コロナ禍で、オンラインのイベントやコミュニティによって、色々な方と繋がることができました。その中の一人、はなむー、こと、花村哲さんのお話をじっくり伺うために、サードプレイス・ラボに登壇してもらいました。
(2024年6月20日開催)
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コーチングが当たり前のコミュニケーションになる!
今回、花村さんに登壇をお願いしたきっかけは、オンライン上で話をしていた時に
学校の現場でコーチングをもっと深めたい
という一言が、ずっと自分の中で刺さっていたためです。
学校教育の現場では、教師・教員・教授と生徒・学生という関係性だけが重視されがちですが、学校を運営する側のメンバーもいれば、スクールカウンセラーなどの専門家も関わっています。
花村さんの学校の現場でコーチングを取り入れるとは、どんなことを考えているのかを知りたいという、ある意味、私のわがままで企画が決まりました。
自分ガタリのために、ライフヒストリーを話す
今回、自己紹介の延長として、花村さんは、ご自身のライフヒストリーをじっくりと話されました。
どんな子供で、どうやって過ごして、社会人になって、という誰もが語る自分の話。
ここまで丁寧に本人が話すことなんて、なかなかないので、じっくりと耳を傾けました。
当然ながら、良いことばかりではなく、もやもやとして苦しんでいた時期もあったのは言うまでもありません。
花村 哲さんのプロフィール
福岡県飯塚市生まれ
中高一貫校→九州大学法学部卒
筑紫女学園大学(31年目)
家族(妻一人/娘・息子は大卒後、社会人)
法人全般→企画・広報→総務・ガバナンス
今でも中四国~沖縄 年間約200校を営業💦
大学広報→キャリア講話100回、対話10,000名以上
大学認証評価(第三者評価)評価員
GCS(銀座コーチングスクール)プロフェッショナルコーチ
Yell(エール)株式会社 認定サポーター
大学の広報活動なのに、学生や保護者に学校の話をしない!
経歴を見ても分かる通り、大学の職員として、受験生を増やし、学生を確保するのが役割なのが当然です。
超一流校を除けば、学校の存在、特徴などをアピールする機会がないと、なかなか知ってもらえない以上、学校訪問もイベントも数多くこなしてきた花村さん
ところが、個別ブースなどで話すときは、学校パンフレットやホームページに書かれているようなことは一切話をしないと言うのです。
相手の好きなことや思いを理解するために、聞き続けていくことを大事にし、どんな人間になりたいのか、仕事を考えているのか、を語るまで聞き出すという方法だと言います。
それって、役割としてどうなんだろうと一瞬、思いますよね。
自分たちの魅力を短時間で伝えるべきなのに、相手のことを聞き出すこと、その上で、理解を示そうとする態度。
対話を重視する、花村さんらしさが伝わってきます。
コロナ禍で新しいつながりを広げた!
さらに、花村さんは、コロナ禍の影響を受けつつ、自ら発信をしたり、気になるオンラインの企画に参加するようになったそうです。
あの時、何もできずに気分が落ち込んだり、とにかく、動画コンテンツを消費するだけだった多くの人たちと比べると、アクティブです。
今まで全く知り合う機会がなかった人、世界と触れ合うようになり、面白いと感じたことで、自らが、クローズドなコミュニティのようなものを作り、対談ライブ配信などを行なっていきます。
私は、その姿を見て、ひたすら聞き役に徹する姿は、「笑っていいとも」のタモリさん以上だと感じたのです。
相手に話しやすい雰囲気を与えて、どんどん、中にあるものを吐き出すようにすることで、深い話、コアな部分を聞き出せているのです。
きっと、この方法こそが、花村さんが学んできたコーチングの実践に違いないと感じました。
コーチングが職業でなくていい、当たり前になればいい
お話のスライドの最後に、コーチングは職業でなくてもいい、特別なことでなくて、日常化すればいいんだというメッセージに共感できました。
コーチングがビジネスを含めて広がっているのは事実です。
ただ、まだ認知度も理解度も高くありません。
一定のコストを支払っても得られるものが明確にわかりにくいので、躊躇する気持ちもわかります。
花村さんは、テクニックは日常のコミュニケーションの中で活用すればいいというスタンスなのです。
相手のことをじっくり聞いてあげれば、いつの間にか、思いもよらぬことを話してくれている。
まるで、魔術師のようではありますが、尋問や詰問をするのではなく、相手に話しやすいさ、深層心理的な部分にまで辿り着かせて、言語化して話をしてもらう。
究極の「自分ガタリ」が存在しており、その結果、一人一人が生きた人生が歩めるという考え方は、花村さん自身が掴み切った世界観です。
▲当日のアーカイブ動画です。お時間がある時に見ていただきたいです。
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投稿者プロフィール
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【サードプレイス】ブロガー 、安斎輝夫。長年サラリーマンとして家庭と職場だけの生活に疑問を持ち、2017年から「サードプレイス」を研究・実践し、人と人をつなぐコネクターな存在になろうと決める。
Expand your life with energy and support. というミッションを定めて、人生を一緒に拡張していける仲間を増やすために活動を展開。月1回のリアルなイベント「サードプレイス・ラボ」の運営するリーダー(主宰者)。また、6人で執筆する、週刊「仲間と一緒にワクワクしながら、大人が本当の夢を叶える!サードプレイス・メルマガ」(まぐまぐ)の編集長。Facebookページおよびグループの「サードプレイス・ラボ」も運営中。