り返しているうちに、短縮された略語ではなく、辞書に載っている言葉が非日常語になりかけている危機的状況を生んでいます。

相手に伝えるために、自らの言語化力を高めるしかない

うまく言葉にできない状態が続くと、相手に正しく伝えることができず、本質的なコミュニケーションは成り立ちません。

もちろん、伝える相手の言語化力も問題になりますが、まずは、自らの言語化力を高めるために、『「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全』の中で取り上げられたテクニックを身につける必要があります。

1日1つの言葉(単語)を身につけて、使えるように成長することは、幾つになっても大事なものだと腹落ちしました。

ChatGPTの壁打ち的な事例などは、大変参考になる一冊でした。

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投稿者プロフィール

安斎 輝夫
安斎 輝夫
【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。